本日、お昼ご飯を食べながら読者さんが送って下さった
月刊誌「中央公論」をパラパラと読んでおりました。
その中で、知事の舛添君と消滅都市で名を挙げた増田君の対談が
あって、中々に読ませる内容でした。
人間、歳をとると生まれた時の方言に戻るそうです。
ですから、ジジババになって介護される場合は、
同じ方言を喋る人のお世話になるのが最適なのだそうです。
「ふーん、そうかいなあ」と妙に納得。
私は普段、「ヒョージュンゴ」と呼ばれるこの野蛮な
アクセントの言葉を話しておりますが、
京都に行くと「京ことば」という実に雅やかな語調の
美しき日本語を自由自在に操っています。
ですから、私が80歳位になって要介護認定を受けたら
ぜひ「京ことば」を話す介護士やヘルパーさんのお世話になりたいもの。
でも、京都で完璧な「京ことば」を話せるのは、
今や舞妓さんと芸妓さんだけになっているのではないですか。
ですから、ぜひそのどちらかにお世話になりたいものです、なんて。
ヨタ話はそれくらいにして、またもや香港で「榊淳司」が
露出をしてしまいました。
ひと月ほど前に、20代前半と思われる非常に美しい香港の
新聞記者さんが取材にやってきました。
実に楽しいインタビューのひと時を過ごしました。
写真はもちろん、動画も撮っていただきました。
彼女、その前にやってきたテレビ局の通訳よりも
かなり完成度の高い日本語を操っていましたね。
彼氏が日本人と香港人のハーフなんですって。
だからかどうか、日本語を熱心に勉強したみたいです。
まあ、どーでもいい話ですが。
それで、彼女の所属する香港の民主系広東語紙「蘋果日報」に
私のインタビュー記事が掲載されたのでしょう。
そこのサイトには、私の動画まで出ています。
その中で、私は「中国人と日本人はマナーが違う」とか
「中国人の買ったマンションは資産価値が下がる」的な
発言をする日本人のちょっと意地悪評論家として紹介されています。
あの映像の編集の仕方に、どことなく悪意を感じますね(笑)。
まあ、香港人といえども大きく言えばチャイニーズです。
同胞を悪く言われて快くは思わないでしょうから、当然。
まあ、それはいいのですが、自分の動画を見るのは嫌です。
ちょっと前に盛んに自分の動画を撮ったことがあります。
でも、嫌になります。
私は男前でもなければ、歯並びもよくありません。
この歳になるまで表情の作り方など考えてきませんでした。
なのに、若い頃はなぜ女性にモテたのか不思議ではありますが(笑)。
まあ、こんなこともどーでもいい話ですね。
せいぜい20分ほどしか露出しないテレビのナマだったら
それなりに緊張感をもちますから、ヘンな顔はしません。
でも、かなりの美人を相手に2時間近くのロングインタビュー。
きっとユルユルの表情をしていたのでしょうね。自己嫌悪。
さて、ここのところメディアの露出が多くなりました。
現在発売中の週刊文春と週刊ポストに私のコメントが出ています。
NEWSポストセブンというサイトには、私が書いた記事が出ています。
また、もうすぐ某ネットメディアでの連載も始まります。
露出するのも大切な仕事ですから、まあそれはそれでよいこと。
ところが、私の足元であるマンション市場では静かな変化が起きています。
それは「都心の空洞化」ともいうべき現象。
山手線の内側で、販売中の新築マンションが急減少しています。
タワーマンションは、ほとんどが売れてしまいました。
まあ、こんなことは今までにありませんでしたね。
バブルもここにきて新しい段階に入っています。
逆に、近郊エリアでは供給が増えている感じがします。
ところが、近郊になると買い手はほぼ実需ですから
都心ほどスピーディには売れていませんね。
まあ「ボチボチ」という感じでしょうか。
郊外に行くと、まったくの不振。売れていません。
それにしても、かなりイレギュラー。不健全です。
この先どうなるのか、よく見えません。
中国は共産党が必死で市場崩壊を防ぎ、
ギリシャでは国民投票を裏切る国会の議決がなされたのに、
東京のマンション市場は依然として一寸先は闇。
この夏、何が起こるのでしょうか?
怖いもの見たさの楽しみが出来ました。
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まろたんさん、こんにちは。
暑い一日、アクセクと現調してきました。
戻って来て飲むビールのうまいこと。
そこで下重さんのエッセイを読みました。
この年代の日本女性には、こういう肝の据わった人が多いですね。
曾野綾子さんに、櫻井よし子さん、そして下重さんですか。
私の亡母も同じくらいですが、もう完全に俗人ですわ(笑)。
いつでも「死ぬる覚悟」というのは、武家の習いの基本。
できていそうで、中々できていないことを最近悟りました。
自分一個の人生なんぞはとうに諦めています。
こんなもの、いつでも捨ててやるいと思っていました。
しかし、引きずるものがあると怖気づきます。
あれもこれもと考えるとキリがありません。
まあ、みなさん未整理のまま逝ってしまうのでしょうね。
この夏はそんなことを考え乍らアクセク過ごしています。
しかし、人間というものはネが俗物ですな。
そして、むき出しの俗物ほど醜いものも有馬温泉。
それではまた、ごきげんよう。 榊淳司
2015/07/20 18:27 | by Sakaki Atsushi榊さま。
> 顔は人生。
ココ・シャネルですか。
深い。名言ですな。
古今東西・老若男女。普遍の定理ですね。
お送りしました雑誌について、ひとことだけ。
下重暁子さんの「私の老い支度」なる一文。
このテーマで、私はいろんな人の書き物を読みましたが。
「秀逸」です。
短い文章ですが、うーん、と考えさせられました。
濃い。が、しかし重すぎない。
下重さんの人柄でしょうか。到達点でしょうか。
1936年生まれ。オントシ80歳ですと。
P156から、4ページほどです。
気まぐれに、ご一読を推奨。
ただ榊さまの年齢では、時期尚早かも知れませんが。
ごきげんよう。
2015/07/18 20:54 | by まろたんまろたんさん、こんにちは。
コウノイチロウ君のご尊顔、見つけました。
アハハ、と言う感じですね。
人間、心が自然に顔に出ます。
卑しい根性やドロドロの嫉妬、狡猾なたくらみを
心に抱きながら生きていると、
もれなく「悪相」「貧相」という罰を受けますね。
40過ぎて卑しい顔相を首に載せている、
天罰を晒しながら歩いているようなものですね。
親に貰った身体でも、顔だけは自分で変えられます。
ココ・シャネルが言ったように、顔は「人生」。
いやはや、このドタバタはどこへ行きつくやら。
日本人として、情けない。
それではまた。 ごきげんよう 榊淳司
雑誌、読んでいます。 おもしろいです。
2015/07/18 13:51 | by Sakaki Atsushi榊さま。
今回の国立競技場建設の一件。そのメイン・プレイヤー。
モリ・ヨシロウ。
アンドウ・タダオ。
コウノ・イチロウ。
それぞれ、お三方の「ご尊顔」をネットで拝見致しました。
総じて言えば「暗い」。
特に「コウノ・イチロウ」なる御仁。
JOCの重鎮らしいのですが、そのご尊顔たるや、ただただ「暗い」。
そのむかし、よく言われた「ネクラ顔」そのもの。
東京医科歯科出の医者・69才とありますが。
総じて、ニッポンの医者は「暗い」ご尊顔をお持ち。
少なくとも欧米の医者と、えらい違う。
このご尊顔を評して、
「ゴクドー」になり損ねた「チンピー」と言う人がいますが、
その人相の悪さたるや、ニンゲン国宝級ですな。
そのむかし、
「四〇過ぎたら、ニンゲンの顔は履歴書」
と喝破した、インテリがおいででしたが。
過去・現在・未来。
私の親戚・友人・知人に「チンピー」はおりません。
幸いにも。
まとまりなく、つれずれに。
ごきげんよう。
2015/07/17 21:11 | by まろたんRSS feed for comments on this post.