誰も知らないことで起きた2つの大騒ぎ。
その一は「安保法案」の三文ドタバタ劇。
なんなのでしょうね、アレは。
ドタバタ劇の会場は、主に国会の中と外。
国会内では参議院議員の先生方がつかみ合ったり叩いたり。
挙句のはては女性議員を並べて「触るな、セクハラだ」。
最後は山本太郎君の「なんちゃって牛歩」ですか。
あの夜の国会中継を見ていて、もっとも面白がったのは誰でしょう?
それはきっと、衆議院議員の代議士先生たちだと思いますよ。
「こっちは『軽く』済ましておいてよかった」なんて。
ひょっとしたら「60日ルール」で、自分たちが
あのドタバタ劇をやらされていたかもしれません。
「ああ、よかった。よかった」というのが代議士先生方の本音。
ただ、あの目立ちたがりの辻本清美先生あたりはきっと
「くやしー! こっちでやってくれればもっと暴れてやったのに」
なんて地団太を踏んでいるかもしれませんが。
バカバカしいのは国会の外も同じ。
あそこで太鼓を鳴らし、拡声器で怒鳴っている連中たちは
自分たちのことを何だと思っているのでしょうか?
「政治に目覚めた若者たち」なんてチヤホヤされて
かなりいい気になっていませんか。あのデモの参加者を
名付けるとすれば「山本太郎みたいにバカな仲間たち」。
何人集まったか知りませんが、一人でも今回の2つの法案である
「我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律」
「国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律」
を最初から最後まで読んだのでしょうか?
自分の目で読んで、アタマで考えて、その上で賛成か反対かを決めて、
その後にデモに参加しているのでしょうか?
まあ、そんな奴は見た限り一人もいなさそうでした。
この法案を最初から最後まで読めばわかりますが
いったいどこに「徴兵制を実施」とか「戦争を行う」と書いてありますか?
特に、「徴兵制反対」なんて徴兵制の「徴」の字もありゃしない。
なのに街頭では小さな子供を連れたお母さんが
「この子を戦場に送りたくないので」なんて真顔で答えています。
「私は法案を読まずに先導されているだけのバカな母親です」
と言っているのも同じなんですよ。かなり恥ずかしいことだと思います。
その画像、残しておいて30年後も見ましょうね。
その子が本当に戦場に送られたのか、それとも
ロクでもない人生を送っているのか「結果」を出せばどうですか?
「戦争を行う」とか「戦争法案」なんていう主張も意味不明。
法案にはひとことも「戦争に参加」なんて文言はありません。
それどころか「戦争」の二文字さえ入っていません。
この2法案を、ものすごーくカンタンに言ってしまうと、
自分たちの保護下にある日本人や友好国の国民、
あるいは日本の安全保障にかかわる友好国や
アメリカ軍を守っている際に、
「職務を妨害する行為の排除のためやむを得ない必要があると認める相当の理由があるときは、その事態に応じ合理的に必要と判断される限度で武器を使用することができる」
と書いてあるだけです。
これって、アッタリマエではありませんか。
武器を持っているのに、悪党どものなすが儘を
ぼおっと見ていることはない。戦いましょう、ということ。
逆に、今までの自衛隊はそういうアッタリマエのことさえできませんでした。
その元凶が日本国憲法なのです。
日米安全保障条約は、アメリカが日本を「一方的」に
守らなければならないとされています。
日本を守ってくれるアメリカ軍を守るために、
自衛隊は武器を使用できないのです。
それもこれも、日本国憲法が非常識だから。
安倍君の悲願は、いうまでもなく憲法改正。
しかし、こういうただの「常識化法案」でさえ
あれだけもめて、大騒ぎです。憲法だったらもっと大変。
日本に「山本太郎みたいにバカな仲間たち」がいる限り、
安倍さんの憲法改正の道はかなり険しそうです。
誰も知らないことで起きたもう一つの騒ぎ。
ラグビーW杯でジャパンが南アフリカを撃破!
何とも嬉しいことではありませんか。
あの最後のプレーには涙が出そうになりましたね。
PG入れると引き分け。それも真正面のPG。
時間は残りワンプレー。失敗したら負け。
勝算は1割もなかったでしょう。
しかし、サムライたちは勝利の栄誉を掴むために、
あえてスクラムからの攻撃を選択。そしてトライ。
あの一報がもたらされるまで、私はラグビーW杯なんてノーマーク。
イギリスで開催されていることさえ知りませんでした。
4年後に日本で開催されることは、何となくしっていましたが・・・
「こんな弱い国でやってどうするの?」という感じ。
そもそもラグビーは大好きなスポーツです。
プレー経験はほとんどなし。もっぱら観る方です。
私の同志社大学での4年間は、あの平尾・大八木時代。
大八木君が中学英語さえ読めないと知っていても、
彼らはわが校の誇り高きヒーローたちでした。
その後、彼らの多くは
神戸製鋼に行って念願の日本一を獲りました。
あの頃は一生懸命ラグビーを観ていましたね。
しかし、あのオールブラックスへの大敗で気持ちが冷めました。
それは、その他大勢のラグビーファンも同じでしょう。
1995年の大会で17対145のボロ負け。
プロと高校生の試合みたいでしたから。
しかし、苦節20年。すごいですね。
五郎丸君、ひと晩で大スターになってしまいました。
気を引き締めて次の試合に臨んでほしいものです。
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まろたんさん、こんにちは。
あの森君は早稲田のラグビー部を数か月で退部だそうで。
あれはラガーとは認められませんな。
マツオはすごい。
同志社が新日鉄に釜石に勝てませんでした。
森君はただのゴミ。
しかし明日のスコットランド戦は視聴率40%でしょうか。
テレビ局は大儲けです。
まあ、世間は世間。
たおやかな休日。健やかにお過ごしを。
ごきげんよう 榊淳司
2015/09/22 13:19 | by Sakaki Atsushi榊さま。
連休なかびの秋の空。
すこーし前のこと、タミ草はよく言っておりました。
「スイマセンですみゃー、あんた、ケイサツは要らんぞ」
と。
「戦争ハンターイですみゃー、あんた、軍隊は要らんぞ」
> 幾つになっても、甘えんぼー。
> 借金しょったら、かくれんぼー。(笑)
我がニッポン国政府、1千兆円を超える借金しょって、
まさか、そのうち「忘れんぼー」でっか!
「国の借金の殆どは、国民のお金ですから。ハイ」
だから、ナンだって言うんだよ。オッサン!(笑)
我がニッポン国は、先進国・G7のメンバー。
今のところ。ですよね。
敗戦後、焼け跡、徒手空拳、はだかイッカン。
わずか数十年で、ひともうらやむ先進経済大国。
だれがキバったと思っているのでしょうか。
少なくとも、ヤマモトタローでは、ないぞ。
シールズなんか、シルカーズ。
チトくるしいか。(笑)
あ、ラグビーのハナシですが。
むかーし、仕事で大阪へ向かう新幹線のグリーン車中のこと。
そろそろ大阪駅。
降りるかいなーと、座席から立ち上がろうと中腰になり、ふと前を見ると、
同じように立ち上がろうとして振り返った男と、瞬間的に眼があった。
真近に見た、真っ黒い顔にギョロ眼。
なんと、あのマツオでしたわ。
さすがにラガーマン。精悍な面構え。
サラリーマンにはいないね。あの手のかお。
ふるーい、思い出話でした。
ところで。
ラグビーと言えば、あの元ソーリ・モリじっちゃん。
あーあ。あれがー。
むかーしのラガーマンだって。
あーあ。あの顔で、あの声で・・・。
連休なかびの、秋の空。
冷えたカンビールを、ひとり、プシュ。
ごきげんよう。
2015/09/22 11:41 | by まろたん井上@打浦橋@上海さん、こんばんは。
コメントをありがとうございます。
スカイズは単体として素晴らしいマンションですよ。
私もそれを認めるにやぶさかではありません。
でも、10年後には坪単価150万円かもしれません。
まあ、そんなことで対立しても仕方がないので、置いておきましょう。
中国人がそういった連中であることは良く理解しているつもりです。
中にはいい人もいっぱいいますけれど。
今回の法案なんて「常識化」のレベルで、
ちっとも過激になっていません。
日本にはアレで大騒ぎしてしまう悪しき性情が脈々と息づいています。
「徐々に分ってくる」ほど楽観できません。
また、忌憚のないご意見をお待ちしています。
ごきげんよう 榊淳司
2015/09/22 01:02 | by Sakaki Atsushi榊さん、どうも。
先週なのかなSKYZが坪単価355万円で売れたそうです。
私は榊さんの見方とは正反対でSKYZは暫くは値を上げて行くものと見ています。
いや、今後も有望と見ています。なんせ魅力一杯ですから・・。
中国人が目を付けた物件は確実に上がるのです。
ドバイでもカナダでもそう・・。
まあ。その話は置いといて・・
いや、いや、バカかと思いましたよ。
なんで、今回の法案が、子供が戦争にとか、徴兵制になってしまうとかに
なってしまうの・・・妄想以外の何物でもない。
今回の法案の本質は、中国から脅威に対抗するものなのです。
私、なんだかんだ中国に関わって20年。
中国人も、中国も貪欲なのです。
中国人、皆さん、垣根が低くて人懐っこくて、イイ人多いのは、大いに分かってるんですが、
ドンドンこちらに土足で踏み込んでくるところがあるんです。
そして一たび、カネやモノが絡んでくると絶対負けない。
こっちが無防備でいるとドンドン攻めてくる。
勿論、中国という国家もそう・・・チベットもウィグルも自分の物にした。
今はフィリピンの南沙諸島も・・・いずれ尖閣、そして沖縄までも・・
それに対抗するには、今回の法案は絶対通さないといけないのです。
まあ、どうなんでしょうかね、あの朝日系の見方は・・・バカですよ、全く・・・
まだ、朝日系に影響され世論は反対勢力が強いですが、徐々に分かってくるものと見ています。
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