婚活女子のお役に立つ榊です

「テレビを見たよ」とか「聞いたよ、ラジオ」という
電話がしょっちゅうかかってくるようになりました。
めんどくさいので「売れっ子ですから」と答えておきます。
瞬間的に売れっ子になっているのも事実です。
テレビの生放送スタジオへのお座敷はかかりませんが。
まあ、瞬間風速ですからいずれ収まります。
そうすれば、また平穏な日常に戻るのでしょう。

で、あの横浜のマンションの話題を取り上げたほうが、
みなさん喜んでくれたり、読んでくれることは分っています。
今日も「ミスターX氏の関与は41物件」なんて情報が出ていました。
でもね、気持ち的には辟易しています。
一日に同じようなことを3回以上は喋っていますから。

今日の話題は、久々に「あと200冊の読書日記」。
いやはや、捧腹絶倒に面白かった本をご紹介しましょう。
「崖っぷち女子が年収1000万円超の男性と結婚する方法 (単行本)/三笠書房」

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これ、私が今年読んだ中ではベスト10に入りますね。
アラフォーの女子が年収1千万円以上の独身男性と
結婚に持っていくためのノウハウがギッシリと書かれています。
年収1千万円の独身男子って、0.4%しかいないんですってね。
確率250分の1。杭未達のマンションを買うよりも確率低いはず。

「おいおい、榊さんよ、なにをトチ狂っているの?」
なーんて声が聞こえてきそうですね。
この前は南シナ海米中軍事衝突を話題にしていたのに、
今日はアラフォー崖っぷち女子の婚活話ですか? みたいな。

だいたい私は50代の既婚男子。アラフォーの崖っぷち女子なら
何人か知っていますが、仕事以上の何かを彼女たちに求めていません(笑)。
私はモテないタイプではないと自分で思いますが、
結婚後はそちらの能力は封殺しています。
たまにこじ開けようとする女子がいないではないですが、
私の貞操は硬いのです(笑)。

それでは、どうしてアラフォー崖っぷち女子向けの、
全ページピンクの模様に彩られた本を読んで喜んでいるのか?
答えはカンタンですね。著者にいただいたから。
「ひろん」さんという人気ブロガー。婚活コンサルタント。
アラフォー世代の魅力的な女性。
先日、かわいい「娘ちゃん」と優しそうなご主人を伴って
当事務所にマンション購入の相談にお見えになりました。

相談も終わりかけの頃、「そういえば本を書いていらっしゃるのでしたよね」。
予めメールでそう知らされていたのでお尋ねしてみました。
それで、「これなんですけど」と出してくださったのが、この本。
話を聞いているとやたら面白くて、思わず「サインしてください」。
そのサインのところを画像でお見せしたかったのですが、
今日取材にやってきた某テレビ局のディレクターに
「これってネタになるんじゃない」と貸してしまいました。

ひろんさんは1年ほど前から私のブログの読者さんだそうです。
彼女曰く「アラフォー崖っぷち女子は榊さんのブログを読むべき」だと。
なぜでしょう? 婚活がうまくいったらマンションを買うため?
ノー、ノー、ノー。そうではなくて「脱線」を読むべき、だそうです。

高学歴男子は政治経済の話題についてこられる女子を好むそうです。
まあ、それは当たり前と言えば当たり前。
そういう話になった時、ついていくために私のブログが役立つとか。
「榊さんほど時事ネタを分りやすく書いている人はいない」
うーん、大変なお褒めのお言葉。うれしいなあ。
でも、実のところ私は表面的なことしか見ていないから、
オープン情報で自分なりの解釈や考えを書いているだけですけどね。

前にも書きましたが、セミナーや相談でお会いする方の多くが
「脱線が面白いから、もっと書いて下さい」とおっしゃってくれます。
私としては、とっても嬉しい励ましです。
だから、どんどん脱線しています。自分でも楽しいし。
でも、それが婚活崖っぷちアラフォー女子のお役に立つとは・・・
世の中、何がどう転ぶか分りませんね(笑)。

しかし、この本の面白さは、「むき出しのリアリティ」です。
「稼ぐ男と結婚したい」というのは女子の本音でしょう。
しかもアラフォーになったら焦りまくっているのもわかります。
ただ、普通は目の色変えて男を漁っている姿は人に見せられないもの。
焦っている、という心も見透かされたくないはずですね。
現に、そういうことを剥き出しにしている女子をほとんど知りません。
そこを何の躊躇いもなくズバッとさらけ出して自らの体験談、
そして得られたノウハウを臆面もなく披歴しているリアリティに脱帽。

ひろんさん、私が会った女子の中でも極めて高い能力をお持ちです。
ほんの2時間ほどお話ししただけで、そのことをありありと感じました。
つまり、私としてはビジネスのパートナーになりたい相手です。
ただ、女子としてはあり得ないほど合理主義者とお見受けしました。
だから、頼りになるけれどこちらへの要求も高そうです。
それは、この本を読まれれば感じていただけるはず。

私のブログの読者さんでアラフォー崖っぷち女子は多分、
10%もいらっしゃらないと思います。
もしよろしければ、読んで見られればいかがですか。
また、彼女のブログも中々楽しいですよ。
まあ、私はそう度々読みに行くことはないと思いますが(笑)。

ここのところ有料相談が続いていて、色々な方が来られます。
不動産投資家、大手出版社社員、婚活コンサルタント、
バリのキャリアウーマン、大学の先生・・・・・
有料相談は、まったく「油断できない」相手ばかりなんですよ(笑)。
しかも、最初は職業が分らずにマンションの話ばかりします。
和んだところで、「実は・・・」となって仰天。
最初から「・・テレビ」とか「週刊・・」と名乗って
取材に来るメディアの方々のほうが、よほど安心ですね(笑)。

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2015/10/23 0:36 Comments (7)

7 Comments

先生の政界進出を首を長くしてお待ちしております。
立候補時には、資金的な面でもご協力させて頂きます。

2015/10/26 18:01 | by あずき

まろたんさん、こんばんは。

1億総スケベー。いいですね。

しかし安倍君、実はたいしたことはやっていない。
特に経済政策は「なーんも」の世界。
その割には無風。
今後の注目は消費税ですね。

それではまた。 ごきげんよう  榊淳司

2015/10/23 21:13 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

安倍晋三閣下曰わく。

「一億、総活躍」と。御意。

で、小市民は、のたまう。

「一億、総スケベー」(笑)

ま、良い時代ですわ。

で、安倍晋三閣下の「御尊顔」。にくめない。

そして「攻めにくい」。

おぼっちゃまくん。ですね。(笑)

イシバ・アソウ。おお、なにそれ!

今宵は、このへんで。

ご自愛。ご養生。

ごきげんよう。

2015/10/23 21:02 | by まろたん

まろたんさん、こんにちは。

世の中の9割は貧民ビジネスではないですか?
就活はかなりまっとう。
婚活はちょっと臆面になるのを
堂々とビジネスにしているところが受けるのでしょう。

しかし、日本の由緒正しきお見合いを復活させるべきですね。
恋愛とお見合い、離婚率は前者の方が高そうな。
ついさいきん、親しくしているお金持ちのご子息が
それこそ「名家」のお嬢様とお見合いでご婚約。

上流な人たちには恋愛なんぞ庶民の遊びに見えているのかも。
そんなことを考えながら、目の前の雑事を片付けています。
よろしければ1530分頃にTBSラジオをつけてみてください。

ごきげんよう 榊淳司

2015/10/23 15:10 | by Sakaki Atsushi

まろたんさん、こんにちは。

円はインチキなのですが、それ以上に人民元やドルはインチキだと思います。
だから、私は藤巻氏に賛成しかねますね。
そんなこと言うなら、金がいちばん。
でなければ、港区の不動産。
ましかし、庶民の私には無縁。
貧乏ヒマ無しで稼ぐしかありません。

とりあえずは、ごきげんよう。 榊淳司

2015/10/23 15:06 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

今回いっかいポッキリ、の腹切りサービス。

「婚活・就活・・・以下同文」って、もろ「貧民ビジネス」なのに、
この手の連中って、そうは考えないのかなあ。(笑)
おいしいお客様ですね。

「幾つになっても、甘えんぼう」

いっかいポッキリ、の腹切りサービスでした。

ごきげんよう。

2015/10/23 14:02 | by まろたん

榊さま。

> 崖っぷちアラフォー女・・・。

ですか。
西原理恵子なる漫画家がいます。
数年前、或る雑誌で、この手の女について、
こんなことをのたまっておりました。

「酷なこと言うようだけど、もう遅いんじゃない」と。

つまり「崖っぷち」じゃなくて、もう「落下してる」と。(笑)
ま、団塊男の出る幕ではありませんが。

さて。
かのミスターフジマキこと藤巻健史さんの新刊。
「国も企業も個人も、今はドルを買え!」読了。

ニッポン財政は、今や「崖っぷち」だと。そして、
もはや、このまま「落下するしかない」と。
で「ドルを買え」となるわけですね。

「落下の日」について、こう書かれています。(以下、引用)

Xデーが来るのは遠い先のことではなく、
来年でも不思議はありません。
間違っても、東京オリンピックの2020までは大丈夫、
などと高をくくっている場合ではないのです。
(引用おわり)

ご自分のことを「オオカミ爺さん」とも書かれておりますから。(笑)
でも、この一文、首都圏直下についても当てはましますね。こわ。
ま「これから先は、神の領域」ですから。

> ひとに好かれて、いい子になって、
> 落ちてゆくときゃ、ひとりじゃないか。

往生際こそ。うらみっこナシ。

ごきげんよう。

2015/10/23 01:46 | by まろたん

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