本当に「自分らしい」住まいとは?

新聞、雑誌やテレビ等、マスコミの方とお話していて、
何が面白いかというと、彼らの持っている豊富な情報。
我々一般人が知りえないネタをたくさんご存知です。
政治や経済の「奥深い」ところはさておき、
「エエッ」と驚くのはゴシップ。
芸能関係のネタもいろいろ教えてもらいましたが、
そもそも私は年に10時間くらいしか能動的にテレビを見ません。
それも、年末年始に集中していて、この2ヶ月くらいはゼロ。
だから、「誰が芸能人なのか」という基本的なところが分からない(笑)。
ただ、政治家や評論家なら、並み程度には知っています。
最近、意外だったのは活躍中のとある経済系女性評論家。
「中々聡明で、美人」と思っていたら、実態はゼンゼン。
お付き合いのある某編集者がおっしゃるには、
「最近は売れてきたので、スタイリストなんか付けていますが・・・」
その先は「ヒエー」といいたくなる内容。
イメージがガタガタと崩れてしまいました。

人は見かけによりません。
マンションは、もっと見かけによりません。
私が自著である「年収200万円からのマイホーム戦略」の中で
紹介している「ある比較」をここでご披露しましょう。

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例えば、東京近郊で販売されている3500万円の新築マンション。そのごく近隣で、ほぼ同じ広さ・条件の築10年の中古マンションを探すと、2300万円くらいで見つけられたりします。しかし、これに1000万円をかけて「自分流」にリノベーションしたとします。費用は総額3300万円。それでも、新築よりも200万円も低コストです。

 新築3500万円 Vs.  リノベーション3300万円

 どちらがよいでしょう?
 もちろん、これは価値観の問題。
 新築信仰のマインドコントロールから抜け切れない方は「3300万円でも中古は中古」と考えるでしょう。
 私はそうは思いません。
 だいたい、リノベーションに1000万円もかけると、どんなことが出来るかご存知ですか?
 まず、表面的な価値だけのことを申し上げましょう。
新築で3500万円のマンションで採用されているすべての内装材、水周り、建具よりも、軽く2ランクくらいグレードの高いものを使えます。フローリングなら無垢材。壁・天井はすべて自然素材。建具や、水まわりのキッチン・バスルーム・洗面・トイレも、ご自身で好きなメーカーから好きな製品を選べます。
次に、何よりも「自分が住みたいイメージ」を、かなりのレベルまで実現できます。間取りレイアウトは言うにおよばず、インテリアや装飾なども、自由自在。
新築3500万円なら、マンションデベお仕着せの一見ピカピカだけれども安物の素材と設備。リノベーション3300万円は、鉄筋コンクリートの躯体こそ10年選手ですが、他はすべて新品で、しかもデザインも設備も上質な「自分仕様」。
どちらがチープで、どちらがリッチでしょう?
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みなさんは、どう思われますか?
人間というものは、知らず知らずの内に既成概念に縛られます。
気が付かない内に、様々なマインドコントロールにはまるのです。

小さい時には「大人の言っていること」は無条件に受け入れていましたね。
でも、自分が大人になると、彼らの言っていることが
かなり「いい加減」だったことに気付きます。

私は幸いというか・・・・幼い頃から「日教組」という
かなりいかがわしい「大人」たちが回りにウジャウジャいたおかげで、
既成の「権威」を常に疑う習性を身に付けてしまいました。
こういう性格は、よくいう言葉で「天邪鬼(あまのじゃく)」。
日教組君たちからは「ひねくれ者」といわれていました。
これって、今から思えばスゲー「勲章」だな、と。

この「年収200万円からのマイホーム戦略」では、
こういう住まいに関するみなさんの既成概念やマインドコントロールを
ひっくり返すネタを豊富に仕込んであります。
前にも書きましたが、年収が500万円でも1000万円を超えていても
ご自身の「マイホーム戦略」をガラリと変えてしまうかもしれません。
まあ、騙されたと思って読んでください。
決して騙しはしませんから。


2010/3/19 13:36 Comments (0)

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