人間というのは「そうであって欲しい」という願望を
現実だと思いたがる悲しいクセがあります。
これって、往々にして大きな失敗につながりますね。
現実は現実であって、自分の願望とは異なります。
例えば、左巻きの方は「安倍政権は国民の信頼を失っている」
という自分たちの願望が現実だと思い込んでいます。
でも、実際には支持率が回復しつつあります。
韓国人は「日本人は世界中で嫌われている」と信じ切っています。
でも、現実として世界中で嫌がられているのは韓国人。
まあ、もっと卑近な例で言えば自分が嫌っている誰かを
「アイツはみんなから嫌われている」と思い込んでいるのに、
実際に嫌われているのは自分だったり、なんてよくある話。
他人の悪口を言いまくっている人は特に要注意。
嫌われるタイプというのは、その手のお方が多いものです。
で・・・私はと言うと、これが天然の唯我独尊。
基本的に、他人が自分をどう考えているのか気にしません。
それは「犯罪者」だとか「詐欺師」と誤解されれば腹が立ちます。
でも「バカ」だ「チョン」だといわれる分には全然平気。
誰に何といわれようと「俺はエライ」と思い込めるタイプ。
その点、こういう無邪気なノーテンキでいられる遺伝子に感謝。
他人を恨んだり妬んだりすることもほとんどありません。
世の中で自分がいちばんエライのですから、他人はどーでもいい。
でも、ときどきどう考えても「こりゃかなわん」というお方に
出会った場合は速攻で兜を脱いでしまいます。
だって、叶わないものは叶わないわけでして、
そこで無駄な抵抗をしても仕方ありません。
まあ、何年かに一度しかありませんけれど。
こういう生き方は、子どもの頃からあまり変わっていません。
私は運動も勉強もあまりできる方ではなかったと記憶しています。
ここ3年で、2回ほど小学校の同窓会に出ました。
連絡ができる同年卒業生全員に声をかけたようです。
それでも4クラスあったのに参加者は30人くらいですか。
楽しいですね。もう、お互いに50過ぎのオジサン、オバサン。
女の子はよほど特徴的な容貌でない限り
「誰が誰やらわからん」状態。男はさして変わりませんね(笑)。
意外なことに、私は割合みなさんの記憶に強く残っていたようです。
まあ、目立たない方ではなかったけれど、
少なくともリーダータイプではありませんでした。
昔も今も「悪知恵のデパート」を自認しています。
誰かに「なんかおもろいことないか」と聞かれれば
「よっしゃ。・・・・を・・・・して・・・・しょうや」
と、たちまちのうちに悪知恵を出します。
でもまあ、私の能力はそこまで。
実際にすばしこくやってのけるのは、悪仲間たち。
「千原(本名)はムードメイカーやったからなあ」
へえ、そうなんかい、と思いました。
自分ではそんなつもりは全然ありませんでしたが。
もう、遠い彼方の出来事ばかり。
それでみな、「千原は賢かったからなあ」と言ってくれます。
通知表の成績はいつも散々でした。どの先生とも喧嘩していたので。
でもまあ、記憶は記録よりも強烈なのかもしれません。
「悪知恵のデパート」であった記憶が残っているのかも。
卒業して41年もたってみれば、現実は現実として受け容れます。
「アイツは俺よりアホやったのに」という感情は生まれません。
みんなまあ、それなりの人生を送っているようです。
だいたい、同窓会に出てくること自体が悪くない証拠です。
だから楽しいのでしょうね。
まあ、仕事の自慢をする輩もいます。
「ほう、すごいなあ」と余裕のよっちゃんで聞いて差し上げます。
でもまあ、それも性格。「こいつはこうやったわ」なんて。
もちろん、私は聞かれもしない限り自分のことは喋りません。
私は世界一エライのですが、現実の社会ではそうでないので。
自慢できるようなことはほとんどありません。
「テレビによく出ている」というのはエバれることではないのです。
この歳になると、人生の夢や希望は彼方に去って、
現実との折り合いをつけるものだと思っています。
同窓会の面々もそんな風に見えました。
でも、仕事の自慢をしている奴だけは違いましたけれど(笑)。
人間というのは、つくづく「見たくないものは見ない」生き物ですね。
見たくない自分のいやらしい面も見ない。自覚しない。
あるいは、自分のビジネスノウハウがとっくに腐っているのに、
そのことに気付こうとしない。あるいは気づきたくない。
子どもの頃に読んだゴルゴ13の中で盛んに出てきた
「奴は自分を客観的に見られる男だ」というセリフの意味が
30年もたってから理解できるというこの現実(笑)。
今年は「自分を客観的に見られない男」たちの
悲しい現実をたくさん見たような気がします。
何年か先に、自分がそうならないようにありたいもの。
さて、資産価値レポートの更新情報です。
中野区総集編を最新情報化しました。
先日事務所にこられた面談の相談者が、
「中野というのは都心ですか?」という鋭いご質問。
私の答えは「JR中野駅の近くは都心扱いです」。
まあ、東中野駅と中野坂上駅の徒歩3分以内も都心扱い。
それ以外の中野区は「近郊」に区分します。
まあ、こんなのほとんど個人的な価値観ですけど。
物件の動きは鈍いですね。
新しくは行ったのは1物件。
数日後に発信するメルマガで取り上げるのも1物件です。
■サンウッド東中野、■シティハウス笹塚レジデンス、■ザ・パークハウス 中野タワー、■グランドメゾン中野南レジデンス、■プレシス中野氷川町、■グローリオ高円寺、■ベルジェンド新中野レジデンス
バリ島への不動産見学ツアーを公式に開催します。
時期は2016年の2月頃です。まだ、正式な日程は未定。
みなさん、ご希望があれば「お問い合わせ」からお知らせください。
ほぼ再考することが決定しました。
●日程:2016年2月から3月頃
●宿泊:1泊78ドル程度でプール付きヴィレジのヴィラをご用意できます。お二人でも同額。現地精算。
●費用:現地で不動産見学1日2万円(車、ガソリン代、運転手などの実費です)
●航空便:各自でご手配ください。直行だとガルーダのみ。8から9万円。
乗り継ぎだと、韓国や台湾、シンガポールなどがあります。やや割安。
●送迎:不動産ツアーに参加していただく場合、空港への送迎は無料です。
●榊淳司:みなさんの不動産ツアーに同行します。お嫌でなければお昼と晩御飯をご一緒します。費用は割り勘。
●現地での銀行口座開設:1口座3万円の手数料で承ります。
●その他、観光やエンタテイメント等のご要望があれば現地スタッフが可能な限りご希望に沿う努力をします。
こんな具合です。日程は参加者の皆さんの希望を優先するつもりです。
ですので、まずお知らせください。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
購読料 1ヵ月 1,590円※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから 次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください
ミスターTさん
大変興味深く読ませていただきました。
ありがとうございます。
この高橋さんは、毎週金曜日に夕刊フジにコラムが出ます。
私と同じ連載日なので、毎週必ず読んでいます。
大蔵省出身。実に辛辣に古巣を批判。
データもしっかりしているので信頼できる方です。
しかし、ここまで明解に書かれたケースを知りませんでした。
ありがとうございます。
榊淳司
2015/12/29 15:30 | by Sakaki Atsushi面白そうな記事があったのでコメしました。
「日本の借金1000兆円」はやっぱりウソでした~それどころか…なんと2016年、財政再建は実質完了してしまう!この国のバランスシートを徹底分析
gendai.ismedia.jp/articles/-/47156
まろたんさん、こんにちは。
なんか、韓国も焦ってきたみたいですね。
しかし、へんな妥協をしたら支持率が下がるので
安倍君も下手は撃たんと思うのですが・・・
世の中、妙に平穏ですね。
こういうの、面白くありません(笑)。
今年は東芝や杭工事偽装、五輪マークなど
社会のインチキが際立ちました。
韓国や中国を笑えなくなったニッポン。
何とも情けないでは有馬温泉。
来年はピシっと言ってほしいですね。
何とも締まりのない年末。
それではまた。 ごきげんよう 榊淳司
2015/12/28 12:51 | by Sakaki Atsushi榊さま。
報道から見る限り、なんという「ドタバタ」。
はい。日韓の慰安婦問題の交渉のことです。
安倍晋三は「年内解決をめざす」とのこと。
年内を文字通り受け取りますと、残り僅か「4日」ですよ。
本年のどん詰まりに、突如の「ドタバタ」。
バックに「米国あり」との論評も耳にします。
それは否定出来ませんが、なにも「どん詰まり」に。
という点が、すっきりしませんね。
日本の外交は「ひよわ。おさない」。
北朝鮮の「拉致問題」も行き詰まっているようす。
「なに、いちびってんのか」
と悪態のひとつも言いたくなりますわ。
ひとつは「ひと」でしょう。
つまり「外交官」そのひとそのもの、です。
詰まるところ、外交官のそのひとが「値踏み」される世界かと。
結局「人選」から建て直さねば、と思います。
幕末期、維新を成し遂げたのは、
そもそも名もない「若手の下級武士」でしたね。
今、そして、この先の日本は「どんな時代」なのか?
少なくとも「先例を倣って」やっていれば良しとする、
和気あいあいたる時代では、ないでしょう。
「ひとは石垣、ひとは城」と古来申します。
「ひと・ひと・ひと」です。
「ひとに始まり、ひとに終わる」。
この先の日本、人口が減るからタイヘーンと、
間抜けズラこいて、単細胞は騒いでおりますが、
「ドタマカズ」では、ないでしょう。(笑)
ズバリ「抜擢人事」ですよ。
乱世を生き抜くには、万人がどよめくような。
「ひとり抜擢すると、百人くさる」との格言がある、
日本人の最もニガテとする「ワザ」ですがね。(笑)
ご多忙中、失礼しました。
ごきげんよう。
まろたんさん、こんにちは。
変わりませんね、人間の本性は。
何かあったといえばあるし、ないといえばない。
いつも思うのですが、トラブルの発端はいつも相手方です。
まあ、相手方も同じように言うのでしょうけれど(笑)。
ただ、こっちから喧嘩を売ることはありません。絶対に。
トラブルが好きなわけではないので。
しかし、確かに変なのが多いですね。
ウンザリします。
今年もいろいろありました。
来年もいろいろあるでしょう。
持つべき友は医者と弁護士と不動産屋。
まあ、これで乗り切るしかありません。
ごきげんよう 榊淳司
2015/12/27 13:07 | by Sakaki Atsushi榊さま。
古来、
「三つ子のたましい、ひゃくまで」
と言われます。また、
「彼はむかしの、彼ならず」
とも言いますね。
これって、どういうこと?
私見ですが。
「たましい」はカンオケまで。
「むかしの彼」なるものは「表相」であって、
変わりうるもの。ですが、
「たましい」は「実相」であり「ひゃくまで」と。
ああ、ややこしい。
簡単に言いましょう。
ニンゲンは「変わらん」し「変われない」と思う。
66年の我が身を顧みて、そんな思いが強いですわ。
すこーし、哀しいような、ほっとするような。
「たましい」なるもの。
私流に言いかえますと「血」です。
生まれいずるとき、否、母の胎内に宿るときより、
ドクドクと脈打ち流れ続けている、真っ赤な「血」です。
この「血」こそが「たましい」では有馬温泉。
ですから、こんなもん、変わらんし、変えられないもの。
と、私は観念し、安堵しております。
それはともかく。
なんかあったんでしょうか?
「望まぬことで、身にふる火の粉は、はらわねば・・・云々」
というようなことが書いてありましたが?
きょうび、変なのが激増していますからね。
くれぐれも、御身大事に。
きょうは、私は、たまっている本と書類の整理に励みます。
ではでは。
ごきげんよう。
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