北朝鮮が水爆実験ですか。
日経平均も下げていますね。
サウジがイランと断交。
ホントにイヤーな感じになってきました。
2016年、波乱の幕開けですね。
今、世界の秩序は音を立ててガラガラと崩れだしています。
それぞれの国が、好き勝手に我欲を追及しているのです。
ちょっと前に比べて抑制が効かなくなってきていますね。
原因は「世界の警察官」がいなくなったことが大きいと思います。
アメリカの力が弱った、という人がいます。
それは違いますね。
単純にオバマ君が優柔不断なだけです。
イランの核開発に対して断固たる対応をしていれば、
こういった混乱の多くは防げたはずです。
今年はアメリカの大統領選挙があります。
野次馬的にはこんなに面白いイベントはありません。
しかし、これまで以上に「分かりにくい」構図です。
ヒラリー対ブッシュ弟、というのが当初の下馬評でした。
しかし、現状でヒラリーは民主党のトップですが、
共和党は未だにトランプ君が首位。どうなっているの?
まあ、誰になってもオバマ君よりかはマシな外交を期待します。
私は、アメリカの力が弱まったとは思いません。
様々な点で、アメリは未だに世界最強であり、ダントツです。
中国がこのまま経済成長を続ければ、GDPでアメリカを追い抜く
という現実は確かにあります。
中国の人口は約13億人、アメリカは3億人。
それを考えれば、ありえる事象だと思います。
しかし、規模が大きくなったからと言って、
それで世界のリーダーになれるかというと、そこはやや疑問。
ヨーロッパの国々、とりわけドイツとイギリスは中国に媚びています。
あの大きな市場が魅力なのでしょう。
おバカなことだと思います。そんなにカネが大事ですか?
先日、久しぶりに「普遍性」という言葉を聞きました。
英語ではuniversalityと書きます。
分かりやすく言えば、世界のどこにでも通じる善良なる法則、モノ。
アメリカにはこれがあって、中国にはありません。
まあ、アメリカにある、というのはちょっと贔屓目ですね(笑)。
誤解の無いように言っておくと、私は決してアメリカ好きではありません。
どちらかというと、アメリカ嫌いかもしれません。
でも、好きなところも結構あります。ハリウッド映画とか。
嫌いな部分は独善的であったり、ご都合主義が過ぎるやり方。
左巻きの知人が何人かいて、飲む機会もあります。
そういう時の平和な話題は「アメリカの悪口」。
ここだけは見事に共通していますね(笑)。
ただ、アメリカの掲げる「自由と民主主義」には
どうにも反対のしようがないところがあります。
中国が何を言っても、これには叶わないでしょう。
彼らには、そのどちらもないのですから。
「自由と民主主義」は、今のところ普遍性があります。
人類はこれ以上にマシなイデオロギーを生み出していません。
しかし「自由と民主主義」が曲がりなりにも存在するのは、
アメリカと西欧、オセアニア、そして日本くらいではないですか。
人口にすればせいぜい10億人。世界規模なら数分の1.
これまでの世界は「自由と民主主義」の卸元である
アメリカが仕切ってきました。
ただ「自由と民主主義」には普遍性がありますが、
世界のどこでもうまくいくとは限らないシステムです。
国民の知的水準が高まらないと機能しません。
それでも、アメリカは努力してきました。
例えば、息子ブッシュはイラク戦争を仕掛けました。
イラクを占領して、民主主義を根付かせようとしました。
占領政策はマッカーサーが行った対日占領を理想としたそうな。
アホかいな、の世界ですね。
日本は、アメリカに負ける前から基本的に民主主義国家でした。
ペリーがやってきたときの識字率は9割を超えていた国。
明治維新からわずか38年で日本海海戦をやってのけた民族です。
日本とイラクが同じ、と考えた時点で間違っています。
お題目の「自由と民主主義」さえ掲げれば、
イラク人が靡くと思ったのでしょうか?
結果的に、イラク占領は大失敗でした。
オバマ君は、息子ブッシュの失敗を糧に大統領になりました。
だから「極力他国には介入しない」という方針です。
その結果、今のように世界は乱れに乱れています。
これも「アホかいな」の世界ですね。
「自由と民主主義」には普遍性がありますが、
それは西欧社会の価値観が浸透している国にしか通じません。
そういうエリアは、欧米と日本だけです。
そこのところを現実的に弁えていれば、も少しマシに対応できたはず。
オバマ君は理想主義者です。
理想主義者が国家の指導者になると、危険です。
例えば、ヒットラーも理想主義者でした。
彼は理想を追求するためにユダヤ人を殲滅しようとしました。
オバマ君は「中国人は話せばわかる」と考えました。
その結果、中国は「何をやってもいい」と誤解しました。
そしてフィリピンやベトナムは領土を奪われました。
日本には「憲法9条を守れば平和でいられる」と考える
おバカな理想主義者がたくさんいて困っています。
その結果、日本も領土や自由を奪われる可能性があります。
世界には秩序があった方が平和は保たれます。
1945年以後、世界の秩序を支えてきたのはアメリカ。
朝鮮やベトナム、イラク、アフガニスタンに軍隊を派遣し、
直接国益にかかわることのない戦争を行ってきたのは、
アメリカが「自由と民主主義」を掲げる警察官だったから。
オバマ君が「アメリカは世界の警察官をやめる」と宣言した途端、
世界の秩序ははっきりと瓦解を始めたのです。
日本は覚悟せねばなりません。
今まで通りにアメリカを頼りにできない、と考えるべきでしょう。
しかし、当面はアメリカが世界最強であること変わりなし。
日米同盟を堅持しつつ、国を守る力を高めるべきです。
そのための大きな一歩は、憲法改正です。
ただ、これには非常な困難がともないます。
日本にはおバカな理想主義者が多すぎますから。
中国が尖閣諸島を武力占領でもしてくれれば、
多くの国民が覚醒すると思うのですが、
連中もそこまでバカでなさそうですね。やや残念(笑)。
さて、資産価値レポートの更新情報です。
「東京の大規模マンション」を最新情報化しました。
郊外の大規模マンションは、あまり売れていませんね。
そして、やたらと住友不動産が多くなりました。
2015年の1位も住友さんではないでしょうか。
市場に逆らうあの会社がのすことは、歓迎できません。
ただし、今回ばかりは致命的になる可能性が高いと思います。
2016年、都心の局地バブルは崩壊するはずですから。
■アトラス調布、■オーベルグランディオ吉祥寺Ⅱ、■グランドメゾン仙川、■クレストガーデンレジデンス、■クレストシティ木場、■ザ・パークハウス 花小金井ガーデン、■ザ・パークハウス 千歳烏山グローリオ、■ザ・パークハウス 船堀、■ザ・ブルームテラス、■ジオ多摩センター、■シティテラス荻窪、■シティテラス吉祥寺南、■シティテラス国立、■シティテラス杉並方南町、■シティテラス大森西、■シティテラス東陽町、■シティテラス品川イースト、■シティテラス平井、■スカイティアラ、■パークプレミアム メイツ西新井、■パークホームズ調布桜堤通り、■パークホームズ八王子、■パークホームズ板橋蓮根、■パークホームズ立川、■(仮称)ひばりが丘大規模環境創造型プロジェクト、■ファインシティ王子神谷リバー&フォレスト、■プラウドシティ阿佐ヶ谷、■プラウドシティ加賀学園通り、■プラウドシティ仙川、■プラウドシティ大田六郷、■プラウドシティ南山、■ブランズシティ久が原、■ブランズシティ世田谷中町、■ブランズシティ品川勝島、■Brillia City(ブリリアシティ)石神井台、■プレミスト高尾サクラシティ、■ベルコリーヌ南大沢 5-6、■武蔵野富士見 ザ・レジデンス、■(仮称)レーベン多摩センター
バリ島への不動産見学ツアーを公式に開催します。
時期は2016年の2月頃です。まだ、正式な日程は未定。
みなさん、ご希望があれば「お問い合わせ」からお知らせください。
ほぼ再考することが決定しました。
●日程:2016年2月から3月頃
●宿泊:1泊78ドル程度でプール付きヴィレジのヴィラをご用意できます。お二人でも同額。現地精算。
●費用:現地で不動産見学1日2万円(車、ガソリン代、運転手などの実費です)
●航空便:各自でご手配ください。直行だとガルーダのみ。8から9万円。
乗り継ぎだと、韓国や台湾、シンガポールなどがあります。やや割安。
●送迎:不動産ツアーに参加していただく場合、空港への送迎は無料です。
●榊淳司:みなさんの不動産ツアーに同行します。お嫌でなければお昼と晩御飯をご一緒します。費用は割り勘。
●現地での銀行口座開設:1口座3万円の手数料で承ります。
●その他、観光やエンタテイメント等のご要望があれば現地スタッフが可能な限りご希望に沿う努力をします。
こんな具合です。日程は参加者の皆さんの希望を優先するつもりです。
ですので、まずお知らせください。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
購読料 1ヵ月 1,590円※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから 次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください
まろたんさん、こんばんは。
いただいた雑誌を読み終えました。
面白いですね。でも、今月号がちと毒が薄かったけれど。
その内、私のところに執筆依頼がこんかいな、と。
そしたら、通常原稿料+1年分無料でどぎつい原稿書くのに。
今日もいっぱい原稿書きました。
1万字くらいですね。ワードのカウントで。
5時間、丸々費やしました。
次の連休明けるまでこのペースで書いて1丁あがり。
終ったと思ったら、次も始まります。
そいでもって連載まで増えそうで。
あきまへんわ。
先生方は「新年会やろうよ」と言ってくるし。
おまけに事務所の引っ越しまでありますねん。
こんなに忙しい1月も珍しい。
来年の正月はどうなっていることやら。
では、お神酒に酔って退場します。
ごきげんよう。 榊淳司
2016/01/06 23:31 | by Sakaki Atsushi榊さま。
どこのどなたの、お言葉か。
「理想と現実」と。
「大人と子ども」と言い替え出来るかもね。
そうなんです。
このあたりのこと、深く考えると、
ニンゲンやってるのがイヤになっちゃいそうで、
ま、ほどほどに飛ばしちゃいましょうか。(笑)
思うんですわ。
「甘いなあー」って。
いやいや「ぜんざい・おしるこ」の話じゃなくてね。
やっぱ「甘いなあー」って。
どいつもこいつも。おっと、おいらもね。(笑)
えーと。今もですが、ずーと。
我がニッポン列島にですよ。
「5万人の米国の将兵がおる」と。
もち、物見遊山じゃないですよ。(笑)
日米安保条約がおますからね。
だからーね。
日本国は「平和」なんですよ。
だからーね。
「虚構の平和」なーんて言う御仁がおる。
自衛隊がおるから平和だなーんて、メルヘンだよねー。
自衛隊って、今や「失対事業」なんですよ。
失業対策のための公共事業です。
年間・5兆円だそうで。
これは生活保護費と、ほぼ同額。
榊さま。
おっしゃる通りです。
日本国に暮らすニッポン人は、
今も昔も、ずっと「平和」。
ですよねー。
米軍5万の将兵に守られてねー。
みんな、よかったねー。
で、ずっと、このまま続くと思い込んでいる。
人生、カンチガイで、よかったねー。(笑)
みんなでカンチガイすれば、カンチガイじゃなくなるもんね。
それはともかく。
今日も、おいしいお神酒がいただけて、
「よかったねー」(笑)
あの、小澤一郎曰わく。
「うちの連中、バカばっかり」
あーあ。
カンパイ!(笑)
ともあれ養生、第一。
ごきげんよう。
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