私は10代の頃によく「若年寄」と呼ばれました。
ガキのくせに大人みたいなことをほざいていたのです。
20代になると、だいたい実年齢より上に見られました。
27歳の時に独立して自分の会社を作り
28、9の時はブリブリ稼いで、遊んでいました。
その頃、取引先に「社長は半歳ですか?」と聞かれて
「29歳です」とか答えると「若い!」と驚かれて、
その後、必ず向うが不機嫌になります。不思議でした。
まあ、30代の半ばに見えたのでしょうね。
それなりの偉そうなことを喋っていましたから(笑)。
今から思えば、それは嫉妬ですね。
「こいつ、こんな若いのに偉そうなこと言って儲けてやがる」
2年に一度、きっかりと税務調査を受けていたのはそのせい?
当時は、他人の嫉妬なんて全然気にしていませんでした。
「それは仕事できないカスが勝手に思っていること」
くらいにしか考えていませんでした。
まあ、今でも大して変わりませんが(笑)。
そんなことよりも、歳をとってくるとだんだんと
外見が老けなくなってきました。
同年代のオッサンたちの方がよほどに老けています。
この歳になって体型は標準に戻り、頭はフサフサでほぼ黒。
顔もサラリーマンではないので、ゴマすり色ゼロ。
口を開けば偉そうなこと言いそうな顔しています。
実際には、見かけ以上に偉そうなことを言います(笑)。
しかし、体力はもう圧倒的に老人に近づいています。
50代のオッサンと言うのは、若さに未練を持っている派と
私のように気にしない派に分かれるようです。
まだ女にモテようなんて考えているオッサンは、
一生懸命若作りをします。まず外見、そして着る物。
さらに、体力維持のためにジムに通ったりします。
私は、ぜーんぜん気にしません。年相応で十分。
なのに、同窓会を見渡しても、みんな私以上に外見がオッサン。
私よりも若く見えたのは一人くらいしかいませんでしたね。
思うに、サラリーマンは老けるのが早い。
気を使うところが多過ぎるのでしょう。
しかし、私はもともと体力がないので、中身は同級生より老けているはず。
というのは、この2日ほど引っ越しの作業を行っていました。
もう重たいものを持つのは危険なので、ひたすら荷造りと荷ほどき。
それだけでもクタクタになります。
「ワシもあと20年ほどで死ぬのか・・・」
ここ1年ほど、そんなことを考えています。
場合によってはもう少し早く死ぬかもしれませんね。
毎日お神酒をたくさんいただいていますので(笑)。
まあ、人生に未練なんてないのですが、死ぬことがだんだん
現実に近づくというのは、ちょっと怖いですね。
体力が衰えて、昔は平気だったことがだんだん負担になります。
人間に文明というものがなく、野生のサルのままだったら
私はすでに寿命に達しているはずです。
冷房や暖房、食糧生産、衣類、そして医療があるから生きています。
野生動物であれば、死んでいてもおかしくない年齢が今。
それを考えると、文明社会と言うのは不思議。
ヒラリー・クリントンなんて、69歳なのにこれから
アメリカの大統領になろうと毎日笑顔を振りまいていますね。
しかし、もう引っ越しなんてしたくありません。
もともと大嫌いなのに、あの大震災のおかげでイヤイヤ引っ越し。
大家さんにはいっぱい悪知恵を授けたのですが・・・・
そして、荷物の多さにめげました。
7年前よりも自分の体力が落ちていることも自覚。
老朽化したマンションの建て替えに反対する高齢者の
お気持ちが少しは分ったような気がします。
引越しに忙殺されているのと、依頼原稿に追われているのと、
時ならぬ広告の仕事をこなしているのと・・・
いろいろ重なってレポートの更新が遅れ気味です。
同時にメルマガの発信もやや滞っています。
2014年暮れの忘年会以来、オフィシャルな読者参加の
事務所飲み会も開けておりません。
それぞれお待ちいただいているみなさま、申し訳ございません。
もう少しで追いつこうと思っていますので、
どうかどうか、今少しのご猶予をくださいませ。
さて、またぞろお招きの講演をすることになりました。
昨年の6月に呼んでいただいたアルティメット総研さんが、
こんどは私、三銃士のひとりになりました。
すわ、ダルタニアンか、なんて。
参加無料です。ぜひみなさん、お越しください。
2016年2月27日(土)13:30から。場所は東京国際フォーラムです。
大友 健右社長、建築ジャーナリスト・岩山 健一さんとの
「トークバトル」も楽しみです。お申し込みは以下のリンクから。
ところで、2月11日の祝日に、いつものバリ島不動産セミナーを開きます。
少人数開催です。現在、参加予定者2名。
セミナー終了後は、軽く飲み会を開きます。
どうぞみなさん、お気軽にご参加ください。
2月下旬から3月、私が同行する「バリ島不動産視察ツアー」を催行予定。
そのスケジュール調整も、セミナーの参加者さんと行う予定です。
バリ島への不動産見学ツアーを公式に開催します。
時期は2016年の2月頃です。まだ、正式な日程は未定。
みなさん、ご希望があれば「お問い合わせ」からお知らせください。
ほぼ再考することが決定しました。
●日程:2016年2月から3月頃
●宿泊:1泊78ドル程度でプール付きヴィレジのヴィラをご用意できます。お二人でも同額。現地精算。
●費用:現地で不動産見学1日2万円(車、ガソリン代、運転手などの実費です)
●航空便:各自でご手配ください。直行だとガルーダのみ。8から9万円。
乗り継ぎだと、韓国や台湾、シンガポールなどがあります。やや割安。
●送迎:不動産ツアーに参加していただく場合、空港への送迎は無料です。
●榊淳司:みなさんの不動産ツアーに同行します。お嫌でなければお昼と晩御飯をご一緒します。費用は割り勘。
●現地での銀行口座開設:1口座3万円の手数料で承ります。
●その他、観光やエンタテイメント等のご要望があれば現地スタッフが可能な限りご希望に沿う努力をします。
こんな具合です。日程は参加者の皆さんの希望を優先するつもりです。
ですので、まずお知らせください。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
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かなざわさん、こんばんは。
バリ島での両替もそういう感じですね。
両替所によってレートの違いはあります。
中国は為替を管理しているつもりですが、
結局市場には勝てません。
大量のドルで人民元を買い支えるなんて、
所詮は自分の首を絞めているだけですね。
いつかは清算しなければいけません。
どうなることやら。
それではまた。ごきげんよう 榊淳司
2016/01/22 22:37 | by Sakaki Atsushi榊さまが中国経済の減速に言及してましたが、昨日、テレビでも話題になってました。
中国国内で人民元にたいする不信感が強くなっていて、人民元をドルやユーロに換える人たちがいっぱいいるそうで、そのままだと人民元が暴落してしまうから、中央銀行が介入せざるをえなくて、ドルを売って人民元を買い支えているという。
つまり外貨準備高がものすごい勢いで下がっているそうです。
半年で5千億ドル、ピーク時から6600億ドル下がっているそうです。
というような話を聞いて、「あらまぁ、私も換えなきゃ」と新宿に行ったついでに、両替しました。
ここからがビックリなのですが、私は、とあるチケット屋さんで換えました。6500元が、10万6千15円でした。
レートは16.31
そのあとで駅に向う途中、立派なビルの中にある、とてもきちんとした感じの両替所のレートが見えました。
CNY 14.71
えっ!?
違いすぎだろう?ほんまかいな?
と疑問だったので、立ち寄って、聞いてしまいました。
結論から言いますと、そこで両替したら、
6500元は、9万5千615円でした。
1割違うって、違いすぎだろう!?
怖くなって、「贋札じゃないよね」と不安になってしまったので、思わず近くの銀行に飛び込んで、
「新札にしてほしいのですが」
無事、新札にかわりましたから大丈夫です。
ソウルに行くと、「両替所のベストテン」とかランキングになって、どこで換えるのが得だというのがあったりして、面白かったですが、まぁ、日本でもこんなに違うなんて、思わなかったです。
2016/01/22 11:54 | by かなざわまろたんさん、こんにちは。
長老ですか・・・腹を抱えて笑いました。
上には上がいるものですね。
入っていたビルが古くて、取り潰すことになったのですよ。
一生懸命大家さんを説得したのですが、叶わず。
私のコンサルに従っていれば何億円も儲けられたのに・・・
なんて、どうなさるかは存じませんが。
新しい事務所は快適ですよ。
先ほど、まろたんさんのアドレスにも送っておきました。
しかし、めんどくさいですね、引越し。大嫌い。
まろたんさんも、もうすぐですね。
どうぞ、なるべく手抜きでなさってください(笑)
ではまた。 ごきげんよう 榊淳司
2016/01/21 18:18 | by Sakaki Atsushi榊さま。
一般論としての突っ込みを、以下。
ワシ、もうトシやねん、と言うひとほど、余裕アリ。
カネ、ないねん、と言うひとほど、余裕アリ。
以下、何でも同じかいな。だから、省略。
榊さま。まだまだ、余裕綽々かと。(笑)
ま、それはともかく。
事務所移転。お疲れさまでした。
そりゃ、疲れまっせ。それなりに。
どんなご事情での移転か、詳細は不明ですが、
「人生、万事塞翁が馬」と言います。
「心機一転」
身も心も「まっさら」で。
まっさらになれるなんて、青春やんかー。(笑)
こんな言葉を言う人あり。
「置かれた所で、咲きなさい」
うーん。これ、これ、この言葉。
若造のときだったら、反発したかもなあー。
榊さま。
「若年寄り」でしたか。
私なんぞ「長老」でしたよ。
二十代にして。長老と呼ばれておりました。
なら、はよー、年金、欲しかった!(笑)
ま。
「日々好日」
お天道さまは、公平ですわ。
ごきげんよう。
2016/01/21 17:11 | by まろたんRSS feed for comments on this post.