アメリカの大統領選挙で私の言いたいこと

最近、私の周辺がなーんかバタバタしています。
実は、今日は早朝から某キー局の番組で、某マンションについて
あーのこーのと知ったようなコメントをほざく予定でした。
ところが昨日の昼過ぎに「このテーマの尺が無くなりましたので」
とドタキャンになってしまったのです。
その局からの連絡の様子が、なんかそわそわして浮足立っていました。

まあ、早起きは苦手なのでホっとしました。
それで今朝はいつものお気楽モードで朝寝。
起きてみたら「清原が覚せい剤で逮捕」のニュースで大騒ぎ。
「ははん、これが入ったからかいな」と納得。
それはあのキヨハラが逮捕されたのにケチなマンションについて
うじゃうじゃとやっているワケにはまいりませんわな。

いつもの通り事務所に出てきてチマチマと仕事をしていました。
そしたら、今まで縁のなかった某スポーツ紙から電話。
「清原が逮捕された件はご存知かと思いますが・・・」
ワシと何の関係があるんやろ、と思ったら
「そこのマンションが、いわゆるウィークリーだったようでして・・・」
おお、そうかいな、とビックリ。

それにしても、ここのところちょっと事件がなかったので
「それじゃあ、あのマンションの件でもやるか」という具合で、
私のところにもメディアさんからの問い合わせやコメント取りが
チラホラと増えていたのですが、清原には叶いませんぜ。
これでまた、しばらくは静かに仕事ができるというものですよ。
ここのところルーティンワークが遅れているので、
少しは静かにほっておいて欲しいなあ、なんて贅沢ですか。

まあ、世間に大事件が起こっていればマンション関連の話題なんて
2の次3の次になってしまいます。地味ですから。
だから、テレビで私のむさくるしい顔を見てしまったら、
それは世の中がいかに平和かということですので、どうぞご容赦を。

さて、今日も盛大に脱線します。
テーマはアメリカの大統領選挙です。
昨日、アイオワの結果が出ました。
はっきりいって、そこからは何も読めません。
歴代「アイオワで勝った候補が最後まで勝つ」のがセオリー。
しかし、今回は共和党も民主党も接戦すぎて、なんとも・・・・

というのは、アイオワ州の場合は勝者が総取りではなく、按分。
つまり、クリントンとサンダースは引き分けみたいなものです。
トランプだって、まだまだ分かりません。
答えが出るのは3月1日のスーパーチューズデイ。

私はこの選挙を細かくフォローしていませんので、
池上彰さんみたいな解説は到底できませんが(笑)、
いちおう「こうなって欲しい」というのはあります。

まず、民主党か共和党かというと、そりゃもうリパブリカンですよ。
民主党の大統領は、オバマもそうですが日本に対して冷淡です。
クリントンの旦那の時代もそうでした。
古くは、日本を戦争に追い込んだフランクリン・ルーズベルトは民主党。
日露戦争で仲介の労を取ってくれたセオドア・ルーズベルトは共和党。
安倍君の爺さんである岸信介とめちゃめちゃ仲が良かった
アイゼンハワーも共和党。そのライバルのマッカーサーも共和党寄り。
中曽根元首相と「ロン・ヤス」関係だったレーガンも共和党。
小泉純一郎と「キャッチボール」をした息子ブッシュも共和党。

民主党の最近の大統領は、オバマにクリントン、ジミー・カーター。
このカーターが余計なことをしたおかげで、横田めぐみさんは捕らわれたまま。
その前はジョンソン、そしてジョン・F・ケネディですね。
あのいけ好かない駐日アメリカ大使の父親です。
このあたりも、日本にとって良かった感じはしません。

民主党というのは、伝統的に親中国な人が多いですね。
オバマ君の嫁はんであるミシェルなんて、大の中国好きで日本嫌い。
旦那を後ろで操縦して日本に冷たく、中国に甘くしたせいで、
習君はすっかり南シナ海を実効支配してしまいました。
あの嫁はん、クリントンみたいに近未来の大統領候補ですよ。
彼女には、何が何でも大統領にはなって欲しくありません。

また、民主党というのは日本風の言い方をするとサヨクです。
サンダースなんて、みずから「社会民主主義者」と名乗っています。
実のところ、アメリカ人のサヨクって、結構多いのです。
ほとんどが民主党に所属していて、一様に反日親中です。
その点、日本国内のサヨク君たちと考え方はよく似ています。
しかし、サンダースなんてのはとんでもない爺ですよ。
民主党にすら入れないほどのサヨク系理想主義です。
おまけにユダヤ人です。

ちょっとエクスキューズ。
私は反ユダヤ主義者でも、レイシストでもありません。
ただ、イスラエルという国は正義がなく、大勢のパレスティナ人を
殺し続けていることに強く憤っています。
そのイスラエルを存続させているのはアメリカであり、
かの国のユダヤ人が政策に強い影響を与えていることを危惧しています。
サンダースは、そんなユダヤ系アメリカ人のひとりであり、
コイツが大統領になれば無辜のパレスティナ人をホロコーストする
イスラエルに対してさらなる支援を行うでしょう。
その結果、ISが真正面からアメリカを敵にしたテロを仕掛けます。
世界はますます不安定になることが必定。
だから、コイツにも絶対に大統領になって欲しくありません。

しかし今の時代、みずから「社会主義者」と名乗るなんて
「私は時代遅れの理想主義者です」といっているようなものです。
あるいは、「私は能無し貧乏人の味方です」というアピールです。
どちらも、少し社会科学を勉強した現実主義者から見ると
「コイツは危険だな」という臭いをプンプンさせています。
しかし、日本でも、アメリカでも、そういうサヨクには寛容ですね。
オバマ君なんて、第1期に当選した時から「コイツ、ヤバそう」という
雰囲気をたっぷりと振りまいていましたね。

さて、大統領選挙の本戦は今年の11月です。
誰が当選するのかは、それまでのアメリカ内外の情勢次第です。
習君が今まで通りの夜郎自大ぶりを発揮してくれていれば、共和党有利。
あるいはISが暴れまわっていても共和党有利。
アメリカ国内の景気がスローダウンしても共和党有利。

つまり、このままいけばかなり共和党有利です。
それだけオバマ君が民主党のイメージを悪化させたわけです。
多分、彼はアメリカの歴史家から「史上最弱の大統領」と呼ばれるでしょう。
だから、普通にいけば共和党候補が当選する確率が大。
ところが、トランプが共和党の候補になると、民主党有利。
なぜなら、アメリカのノンポリインテリ層が
「あんな奴を大統領にすべきではない」と考えて投票に行くから。

だから、私としてはトランプだけには候補になって欲しくありません。
トランプでなければクルーズでもルビオでもOKです。
ブッシュ弟はもう目がないでしょうね。飽きられています。
クルーズかルビオ対クリントンなら、共和党勝利でしょう。
クリントンには「嫌われる」要素が多いのと、
メール問題でオバマ君が陰から足をすくう可能性があります。

しかし、アメリカの大統領選挙は面白いですね。
実質、8年に1度になりましたが、そこがまたいいですね。
8年間で国際社会は大きく変わっていますから。
8年前、日本はまだ世界で第2位の経済大国でした。
今は、ドイツに抜かれそうな3位に転落。

8年後は私も60歳を超えています。
日本はますます凋落しているでしょうね。
そして、中国は曲がりなりにも成長しているでしょう。
老人社会になった日本で、その主役になるなんて・・・
なんともありがたくない老後ですが、
まあ私らしく文句を言いつつ過ごしてまいりましょう。
それにしても、オバマ時代が早く終わって欲しい!

さて、アルティメット総研さんからお招きいただいている
2月27日(土)開催のセミナー。参加は無料です。
申込が殺到しているようです。
マジで締め切りになるかもしれません。
気になっている方は、お早めにお申し込みください。

建築・不動産業界 改革の三銃士、ここに見参!

 

ところで、2月11日の祝日に、いつものバリ島不動産セミナーを開きます。
少人数開催です。現在、参加予定者4名。
セミナー終了後は、軽く飲み会を開きます。
どうぞみなさん、お気軽にご参加ください。
2月下旬から3月、私が同行する「バリ島不動産視察ツアー」を催行予定。
そのスケジュール調整も、セミナーの参加者さんと行う予定です。

バリ島不動産セミナー開催
2月11日(祝・木) 午後6時10分より

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バリ島ツアー参加者募集 催行ほぼ決定

バリ島への不動産見学ツアーを公式に開催します。
時期は2016年の2月頃です。まだ、正式な日程は未定。
みなさん、ご希望があれば「お問い合わせ」からお知らせください。
ほぼ再考することが決定しました。
日程:2016年2月から3月頃
宿泊:1泊78ドル程度でプール付きヴィレジのヴィラをご用意できます。お二人でも同額。現地精算。
費用:現地で不動産見学1日2万円(車、ガソリン代、運転手などの実費です)
航空便:各自でご手配ください。直行だとガルーダのみ。8から9万円。
乗り継ぎだと、韓国や台湾、シンガポールなどがあります。やや割安。
送迎:不動産ツアーに参加していただく場合、空港への送迎は無料です。
榊淳司:みなさんの不動産ツアーに同行します。お嫌でなければお昼と晩御飯をご一緒します。費用は割り勘。
●現地での銀行口座開設:1口座3万円の手数料で承ります。
●その他、観光やエンタテイメント等のご要望があれば現地スタッフが可能な限りご希望に沿う努力をします。

こんな具合です。日程は参加者の皆さんの希望を優先するつもりです。
ですので、まずお知らせください。

「榊淳司のお奨めマンション速報」

購読料 1ヵ月 1,590
※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから  次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください

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2016/2/3 17:14 Comments (6)

6 Comments

まろたんさん、こんばんは。

地方の若者はすれていませんか。
最近、地方の若者には会っていませんね。
今日は京都の抜け目ないオジサンに会いましたが(笑)。

不動産世界に身を置くと、すれっからしが当たり前。
いけませんね。
ああ、純な若者に会いたい。
でも、罪悪感をもつかも、なんて。

明日を楽しみにしています。

ごきげんよう 榊淳司

2016/02/04 21:57 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

いつもいつも、年寄りのネゴト・タワゴトに、
お付き合いいただき、感謝・感謝ですわ。ほんと。

前回の書き込みは、途中でうっかり送信してしまい、
尻切れトンボになりました。面目なき次第。

さて。
「マージナルマン」と言いますね。
社会学で「周辺のひと」つまり「青年・若者たち」のこと。
いつの時代でも、青年・若者たちは「周辺」にいるもの。
で、周辺=地方から。と。

それはともかく、ひとつだけ聞いて下さい。

地方の若者たちは、中央・東京ほど「すれてない」。
これは、感じますね。
これって大事なことだと思います。
ま、あんまり「美化」し過ぎでもいけませんがね。

さてさて、明日は宜しくお願いします。
道中、お気をつけて。

ごきげんよう。

2016/02/04 16:35 | by まろたん

まろたんさん、こんにちは。

私、地方に住んだことがありません。
みやこの京都に22年、おしゃれな神戸に2年。
そのあとはずっと東京砂漠。
実は田舎が大好きです。
諸事情あって住めないだけ。

しかし、封建時代と違って地方から人材が出ますでしょうか?
20年ほど前、薩摩の古老が私に言いました。
「よかにせ(若者)はみな、西南戦争で死んだ。のこっとるのはカスばっかりじゃ」

今日は業界紙の主催で素敵な美女を交えて対談します。
明日は周防出身の同級生を交えて、メディアと会食。
なぜか、山口の人とは縁がある人生です。
地方の時代、を期待したいのですが、私はやや懐疑的。
マイルドヤンキーしか残っていないかも、という感覚ですね。

明日を楽しみにしています。

それではまた、ごきげんよう。 榊淳司

2016/02/04 14:07 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

> マンション・ポエムを、ウンヌン・・・と。

おっしゃる通り。
家庭・家族・ファミリー。
これってポエムに、ぴったり。
しやすい。なりやすい。

でもポエムなる家庭・家族があるからこそ、
シビアな世界を生きてゆける。のでは有馬温泉。
「昭和回帰」つまり「家族回帰」。
「自由」と「わがまま」を、はき違えた時代の「退場」。

これからの「若い人たち」は変わってゆくでしょう。
なぜなら。
それこそが「世代」ですから。

この先、私は「地方」に期待します。
ローカル。周辺です。
開国維新は「地方」薩長土肥からだったですよ。

我らニッポン。
この先しばらくは、じわじわと厳しい時代が来るでしょう。
でも、突破したその先、未来には良き時代がひらける。
その先には、おおいに期待できる。

2016/02/03 23:50 | by まろたん

まろたんさん、こんばんは。

イケダハヤトについてはよーしりませんが、
顔がいけませんな。
ペロっとした軽薄さと酷薄な感じがよろしからず。
まあ、他人のことはどーでもいいので、それ以上は興味なし。

あと、私は甲子園には冷ややかなもので
彼らのそれもまったく知りませんでしたなあ。
プロ野球は一時期見てました。
西武時代の清原が日本シリーズで巨人に勝つ瞬間、
ポロポロと涙を流していたシーンは覚えています。

しかしまあ、大騒ぎですね。
寺山氏も、私には縁遠い人間ですなあ。
あのノリも、何とも距離感を感じます。
リアリストなもので「文学」にも遠いかも。
といいながら、文学士ですけどね(笑)。
その昔、三田文学にも小説を寄稿しましたが・・・・

しかし、今は遠い昔の話。
マンションポエムを書き過ぎて嫌になりました(笑)。

もうお神酒の時間。ではまた。 ごきげんよう 榊淳司

2016/02/03 22:15 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

おお、おお。あの、キヨハラ。
思い出しますわ。甲子園。
高校生が集まって「蹴り合い」する。(笑)

キヨハラ・クワタ。
そうでした。
仕事なんぞ、そっちのけで観戦。
「ありがとう!。熱き青春を」(笑)

あれから幾年過ぎたのかー。
キヨハラ・クワタとて。
往年の吉永小百合さんと、おんなじ。
今や、困ったときのサユリスト。(笑)

あーあ、あのときの、あのひと。
そんな抱きしめたいくらい、懐かしい人びと。
やや、スマヌ。
ちょっとばかり文学しちゃった。かな。(笑)

最近、文学ならまだしも、
老若男女、ポエム・メルヘン流行り。
だ、そうなんですうー。
ま、時代でしょうかね。

突然ですが。
帰らざる1960年代。
鬼才・寺山修司のアジテーション。

「書を捨てよ。町に出よう!」

60年代。
町は貧しかったが、色気があった。

おお、おお、テラヤマよ。
今なら、どう、アジリまっか?
え!「アジるに値しない」でっかー。

> ありがとう!
> ありがとうなら、イモ虫はハタチ。
> ヘビは25で、嫁にいく。

これ。ご存知、トラさんの口上。(笑)

ま、この辺で。

ごきげんよう。

2016/02/03 21:30 | by まろたん

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