拙著を世間より5日早く、26円安く入手するには

マンション市場が、静かに冷えてきています。
都心の物件も、少し動きが鈍くなってきていますね。
まあ、これだけ高くなりましたから。
さらに、株価も年明けからこっち、ちょっと迷走気味。

最近、毎日のようにどこかのメディアから電話がかかって来て
コメントを要請されたり、実際に取材にも来られます。
テレビからの出演要請も多いのですが、
まあ3つに1つ実現するかどうかですね。
この前みたいに、オンエア前日に「清原逮捕」みたいなことがあると、
マンションの地味な話なんて完全にぶっとばされます。

原稿依頼もやたらと増えました。
時々、「あっ、もうすぐ締切だ」なんてこともあります。
レギュラーが夕刊フジだけだった頃は、まずなかった現象。
おまけに、こういう時に限ってマンションポエムも依頼が来ます。
ちょっとグロッキー気味な2016年ですね。
かといって、マンション市場が静かなので収入が増えるわけでもなく。

しかし、つくづく思うに、日本はお金持ちの国だなあ、と。
坪単価が400万円になっても600万円を超えても、
マンションを買う人がウジャウジャ湧いてきています。
確かに1600兆円などという途方もない個人の金融資産がある国。
首都圏の新築マンションを700年間買い占められますから。
数か月以内にぶっとぶ言われるドイツ銀行だって救えますよ。

お金と言うのは、あるところにあるもので、
集まるところには集まるようにできているみたいですね。
私の知る某お金持ちは、ここ数年の不動産転売で数億円を稼がれました。
時々「榊さん、この物件どう思う」とお尋ねがあります。
こちらが「こんないい物件、どこから探してきたのですか?」
と尋ねたくなるような優良案件ばかりです。

最近、私もバブルの波に乗って、物件を持ち歩いています。
私の経験上、私がこういうことを始めるとバブル終了の合図なのです。
まあ、それはいいとして(笑)。
そのお金持ちに持って行っても、見向きもされませんね。
どなたか買いませんか?
中央区で銀座線の駅から徒歩5分、NOI5%強で回る2.3憶のビル。

去年の夏ごろなら、あっという間に売れたはずです。
その頃、私は「社長、今は売り時だから、売りましょう」と、
わりあい熱心に勧めたのですが、首を縦に振らず。
今になって「榊さん、売ってくれる?」
ハイハイ、と持ち歩いているのですが、なかなか。

さて、このさきどうなるか道は2つに分かれています。
1月までは「今年はバブル崩壊」が、ほぼ見えていました。
しかし、またしても黒田君がサプライズをやってくれたでしょ。
「マイナス金利」なんて、まったく予想できませんでした。
歴代日銀総裁では、黒田君が一番掟破りですね。
きっと「バブルを膨らませた総裁」として名を残しますよ。

黒田君、今後はマイナス幅を広げる可能性があります。
もし、デンマークのように住宅ローンがマイナスになれば?
それはもう、しおれかけているバブルの花が甦ります。
それどころか、バブルに縁のなかった郊外や地方まで
住宅購入ブームが訪れるかもしれません。
そのかわり、経営に行き詰った銀行がいくつかぶっとぶ・・・

しかし、マイナス金利はものすごく不健全ですね。
お金の流れを逆にしてしまうわけですから、大混乱は必至。
今でも、銀行間のやりとりはちょっと混乱気味ですね。
こういうのはまさに「掟破り」ですよ。

そもそも、2014年10月の「黒田バズーガ2」も、私から見れば
「百害あって一利なし」のシロモノです。
景気はちっともよくならないのに、都心のバブルを膨らませました。
バブルは膨らめば膨らむほど、後遺症が深刻になります。
だから、ミニミニサイズで十分なのです。

もし、黒田君がマイナス金利幅を広げなければ、
予定通り今年中に局地バブルは崩れるはずです。
すでに、その兆候がいくつか出てきています。
これから出てくるバカ高の新築マンションは軒並み販売不振。
湾岸エリアでは流通在庫がブワっと膨らんで値崩れ。
賃貸市場は目も当てられぬことになりそうです。

しかし、黒田君が「バズーガ4」をぶっぱなすと・・・
日本はまた「失われた・・年」の種を膨らませることになります。
ただ、あのオッサンを見ていると、いかにもやりそうですね。
最近、黒田君の顔が「バブル請負人」のように見えてきました。

さて、3月3日に新しい拙著が発売されます。

mansion_cover0216.indd

確か、税込みで1026円だそうです。
新書も高くなりましたね。
中身は、かなり過激。ブログよりも過激かも(笑)。
年末年始、ヒーヒー言いながら書きました。

世間的には3月3日発売なのですが、
今週土曜27日に有楽町の国際フォーラムで
行われる「三銃士セミナー」で、限定50冊を1000円で販売。
もちろん私が講師で参加していますので、希望者には
サインをさせていただきます。
「あとでアマゾンで売るからサインは要らん」という方はご自由に。

建築・不動産業界 改革の三銃士、ここに見参!

 

さて、資産価値レポートの更新情報です。
今回は東京都中央区を中心に4タイトル。
バブルの色合いが日本橋エリアでも深まってきました。

中央区総集編
価格 8,390

【勝どき・晴海・月島エリア】■勝どきビュータワー、■DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール) 、■パークタワー晴海、■シティハウス月島駅前レジデンスコート、■プレミスト佃二丁目、■ザ・パークハウス 月島ディアスタ、【日本橋エリア】■パークホームズ日本橋人形町ザレジデンス、■ウエリス茅場町、■プレミスト日本橋浜町公園、■プラウド日本橋人形町ディアージュ、■ザ・パークハウス 日本橋大伝馬町、■ウィルローズ日本橋蛎殻町、■ザ・パークハウス 東日本橋、■ブラントン日本橋小伝馬町、■レフィール日本橋馬喰町、■サンウッド東日本橋フラッツ、【銀座・築地・八丁堀エリア】■GREEN PARK八丁堀、■ザ・パークハウス築地入船、■ブランズ明石町、■オープンレジデンシア銀座二丁目、■パークシティ中央湊ザタワー、■プレシス東京 湊THE RESIDENCE

日本橋・銀座
価格 5,390

■パークホームズ日本橋人形町ザレジデンス、■ウエリス茅場町、■プレミスト日本橋浜町公園、■プラウド日本橋人形町ディアージュ、■ザ・パークハウス 日本橋大伝馬町、■ウィルローズ日本橋蛎殻町、■ザ・パークハウス 東日本橋、■ブラントン日本橋小伝馬町、■レフィール日本橋馬喰町、■サンウッド東日本橋フラッツ、■GREEN PARK八丁堀、■ザ・パークハウス築地入船、■ブランズ明石町、■オープンレジデンシア銀座二丁目、■パークシティ中央湊ザタワー、■プレシス東京 湊THE RESIDENCE

晴海・勝どき・月島
価格 2,980

■勝どきビュータワー、■DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール) 、■パークタワー晴海、■シティハウス月島駅前レジデンスコート、■プレミスト佃二丁目、■ザ・パークハウス 月島ディアスタ

湾岸タワー総集編
価格 2,980

■勝どきビュータワー、■DEUX TOURS CANAL&SPA (ドゥ・トゥール)、■パークタワー晴海、■パークホームズ豊洲ザ レジデンス、■ブリリア有明シティタワー(参照)

バリ島ツアー参加者募集 催行ほぼ決定

バリ島への不動産見学ツアーを公式に開催します。
今のところ、2016年の3月17日出発、21日帰着の予定です。
みなさん、参加希望があれば「お問い合わせ」からお知らせください。

日程:2016年3月17日から21日の3泊4日 ガルーダインドネシア航空利用
宿泊:1泊78ドル程度でプール付きヴィレジのヴィラをご用意できます。お二人でも同額。現地精算。
費用:現地で不動産見学1日2万円(車、ガソリン代、運転手などの実費です)
航空便:各自でご手配ください。直行だとガルーダのみ。8から9万円。
乗り継ぎだと、韓国や台湾、シンガポールなどがあります。やや割安。
送迎:不動産ツアーに参加していただく場合、空港への送迎は無料です。
榊淳司:みなさんの不動産ツアーに同行します。お嫌でなければお昼と晩御飯をご一緒します。費用は割り勘。
●現地での銀行口座開設:1口座3万円の手数料で承ります。
●その他、観光やエンタテイメント等のご要望があれば現地スタッフが可能な限りご希望に沿う努力をします。

「榊淳司のお奨めマンション速報」

購読料 1ヵ月 1,590
※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから  次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください

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2016/2/24 10:46 Comments (2)

2 Comments

まろたんさん、こんにちは。

今朝は早くからテレビ局に呼ばれていたので
昨夜はお神酒と一緒に「眠れるお薬」を飲んだら、
お昼を過ぎた今でも眠い(笑)。
今日はこれから2つもアポがあるので昼寝もできません。

忙しいことはいいことなのですが、
基本的に仕事が嫌いな私にとっては苦も多いですね。
のうのうと生きていけるDNAを与えてくれた親には感謝。
しかし「怠け者」というオマケが付いていますね。
まあ、贅沢は言えまへん。

去年の紅白でマッチの「ギンギラギンに・・」がトリだったのが
なんか変だなーと思っていたら、今年になってのSMAP解散騒動。
あの歌は私が二十歳の頃にはやっていました。

時代遅れを気取るということは、「遅れ」を認めること。
今の奴らがおかしいわけで、「私は私」で生きていきますよ。
他人を意識しない、というかできない性分です。
時代なんてどーでもええ。飯が食えればOK。
他人も基本的にどーでもええ。

本当の私はとても傲慢です。

それではまた。 ごきげんよう 榊淳司

2016/02/25 13:12 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

あーだこーだ言っているうちに、今年も2か月が過ぎました。
世の中、すべった転んだの話は、ま、ヒマつぶしにはなります。
毎年、日本人がウン十万人減っているそうですが、実感ナシ。
年寄りの多さは、日々実感レベルです。

たまにユーチューブで、我が若かりしころの歌を聞きます。
今のワカモンが、当時の歌を歌ってくれている映像を観ると、
なーんでか、うれしくなります。
格差なんてグチっているよりも、こうじゃなきゃあ、と思いますね。

空前の「ねこブーム」なんだそうです。犬を凌ぐほどの。
ねこ関連本が、おおいに売れているそうです。
どこぞのねこ駅長「たま」やら「にたま」やらの人気。

ま、小動物のいる暮らしも好いもんです。
ニンゲンからは得られないものがあります。
ごろんとして「しゃべらない」のもいいですね。ほんま。(笑)
当節、ニンゲンの、ウルサイこと、せからしいこと。

ふるいテレビ・コマーシャル。サントリーの。
酒場の映像に、ギターと歌がかぶる。
たしか「夜が来た」という、しぶい歌が。

男くさい酒場が少なくなったように思いますね。
「昭和がお」した男どもが、寄りつどう。
「懐かしいかお」の日本人がいなくなりましたね。

当節、いじり過ぎですよ。
ま、これも時代でしょうが、
たまには、あえて、
「時代おくれ」を気取るも粋かな。と。(笑)

新刊、上梓されたよし。
おめでとうございます。
読まさせていただきますわ。

ごきげんよう。

2016/02/24 23:05 | by まろたん

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