みなさんと出会う3つのイベント

今日はあったかいような、寒いような。
街には和装の女学生を多く見かけるようになりました。
卒業式シーズンという奴ですね。何の感慨もありません。
それよりも、早く桜が咲いてほしいな、という気分。

何事も、「こだわらない」ことを良しとするように心がけています。
「男子たるもの細かなことでグダグダ言うものではない」
というのが、昔の武家の躾ではないかと思っています。
ところが、最近では「こだわり」というのが褒め言葉のようですね。

侍というものは、その時が来れば自分の命を
紙屑のように捨てねばなりません。
その時は、いつ来るのか分かりません。
あるとき、突然にやってきたりします。
そのために、浮世に妙なこだわりを持ってはいけないのです。

ところが、71年前に日本が戦争に負けてこの方、
普通に生きていれば平均寿命をまっとうできます。
すると、人は浮世の時間を持て余します。
様々な数奇に走るわけです。こだわる分野を持つということ。

「オタク」という言葉ができた頃は、完全にマイナスイメージでした。
いつの間にかプラスイメージで使われています。
自分で「僕は・・・のオタクだ」と名乗る輩さえいます。
武家的な感覚では「自分は偏執狂です」と言っているようなもの。
昔の侍は、自分の趣味は密やかに楽しんだものです。
他人に知られることを「恥ずかしい」と考える感覚がありました。

ある時、「コイツ、味音痴や」と言われたことがあります。
彼は生ビールを飲んで「おお、モルツの苦みは・・」というので
私が「生ビールを飲んだだけで銘柄が分かるの?」と聞きました。
彼は「お前は分からんのか?」といってビックリしました。
そして、さも軽蔑した目で「味音痴や」とのたもうたのです。

私、銘柄の分からないビールを飲んでも、それが何か分かりません。
多分、ビール味の雑酒と本物のビールが区別できるかどうか怪しいもの。
それが大学受験の科目ならいやいやできるようになったかもしれません。
あるいは、それによって収入が増えるような職種につけば
「のどごし」とか「苦み」が分かるようになったでしょう。
しかし、そうでもない限り「どーでもええ」ことなのです。
むしろ、そういうことをグダグダのたまうのは美しくありません。

「男は黙ってサッポロビール」というのが、子どもの頃にはやりました。
武家的に言えば、出されたものは感謝していただけばよいこと。
男子たるもの料理がうまいのまずいのと言うものではない、のです。
まあ、今の私は美味しい時には素直に大きな声で「美味しい」と言いますが。

でも、ビールの銘柄が分からないことを軽侮の対象にするのは
武家的に言えば「なんのそれしきことで」となります。
その彼は、ビジネスマンとしては大変優秀でした。
何事にも、好きなものにこだわっていましたね。
蕎麦を自分で打つようなこともなさったとか。
まあ、それはそれでよろしいではございませんか。
しかし、私は彼を武家だとは思いません。精神的に民百姓です。

本日、事務所飲み会開催!
さて、どーでもいい話を書いてしまいましたが、おしらせが3つ。
まず、本日3月25日夕刻より、私の事務所では宴が始まります。
よろしければご参加ください。初参加も歓迎します。
ただ、酒乱と禽獣類のご参加は遠慮させていただきます。

次に「バリ島不動産セミナー」を4月23日に開催します。
会場は少し移動して、馬喰横山駅徒歩1分。
「セトル」さんという仲介業者さんが入るビルの4階会議室。
今回から、ご好意でお借りできることになりました。
以前の会場よりも狭いので、定員は10名です。

4月23日バリ島不動産セミナー開催

3番目、初めての試みなのですが

4月9日 榊淳司の不動産売却ご相談会

を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はバリ島不動産セミナーと同じところ。

開催日時:4月9日(土)12時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

4月9日土曜日の12時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
今回は、とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。

まあ、何人くらいいらっしゃるのか、あるいはゼロなのか・・・
こういうことはやってみないと分かりません。
何人もいらっしゃるようだと、次回からは予約制にいたします。

「榊淳司のお奨めマンション速報」

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2016/3/25 14:50 Comments (4)

4 Comments

まろたんさん、おはようございます。

コンプレックスは厄介ですね。
明らかな障害ではなくとも、チビにデブにハゲ。
ついでにいうならバカ、学歴、出自。
女性ならスタイルに容姿。
だいたいは努力でどーにもなりません。

変えることはできないものは諦めるしかない。
心がけ、は変えることができます。
でも、心がけを変えることができるのは稀有な能力。

まあ、こういうことをこだわるのは致し方なし。
それ以外の「後付け」部分にこだわる生き方は、ただのバカ。
「どーでもいい」ことに「めんどくさい」こだわりを
もつことこそ「めんどくさい」のです。

天上天下唯我独尊。

そう思っていれば、世の中安楽。
と、いつも願っています。

オトクン、当面出てこれませんね。
あのビジュアルで、あの始末ではイメージきつすぎ(笑)。

ではまた。 ごきげんよう 榊淳司

2016/03/27 09:12 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

「こだわる」と。
これは、ニンゲンたるもの、共通・普遍のことでしょう。
特に「若いとき」には、おおかた強いもの。
そのひとつは、やはり自分に自信がないからでしょうか。

で、その根っ子には「コンプレックス」がある場合が多い。
若いときには、しょーもないことでコンプレックスを抱くもの。
ま、逆に言えば、それこそが「若さ」の証明でしょう。

さて。
くだんの「オトクン」もコンプレックスを見て取れます。
このコンプレックスこそ「こだわり」です。
おのれの奇形に「こだわり」どうしても「受け入れられない」。
「自己肯定感」がなく、それと格闘する。
おそらく、シンドイ四〇年だったのではないかと。

あの「奇形」ですよ。
明るく強く振る舞っている写真を見るほど、
ムリしてるなあと「イタイタしい」ものを感じました。
ああ、めいっぱい「テンバッテル」なあー。と。
いつまで続くかなあーと。

ところで私は、学生時代、
脚に障害のある男と付き合ったことがあります。
ハンサムだった。いい男だった。が、やはり「こだわって」いた。
自分の「障害」に。コンプレックスを捨てきれなかった。
障害に「こだわり・受け入れられない」。

で「テンバッテ」しまう。
付き合っていてシンドイものを感じた。
当時、彼には、付き合っていた女がいたが、
ついに結婚はしなかった。

さて。オトクン。
「身体の欠落」それによる「こころの欠落」。
女と遊び、遊ばれて、果たして、
その「こころの欠落」は埋められたのだろうかと思う。
四〇にもなって。シンドイ人生なあ、と思う。

オトクン。
女房、就中、まだ小さい子どもを、失いたくはないだろう。
仮に、家族が自分のもとを去っていったら、どうか。
それでもまだ、くだんの女どもと遊び、遊ばれていられるか。
果たして、まだテンバッテいられるだろうか。

あの「奇形」ですからね。
ムベなるかなあ。とも思います。
が、どうでしょう。もう、腐っても四〇男だ。
家族もいるじゃないか。失いたくはないんだろう?
ならさ。

いつまでも「自分に甘えて」いてはなあ。と。

もちろん、私に言う資格なし。とは自覚しつつ。
また、学生時代の「障害」を持つ友を、思い出しつつ。
さらに、わが「自戒」を込めつつ。
思う。

いつまでも「自分に甘えて」いてはなあ。と。

自分へのこだわりを。そろそろ、始末したらどうかなあ。と。

ガラにもなく、超マジメな話になりました。
ま、しゃーないね。もう中高生じゃないんだから。(笑)

残りの人生、私も「自分に甘えないで」生きようと思います。
「自分へのこだわり」を、出来るだけ、始末して。
オトクンやら、学生時代の友を思いつつ、自戒した次第。

さて。
宴は、イマイチだったと。
ま、人生、雨の日、晴れの日、おますけんねー。(笑)

ごきげんよう。

2016/03/26 19:36 | by まろたん

まろたんさん、こんにちは。

宴、でございました。
ちと、集まりは悪かったですね(笑)。
まあ、仕方ありません。
人徳が足りないから。

今日は寒いようですね。
年度末、人の動きも浮足立ちます。
こっちは貧乏ヒマなし。
毎日毎日、何かに追われて過ごしています。
それで、風のように月日が過ぎていきます。
まあ、人生なんてそんなものでしょうか。

ではまた ごきげんよう 榊淳司

2016/03/26 11:18 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

「宴・うたげ」
うーん。いいなあー。これ。

「一期一会」でっせ。この世はね。
分かっておいでかー。
そこの、インテリさん。(笑)

サクラ、咲く。

これこれ、これ、よかですねえー。
やっぱ、今、生きてあることを実感する。

サクラ咲く。
よかよか、よかですけん。
どおう、そこの、インテリさん。(笑)

ま、けふは、このくらいで。

「ケガと弁当は、自分もち」

あらら。

ごきげんよう。

2016/03/25 20:12 | by まろたん

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