予想されてはいましたが、出てみるとおもしろーい!
何がって、国際仲裁裁判所の「判決」。
あの中国の面子が丸つぶれですからね。
「お前ら、勝手に島を占領しとるやろ。それ違法やぞ」
と、世界に向かって宣言したわけです。
それも、国際法において世界一の権威機関が。
フィリピンは、これによって「中国の侵略」という事実を
認めてもらったことになります。
侵略された限り、これに対して軍事力を使って対抗できます。
カンタンに言えば、フィリピンは取られた島を取り返しても、
世界から何の非難も浴びないわけです。
「よくやった、フィリピン。エライ、エライ」と褒められるはず。
なんでそれをしないのか?
理由はたったひとつ。軍事力がないから。
フィリピンにもかろうじて海軍と呼べるものはあります。
日本風で言えば「護衛艦1隻とその他パラパラ」という規模。
さらに弱いのは空軍。これは「まあ飛んでるかな」レベル。
仮に、フィリピンが海空軍を繰り出して島を取り返しに行っても、
中国の空軍機に一瞬のうちに壊滅させられるでしょう。
だから「話し合いで」ということになっています。
中国が話し合いで島を返す可能性なんてマイナス200%ですよ。
ここにひとつ盲点があります。
実はフィリピンにも「安保条約」みたいなのがあります。
1951年に両国間で締結された「米比相互防衛条約」。
内容をみると「安保」のように片務ではなく、
相互が助け合うタイプの対等な同盟関係だと推認できます。
その第5条
いずれか一方の締約国に対する武力攻撃は、いずれか一方の締約国の本国領域又は太平洋地域にある同国の管轄下にある島又は太平洋地域における同国の軍隊、公船若しくは航空機に対する武力攻撃を含むものとみなされる。
この条項を適用すれば、フィリピンの領土である
スプラトリー諸島に対する中国の武力侵攻に対して、
アメリカ軍は「自国領土への侵略」とみなして、
軍事的な対抗措置が取れるはず。
じゃあ、何でそうしなかったのか?
実は、中国がスプラトリー諸島を占領した時、
米比関係は「最悪」状態だったのです。
その理由は、他ならぬ「基地問題」。
当時、フィリピンにはクラーク空軍基地と
スービック海軍基地があったのですが、
やっぱりアメリカ兵がいろいろ問題を起こしていました。
1991年にフィリピン上院は基地使用の延長を否決。
1993年にアメリカ軍は完全撤退。
スプラトリー諸島が中国に占領されたのはその翌年1994年。
この構図、何かを思い浮かべませんか?
例えば、仮に沖縄からアメリカ軍が撤退したら・・・
中国は何の躊躇もなく尖閣を軍事占領するでしょうね。
自衛隊が抵抗すると「東京に核ミサイルを撃ち込むぞ」と
脅すことも可能なのですよ。
まあ、この話は別の機会に詳しく突っ込むとして。
焦点は今後の話。
中国の侵略行為が国際的に「公認」されたのですから、
アメリカ軍がフィリピン軍のスプラトリー諸島奪回作戦に
「協力」することは条約上の義務を果たすことになります。
というか、フィリピンから要請があればアメリカは
協力しなければいけないのです。
ところが、フィリピンは「軍事的に取り戻す」なんて、
言いそうなそぶりさえ見せません。言えばいいのに。
そしてアメリカに「条約は守ってね」と迫ればいいのです。
まあ、今のオバマ君が軍を出すとは思えませんが。
今のフィリピン大統領ロドリゴ・ドゥテルテというおっさんは
「フィリピンのトランプ」なんて言われているお方。
オバマ君に軍事協力を迫り、渋ったらその分を経済援助にして
がっぽりせしめる、といった腹芸は期待できません。
「二国間で話し合う」と言っているだけ。アホです。
で、この先どうなるのか?
中国は世界中のメディアから非難轟轟となっています。
それがしばらく続きます。ただ、それだけ。
現状は何にも変化しないでしょう。
ただ、アメリカ海軍による「航行の自由」作戦の回数が
今までよりも多くなるでしょうね。
中国が主張する「領海」や「領空」の奥まで
アメリカ軍の船や飛行機が侵入することになります。
中国は黙ってそれに耐えるでしょうか?
まあ、実際のところ耐えるしかありませんが。
オバマ君は、私が知る限り歴代大統領で一番の戦争嫌い。
それだけでも「ノーベル平和賞」の価値があるのでしょうか。
しかし、歴代大統領の中で最もたくさん「戦争の種」を
世界にまき散らしているのかもしれません。
まあ、日本にとっては今のところ隣人同士のいさかい。
いつ飛び火するかもわかりませんけれどね。
さて、資産価値レポートの更新情報です。
今回は、品川区と目黒区関連の3タイトルを最新情報化。
前にも書きましたが、売れ行きはかなりの不調。
マンション業界、今期の決算はやや陰りが見えるはず。
しかし、前期までは大儲けでしたから当面の貯金はあるでしょ。
一方、みなさんにとっては難しい時期。
この先、下落に転じるのは目に見えています。
今買うと高値掴みの可能性が、いかにも高そう。
それでも買わねばならない事情の人もいますよね。
そういう人こそ、上手に選びましょう。
■シティタワー品川パークフロント、■シティタワー目黒、■クレストタワー品川シーサイド、■ブランズシティ品川勝島、■ザ・サンメゾン西大井金子山エルド、■Brillia(ブリリア)大井町 The Residence、■レジデンシャル品川中延グランクラス、■オープンレジデンシア南品川、■クレストラフィーネ旗の台、■シティテラス品川イースト、■クレストフォルム大井町サウステラス、■ザ・パークハウス 白金長者丸、■ザ・ガーデンテラス目黒、■Brillia(ブリリア)品川戸越 耀邸、■プライムパークス品川シーサイドザ・タワー、■(仮称)品川ベイサイド大規模タワープロジェクト
■オープンレジデンシア目黒平町、■ドレッセ目黒大橋プレヴィ、■リビオ目黒 ザ・プレイス、■Brillia(ブリリア) 目黒 碑文谷、■(仮称)目黒駅西口プロジェクトII、■シティハウス目黒学芸大学、■ザ・パークハウス 碑文谷三丁目、■目黒本町レジデンス、■シティハウス中目黒レジデンス、■シティハウス中目黒テラス、■ルジェンテ碑文谷、■シティハウス中目黒ステーションコート、■シティハウス目黒ザ・ツイン、■クリオ駒沢公園
■シティタワー目黒、■ザ・パークハウス 白金長者丸、■リビオ目黒 ザ・プレイス、■Brillia(ブリリア)目黒 碑文谷、■(仮称)目黒駅西口プロジェクトII、■シティハウス目黒学芸大学、■シティハウス中目黒レジデンス、■シティハウス中目黒テラス、■ルジェンテ碑文谷、■シティハウス中目黒ステーションコート、■シティハウス目黒ザ・ツイン、■ザ・ガーデンテラス目黒
さて、私とはかねてより友好関係にある
「ウチコミ」さんがセミナーを開いてくれることになりました。
テーマは
『これからの不動産投資の選択肢』
~海外不動産を視野に・日本と東南アジアでの投資を考える~
日時 8月6日(土)
場所 東京国際フォーラムガラス棟G510
今回はバリ島ではありませんよー(笑)。
私の講演の後、カンボジアの不動産を紹介するプログラムがあるそうです。
でも私、カンボジアのことは何も知りませんので、
お話しするのは『これからの不動産投資の選択肢』まで。
参加は「無料」。どうぞご参加ください。
ただし、定員は50名とやや少なめ。
早めにお申し込みくださいね。
を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はバリ島不動産セミナーと同じところ。
開催日時:7月23日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
7月23日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
購読料 1ヵ月 1,590円※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから 次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください
まろたんさん、こんにちは。
ポスターの掲示板にはまだその3人くらいしか張っていませんね。
昨日、マック赤坂のを見ましたが(笑)。
ホンマ、どーでもいい選挙です。
改憲もねえ・・・
公明党が自民党案にすんなり乗るとは思えません。
期待はやっぱり中国。
尖閣で一発かましてくれれば話はスムーズなんですけど(笑)。
本日、トキオは雨でした。さっきやみましたけど。
まあ、テロが起こらないだけこの街はマシです。
ごきげんよう 榊淳司
2016/07/15 14:48 | by Sakaki Atsushi榊さま。
増田。鳥越。小池。順不動ですが。
どなたが「おやりななっても」さ、
何がどう変わるでしょうねえ。
選挙に、五〇億円も使ってさ。
うーん。お金持ちは違うよなー。(笑)
ま。
そんなことより日本全体の景気。
と。
やはり「改憲」でしょうか。
どのように変わってゆくのか。ゆかないのか。
おーいなる、わが「暇つぶし」には成りますわ。(笑)
ごきげんよう。
まろたん。
ごきげんよう。
2016/07/15 13:02 | by まろたんまろたんさん、こんばんは。
アハハハ、そうでっか。
歳はケツにでまっか。
なんや、ケツがむずむずしてきましたわ(笑)。
蒸し暑いですね。
今日も昼ビーでボーっとしたら眠たくなって
グースカ、ピースカ寝てしまいました。
電話で起こされて仕事に復帰。
毎日コントみたいにやっとります。
鳥越はん、なんやろね。
都知事選の掲示板、今のところ小池君と増田君のポスターのみ。
マック赤坂のポスターは貼られるのでしょうか?
しかし、ここ3回の都知事選挙は喜劇ですね。
天皇陛下の生前譲位、やっぱり皇室典範の改正が必要ですね。
あれは普通法なので国会の決議でOK。
さあ、どうなることやら。
平成の世はあと何年?
僕は昭和生まれ。
小さい頃にいた「明治生まれ」と同じような存在になる・・・
まあ、しゃーなおへん。
これも人生では有馬温泉。
では今日もお神酒タイム。
ごきげんよう 榊淳司
2016/07/14 21:29 | by Sakaki Atsushi榊さま。
都知事選なんど、どーでもよい、
まさにニッポンにとって、スモール。
ですが、ひとこと。オチョックって。
鳥越俊太郎の首筋。
あーあ。あれはのうー。
御トシは「首スジ」に、出るぞえ。(笑)
ついでにゆうとね。
御トシは「ケツ」に出ますね。
ジーンズはいても「ケツ」が落ちる。
おーい、おっさん。
おっかーに「ケツパッド」入れてもらえ。(笑)
ま「俗」なるもの、全て「笑い」に変える。
あの芸人。
そうそう、そう。
「綾小路きみまろ」
気取った「俗ぶつ」を笑いに変える。
落ちきった「ケツ」。
だけど、
気取った「ケツ」を、
笑いに変えて。
ごきげんよう。
2016/07/14 17:55 | by まろたん榊さま。
やはり「時代の潮目」を思いますね。
今上天皇陛下は、ひとり熟慮されておられたのでしょう。
時代・時代・時代を。
今までの時代と、これからの時代を。
陛下の意向が公開されたからには、
もう「後戻り」出来ません。
政府も、覚悟のうえでしょう。
英国のEU離脱と同じです。
前に進むしか、なし。
もう「後戻り」出来ません。
安倍晋三閣下。任期はあと2年。
「改憲」と抱き合わせで「典範改正」。
それを掲げて「信」を問う。
経済は超大型の財政出動。
時間を掛け過ぎては、どうでしょうね。
当地、今日も、むしむし、蒸します。
外出・帰宅後、シャワーを、ひとしきり。
ご自愛下さい。
ごきげんよう。
まろたんさん、こんばんは。
私も先ほど聞きました。
そういうこと、できるんですね。
ああ、しらなんだ。
しかし、陛下のお気持ちなら
我ら臣民は従うまで。
早く重任から解放して差し上げましょう。
我ら日本人はいい君主をいただきました。
しんみりとお神酒をいただいています。
ごきげんよう 榊淳司
2016/07/13 21:25 | by Sakaki Atsushi榊さま。
ビッグニュースです。
今上天皇陛下が「生前退位」のご意向と。
数年内にもと。
82歳。ご高齢ではあります。
うーん。
ごきげんよう。
2016/07/13 20:32 | by まろたんRSS feed for comments on this post.