トランプ君の正体にムスリムが怒り心頭?

なんか、世界がトランプ君に振り回されていますね。
ドル高に警告を発したら、一気にドル安になったり・・・
まあ、20日の就任演説を聞いて、23日以降の市場の
動きを見るしか手はなさそうですが、何とも不安定。

トランプ君が行うであろう政策の中で、かなり確度が高いのは
「イスラエル寄り」の中東政策でしょうね。
女婿であるクシュナー君はガチのユダヤ人。
娘のイバンカ君も、わざわざユダヤ教徒に改宗しています。

日本人は「改宗」ということに理解が浅いと思います。
このブログでは何度か触れているのですが、これって大事です。
「ユダヤ人」というのは、イーコールで「ユダヤ教徒」のことです。
ナチスドイツのヒットラーが忌み嫌った「ユダヤ人」というのは、
あの当時にドイツ占領下に暮らしていた「ユダヤ教徒」。

ヨーロッパというのは、基本的にキリスト教徒の住むエリアです。
バルカン半島にはトルコ統治の名残りで「ムスリム人」がいます。
彼らはトルコ統治の時代にイスラム教に改宗した人々。
それ以外の異教徒はというと、ユダヤ人とロマ人(ジプシー)。
ロマ人には宗教はなさそうですが、ユダヤ人はユダヤ教徒。

日本人に一番理解できないのは、キリスト教徒は基本的に異教徒を
「異質な人々」として排斥したがる性向をもつということ。
われわれ日本人は黄色人種であるので、基本的に人種差別の対象です。
ヨーロッパには今でもガチなレイシストがいるので、
日本人があちらで暮らすと不愉快な目にあうことがあります。

人種差別と異教徒差別の根底にある心情は同じ。
「異質なものを排除する」という感覚ですね。
でも、日本人から見るとユダヤ人も普通のヨーロッパ人も区別できません。
ロマにしたところが、我々からすれば「同じ白人でしょ」の世界。
でも、ガチのキリスト教徒にとってユダヤ人は「異質な人々」。

イバンカ君が旦那の宗教であるユダヤ教への改宗したことは、
キリスト教徒からすれば、かなりの「裏切り行為」です。
しかし、お父ちゃんのトランプ君にとっては、
目に入れてもいたくないほどの愛娘がイバンカ君。
おまけに、亭主のクシュナー君はユダヤ人とはいえそれなりに優秀。
だから新政権の一翼を担っているのです。

まあ、そんなことは大方に日本人にとっては「どーでもええ」ことです。
しかし、今はグローバル化の時代ですから、影響はあるのですよ。
というのは、トランプ君の政策次第では今後の世界では
「イスラムVSキリストVSユダヤ」の宗教戦争が激化します。

まず、トランプ君はクシュナー君への肩入れの度が過ぎた場合、
アメリカVSイスラムの戦いが激化しそうなのです。
今でも、ISやアルカイダはアメリカを「神の敵」としています。
アメリカがイスラム過激派に嫌われる理由は、キリスト教徒の国
であることよりも「イスラエルを支援している」ことに尽きます。

このブログでは何度か触れましたが、第二次世界大戦後にできた
イスラエルという国家には正義がありません。
彼らは無理やりパレスティナ人の土地を奪って人工国家を建設しました。
1945年以来、イスラエルのユダヤ人たちが殺したパレスティナ人の
総数は軽く600万人を軽く超えるはずです。
その数は、ヒットラーが殺したユダヤ人の総数以上。
イスラエルのユダヤ人こそ、現代のホロコーストの主役ですね。

日本人はそのことにいかにも鈍感ですが、世界中のイスラム教徒にとって
イスラエルという国家の存在は「許しがたい」ものなのです。
そんな敵意に囲まれて、イスラエルというちゃっちゃな国が
生存できているのは、、何よりもアメリカの支援があるからです。

オバマ君は、イスラエルへの支援に熱心ではありませんでした。
というか、彼はあらゆる国際紛争から距離を置きたがっていました。
ああいった理想主義者が陥りやすい「平和と唱えれば平和になる」という
ものすごく子どもじみた発想から選択した政策でしょう。
おかげで、世界はかなり不安定な状態になりました。それはさておき・・・

トランプ君はクシュナー君の提案に従い、超イスラエル寄りです。
「アメリカ大使館をエルサレムに移転する」とのたもうています。
そんなことになったら、大変なことになるでしょう。
イスラエルという強盗国家が行った侵略行為を承認することになります。
世界中のムスリムたちは、トランプこそ最大の「神の敵」になるのです。
さらに、トランプが大統領を務めるアメリカの人々も敵。
アメリカと軍事同盟を結んでいる日本人も同じ穴の狢。

つまり、アメリカ人を殺すことはものすごく正義なことになります。
アメリカ人の仲間である日本人も同様。これまで日本人は、
「キリスト教徒でないから」という免罪符を持っていました。
その効果は、大使館のエルサレム移転で一気に薄まりそうです。

トランプ君がバカをやることでアメリカ人が何人殺されようが、
それは大方の日本人にとっては他人ごとでしょうね。
でも、日本国内でテロでも起こされれば、そりゃ大変です。
宗教音痴の日本人にとって、ユダヤ人を巡る争いは
最も分かりにくい現象ではないでしょうか。
しかし、トランプ君は踏み越えてはならない一線を越えそうです。

では、資産価値レポートの更新情報です。
今回は品川区のレポートを最新情報化。
新規物件を多少は紹介しておきます。

プライムパークス品川シーサイド ザ・レジデンス
「これは売れない」とお考えになったのか「価格で勝負」に出ています。

大井町大規模再開発タワープロジェクト
いい場所ですよ。値段は高くなりそうですが。

ザ・パークワンズ 品川戸越
ここでコンパクトですか・・・

グランデバンセ 御殿山 ザ・レジデンス
御殿山と名乗っていますが、平地です(笑)。

オープンレジデンシア品川
これは価格次第でも買っていい部類です。

御殿山ハウス
元が「いわくつき」ですからね・・・

品川区総集編
価格 7,490

■品川イーストシティタワー、■クレストタワー品川シーサイド、■シティタワー目黒、■シティタワー品川パークフロント、■プライムパークス品川シーサイドザ・タワー、■(仮称)大井町大規模再開発タワープロジェクト、■ブランズシティ品川勝島、■とらんザ・サンメゾン西大井金子山エルド、■インプレスト コア 武蔵小山、■グランドメゾン品川シーサイドの杜、■ザ・パークワンズ 品川戸越、■オープンレジデンシア大井町、■シティテラス品川イースト、■クレストフォルム大井町サウステラス、■ザ・パークハウス 白金長者丸、■ザ・ガーデンテラス目黒、■バースシティ東五反田、■ロイヤルシーズン池田山、■グランデバンセ 御殿山ザ・レジデンス、■オープンレジデンシア品川、■御殿山ハウス、■プライムパークス品川シーサイド ザ・レジデンス

高円寺の眺望邸宅、販売中

 

1月21日 (土)榊淳司の不動産売却&投資ご相談会

を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。

開催日時:1月21日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

1月21日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回のご参加は3名様で、待ち時間はゼロでした。
21日はどうだか分かりませんが、
「押すな押すな」ではなさそうだと思います。

「榊淳司のお奨めマンション速報」

購読料 1ヵ月 1,590
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2017/1/18 15:15 Comments (0)

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