25日は「北朝鮮が核実験をするかも?」という日でした。
この原稿を書いている時点で、どうということはなし。
過去最大規模の軍事演習を行っているといいますから、
まあしばらくは何も起こらないでしょう。
きっと習君がガンガンの脅しをかけたのだと思います。
さすがの三男ブタも震え上がったのではないですか。
しかし、月内に核実験をやらかす可能性はまだ5割くらいありそう。
この緊張は案外長引くかもしれません。
もしかしたら、北朝鮮の海上封鎖ということもあり得ます。
そうなったら、キューバ危機以来ですね。
でも、海上封鎖は陸続きの中国が裏切ったら効果がなくなるので、
可能性としてはあまり高くありません。
何も起こらない「現状維持」というのは結構なことです。
突発事件が起こらない方が、先行きを読みやすいもの。
現状の流れの延長線上を想像すればいいのですから。
しかし、武家というものは常に常在戦場の心構えが必要です・・
なーんて、私は軍人じゃあないのでそんな覚悟はありません。
チマチマと「この先どうなるのか」について考えるだけ。
トランプ君は内政では躓いていますが、外交はまずまず。
ただ私が理解する限り、まだどの国へも出かけていません。
「世界の王」らしく、訪米した各国首脳の謁見を行っている状態。
安倍君なんて就任前後に2回もご拝謁を許されています。
もっとも計算が狂っているのは、中国とロシア。
中国は「一つの中国にこだわらんよ」と、就任前に
強烈なジャブを喰らってアタフタしていました。
そっちが落ち着いたと思ったら、今度は北朝鮮。
「三男ブタを何とかせんと、こっちで始末するよ」
習君、よっぽど言いたかったでしょうね。
「何とかできるものなら、とっくにしてますがな」
ロシアも「プーチン&トランプ」の個人的な関係が
築けるかと思ったのは糠喜び。今は冷え冷えしています。
ロシアが大統領選挙に介入してヒラリー君の邪魔をした、
なーんて前代未聞のスキャンダルが出てきて、
すっかり対米外交の選択肢が狭まってしまったのです。
おまけに「化学兵器を使った」という理由で、ロシアが
援助しているシリアのアサド政権側にミサイル59発。
面子はすっかり丸つぶれですがな。しかし、辛いのは
ギャンギャンとトランプ君を非難したら反発されそうなこと。
ロシアからすれば、トランプ君がまだプーチンに敬意を
抱いているかどうか分からぬうちは、勇み足ができません。
しかし、トランプ君は就任100日が経過しましたが、
アメリカ国内の経済については、ほとんどが無為無策。
入国制限の乱発などで混乱を招いたくらいですか。
今後はいったいどうなるのでしょうね。よう分かりません。
中国は景気が回復している気配がありますね。
といっても、あの国の実態は外からでは判然としません。
不動産バブルは必ず弾けるはずですが、何といっても
あの国は基本が政府管理の共産主義がベースにあります。
もう、上海の株式市場は2年以上も政府管理そのもの。
そんな調子で不動産市場も崩壊がせき止められています。
資本の移動が自由な西側世界の常識は通じません。
でも、いつかはごまかしきれなくなるのも自明です。
日本の平成バブルとは比べ物にならないスケールで
バブルのマグマが溜まっているのも事実。
どういう弾け方をするのかよくわかりませんが。
習君は我々が思っている以上に八方ふさがりではないでしょうか。
ナンバーツーの李克強君とは、今やあたりを憚らぬ犬猿の中。
なのに、失脚もさせられず、無力化もできないのは習君の
独裁体制がちっとも整っていない証拠ではないでしょうか。
また、北朝鮮を管轄する瀋陽軍区へも支配力が及んでいないご様子。
つまりは、正恩君に対する睨みは効いているようで効いていない。
そのことについて、国内の対立勢力からの突き上げもありそう。
だから習君は我々が考えているよりも苦境に立っている???
そこでうがった見方をすると「尖閣への上陸占領がありかも」なんて。
というのは、尖閣諸島を守っているのは海上保安庁の巡視艇。
あくまでも警察力の延長である軽微な武装しかありません。
中国が自前の海軍を出してくれば先制されるのは明らか。
一度は上陸と占領を許してしまうでしょう。
しかし、自衛隊とアメリカ海軍が協力して取り返すのも容易。
ただし、ここで米軍と中国軍が交戦すれば、それは世界大戦の危機。
そんなことはいくら何でもやらないはずです。
ただ、中国としては「尖閣から撤退するから、米軍も日本海から撤退せよ」
くらいの交渉材料には使える、なんて考えるかもしれません。
何と言っても、連中の常識は西側とはちょっと違います。
今年の秋には中国共産党の党大会が開かれます。
そこで習君は自分の子飼いの太子党を何人入れられるかが勝負。
それがためには、対外的に軟弱な政策は採れません。
北朝鮮問題でも、そうそうアメリカには妥協できないのです。
を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。
開催日時:5月13日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
5月13日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回のご参加も5名様で、
一部の方に待ち時間が多少ございました。
ここ3回ほどは5名様のご参加で安定しています。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
購読料 1ヵ月 1,590円※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから 次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください
榊さま。
或るスナックでね。われ、そこのママに言った。
「懐かしいことが、いっぱいあるよな」
で、ママ、曰わく。
「それだけ長生きした、ということでしょう」と。
御意。
「酒場がぼくの学校だった」
とは、バイロンの詩句の一節だったか。
懐かしいね。昔むかしの、あのころの酒場は。
きょうびのワカモンは、あんまり酒場に行かんとね。
まあ、御時世ですか。
五木寛之と本田哲郎の対談集、
「聖書と歎異抄」を読む。
途中まで読んで本を閉じた。
ふう、と息をつき、思い出す言の葉。
「深く傷ついたものだけが、硬質の思想を語る」
生きるということは・・・。
ごきげんよう。
まろたんさん、こんにちは。
こちらは曇天。夜は雨だとか。
さらば、そちらは雨上がりでござろうか。
三男ブタはビビッて縮こまったのでしょうか。
誰かが、それではブタでなくチキンを言っておりました。
まあ、発火なんてないに越したことはありませんわな。
しかし、6年前もえらい騒ぎでしたね。
そういえば、まろたんさんのところは計画停電がありましたか。
ウチはなぜかエリアに入りませんでした。
今度戦争の火の粉が降りかかったら、
どこがどうなるのか想像もつきませんが。
まあ、余計な心配をせずに今日もアクセク働きます。
それではまた ごきげんよう
榊淳司
2017/04/26 15:10 | by Sakaki Atsushi榊さま。
どのくらい報道されておるのか。
どのくらい知らしめておるのか。
まてい!。それ以前に、
どのくらい敵の実体を掴んでおるのか。
上文の主語・目的語は何かは、お任せします。
変わり目。潮時。でしょう。ぼちぼち。
先ずは「平和ボケ」の。
次いで「管理通貨制度」の。
更に「逆立ち人口ピラミッド」の。
まあね。我ら老夫婦はね。
高みの見物、と。(笑)
団塊が、ほぼ消えるころ、
どうでしょうか、ほぼ、そのころに。
カッコーつけてるわけでは、オマヘン。
こと、ここに至れば、です。
「このまんま、行くところまで行くしかない」と。
榊さまお得意の「歴史」から見ても。如何?
東日本大震災とフクイチ・メルトダウン。
トキオでは「計画停電」。
振り回されましたわ。
ネバー・フォーゲット・ナウ。
バカは過去に学ばない。
ごきげんよう。
RSS feed for comments on this post.