「さいたま市浦和区」のレポートを新規作成

埼玉県というと、私のような関西育ちの人間からは
イメージの希薄なところでした。
「東京の上に載っている県」みたいな。
あと、関西でも名をとどろかせた西武鉄道の沿線イメージ。
ここ20年くらいは「浦和レッズ」もイメージ形成に貢献。

私の古い知人に浦和出身かつ浦和在住のお方がいて、
Jリーグができる前からの熱烈レッズファンでした。
彼からいろいろ教わったので、浦和というところには
大変好ましいイメージを抱いておりました。

広告屋時代、もう20年くらい前でしょうか。
初めて浦和市岸町で分譲されたマンションの広告を手掛けました。
1週間に1度の打ち合わせはもちろん、現地モデルルーム。
街を歩きながら「いいところだなあ」と思いました。
駅前は賑わっているけれど、住宅地はかなり静寂。
街並みにどことなく品があります。

人間に品があるように、街にも品があるのです。
住宅も含めて建物というのは街並みの景観を形成します。
それも、短いものでも20年、長ければ50年100年。
その街の景色の一部になるのですから、半ば公的な存在。
見る人を不快にさせるような造形物を作るべきではありません。

日本人には「建物は美しい造形物であらねばならない」という
感覚が欠如しているのではないかと思う時があります。
それは商業エリアではビジネスが優先ですから、
ある程度ハデハデしい建物も仕方ないでしょう。
しかし、住宅地ではまず景観を形成する、という感覚を持つべき。

その点、あの浦和の岸町や高砂、常盤、仲町といったエリアを
静かな住宅地として維持発展させた方々には敬意を表します。
何ともいい街並みになっているではありませんか。
ただ、今後はどんどんマンションが増えていきそうですね。
浦和がマンションだらけの街になったら、
あの好ましい雰囲気は変わってしまいそうです。

私は、日本でいちばん落ち着きのある住宅地は、
渋谷区の代々木上原あたりではないかと思っています。
もちろん、芦屋や田園調布、成城学園前などもあります。
でもああいうブランド然としたところは、
根っからの貧乏人である私には居心地がよくありません。
代々木上原あたりだったら、いかにも「自分で住めそう」。
実際にこの後の人生であの辺りに住むことはないでしょうけど。

浦和駅の西側住宅地には、代々木上原とまではいきませんが、
ツンとした気取りがないわりには心を落ち着かせる何かがあります。
まあ、住んでいる方の質も高いのでしょう。
埼玉県ではナンバーワンと言っていい文教エリアだそうですから。

今回、その「さいたま市浦和区」の資産価値レポートを新たに作成。
今後、このエリアは継続的にカヴァーして中身を更新していきます。
私の資産価値レポートは、東京23区の中の20区と、
川崎市の南部エリアをほぼカヴァーしています。
なぜ、東京の残りの3区(足立、荒川、葛飾)に手を拡げないかというと・・・
川崎市やさいたま市には、そこを上回る魅力的エリアがあるから。
それが、この「さいたま市浦和区」なのです。

今回とりあげたのは販売中の10物件。
その内の9物件は「岸町や高砂、常盤、仲町といったエリア」。
残り1物件は長谷工プロジェクトで、アドレスが「駒場」。
現地に行ってみると、負けず劣らずいいところです。
まさに静かな住宅地で街並みも落ち着いています。
しかし、駅へのアクセスが大問題でした。
そのあたりもレポートに詳しく書いています。

さいたま市浦和区
価格　3,190円

■イニシア浦和常盤レジデンス、■シティハウス浦和仲町、■クリオ浦和仲町、■プラウド浦和常盤サンクアージュ、■ヴェレーナグラン浦和仲町、■ザ・パークハウス 浦和常盤、■プラウド浦和高砂マークス、■プレシス浦和常盤ヴィアラ、■ザ・パークハウス 浦和岸町、■ブランシエラ浦和駒場


6月10日 (土)榊淳司の不動産売却＆投資ご相談会

を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。

開催日時：6月10日（土）13時～17時
開催場所：セトル　4階会議室
（東京都中央区日本橋横山町４−１１　「馬喰横山」駅より徒歩1分）

6月10日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は雨の中を3名様。
ただ、15分ほどお待ちいただいた方もおられました。

「榊淳司のお奨めマンション速報」

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2017/5/26 15:16 Comments (4)

4 Comments

まろたんさん、こんにちは。

本日の東京は実に言い日和。
春眠暁を覚えず、で先ほどまで寝ておりました(笑)。
暑くもなく、寒くもなく、酒もうまい。
この季節はサイコーですね。

さきほど、いただいたメールも確認。
あとでじくっと見ておきます。

生まれ故郷とはいえ、50年のギャップは大きいですか。
私から見ると、まろたんさんはどこを切っても東京人。
18歳までよりも、その後の50年が圧倒的ではないですか。
私も「芸」で時々京都人のフリをしますが、
発想も価値観もまるきり東京者です。
もう戻れまヘン(笑)。

しかし、異文化の中で暮らすのはそれなりに楽しく、
いかばかりかのストレスも生じるでしょうね。
人間はしょせん人間の中でしか生きられませんし。
まあ、楽しみましょう。

それではまた、ごきげんよう。　榊淳司

2017/05/28 11:53 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

きょうは２７日。あと４日で６月ですね。
６月２日は、掛かり付けのクリニックで血液検査。
どこがどうと言うことではなく１年定期健診ですわ。

６月１２日は「オカリナ同好会」を見学予定。
この会は男が２人在籍とのこと。もちジイサンですが。
３０分ほど参加してみて判断しようかと。
おそらくアウトとなるでしょうが。(笑)

イヌも歩けばナントカ･･･と言います。
地元のいろんなところにカオを出して「地元」をつかむ。
そこで出会う人は、ほぼ年寄りですが、その接触によって、
「地元」の感触をつかむ。結局、ヒトですからね。

当地は県庁所在地なれど、人口２０万人の地方都市。
まあ、なんとなくですが、トキオで言いますと、
全体的に「下町」といった感じです。
住んでいる人の顔も、トキオの下町で見掛けるような顔。
ドロ臭い。アカ抜けてない。(笑)

ニンゲン、環境の動物ですから、永年暮らせば、
環境に染まり、そうなってしまうのでしょうか。
実年齢よりもフケ顔のジジババが多いような感じです。
但し、若いもんは、それなりにアカ抜けています。
ネット全盛の時代ですが、トキオとの「時差」を感じますわ。

トキオ暮らし５０年。
小生、知らず知らずのうちに「トウキョウ・ボーイ」(笑)、
になってしまったようです。
が、少しずつ馴染んでゆきますわ。

明日も初夏の陽気との予報です。
ごきげんよう。

2017/05/27 21:59 | by まろたん

まろたんさん、こんにちは。

本日の東京は曇天です。
だんだんと梅雨が近づいている気配です。

私は、東京が好きではありません。
憧れもなし、コンプレックスもなし。
根拠のない優越感を抱いています。
「この街にあこがれている奴、みんな薄っぺらい」
でもまあ、その経済力のおこぼれを
預かりながら生きていることも確か。
ですので、ことさら東京がどうのこうのと
いう議論は致しません。
多分、このあとずっとその片隅で住むでしょうし。

もうすぐ夏ですね。
まろたんさんのお遍路は秋でしたね。
どういうエピソードが生まれるのか、
今から楽しみです。

ごきげんよう　榊淳司

2017/05/27 13:10 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

かって言われた「ダ・さいたま」。
ダサくて、何かー？(笑)、なんですが。

トキオに近いがゆえに、トキオにコンプレックスありで、
ダサくなる。
頑張って美人になろうとするほど、美人に嫉妬するが如く。
そのてん、ブスは無敵。(笑)

或るひとの言葉。
トキオ・コンプレックスを超越するには、
いちど、トキオのド真ん中に住みなさい。と。
肩のチカラが抜ける？まあね。

こだわりを捨てる。
コレが私の目下の宿題。
「こだわり」って、結局、チープでビンボー臭い。
コレ、究極の断捨離ですね。そしてさ。飄々と。

「こだわり」を捨てたひと。って、
「少年っぽいツラ」してますよ。私見ですが。
コレ、私もそれなりにトシ食って、
トシヨリとの接点が増えましてね、
「つくずく・ミミズク」
思う今日このごろですわ。(笑)

「少子・ジジババ化」ってさ。
あーあ。暗いよなあー。(笑)

ごきげんよう。

2017/05/26 19:10 | by まろたん

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