さて、何日ぶりの更新でしょうか。
実は7日からインドネシアのバリ島に行っておりました。
今回はバリ島不動産ご案内ツアーにあらず。
単に私と家族のバカンスでございます。
いやはや、いろいろなエピソードがありましたよ。
まず、デンパサールの空港に着いたら、来ているはずの出迎えがいない。
実は、前回お客さんをお連れした時もこうだったので、
最初は慌てなかったのですが・・・
30分経っても誰も現れず。
「これはヘンだ」と思ったのですが、通信手段がありません。
スマホは持っていたのですが、みんなドメスティック専用。
空港のフリーWi-Fiにつなごうとしても、なぜかダメ。
もちろん、あそこには公衆電話らしきものが皆無。
いやあ、焦りましたね。
そこらじゅうの現地人スタッフに声をかけて
空港Wi-Fiへのつなぎ方を聞きました。
「4階ならつながるよ」というので、
荷物からパソコンを出して4階へ。やはりつながりません。
たまたまそばにいた賢そうな白人の若者に、
「Wi-Fiのつなぎ方知ってる?」と聞きました。
「いや、僕はパソコンが苦手で」
よくみると人品卑しからぬ若者。目も澄んでいます。
いろいろとお話しました。
「やあ、悪いんだけれど、お金払うから君の電話で日本へ掛けさせて?」
と頼むと「いいですよ、ほら、使って」と渡してくれました。
まあ、それからいろいろあったのだけど、結局うまく連絡できて
何とか事なきを得ました。いやあ、あせったなあ。
2年ほど前にちょっとした自信喪失の出来事があって
「もう英語を使うこともなかろうな」と考えていたのが、
やはり火事場の馬鹿力とはよく言ったものですな。何とかなりました。
まあ、そのあともいろいろありましたが、先ほど無事帰国。
その間、このブログの更新やその他様々なみなさまへの
対応が遅れたのは、宿泊先のネット環境。
メールは受け取れるし、ネットはだいたいみられるのですが、
こちらからは一切アクションができません。
例えば、日本の契約プロバイダを利用したメールの発信は不可。
どうしても連絡したい相手にはGかヤフーメールです。
このブログの管理画面にも入れません。SNSも投稿できず。
「そんなにセコセコせずにバカンスを楽しめ」という
神様からのありがたい思し召し、と勝手に解釈。
こうやって帰国するまで何もかもおっぽり出していました。
明日から、すべて正常に作動させます。
実はバカンス中の10日の日曜昼、たけしのテレビタックルに
コメンテーターとして出演していました。もちろん、事前収録。
まだ確認していませんが、無事に放送されたとか。
そのうち、このブログの「メディア実績」にも出しますね。
しかし、日本に帰ってくると暑いですね。
まるでバリ島に避暑に出かけていたような気分です。
日本はこれから猛暑の夏かと思うとぞっとしますね。
もう一度バカンスを取りたい気分。
でも、貧乏人にそんなことは許されません。
バリ島というのはインドネシアの一部です。
人口は日本の2倍、国土は5倍のあの国の中で、
おそらくもっとも観光産業が発展している街です。
ただ、まだまだの田舎。そこがまた魅力なのでしょう。
あの素朴さが魅力で世界から人が集まってきます。
人々はにこやかで、食事は安くておいしいリゾート。
しかしバリ島の人々は、ちっとも貧乏臭くありません。
みんな、のんびりとやっています。
犬は鎖でつながれず、その辺をウロウロしています。
それでも、キチンと飼い主のところに戻るそうです。
何とも自由でいいじゃないですか。
日本の犬が可哀想になりました。
人間の幸せというものには定型がりません。
少なくとも私はそう思っています。
この間、釈迦と孔子と真理のことを書きました。
あの真理とよく似ていますね。
幸せとは何かと言えば、本人がそう思っていること。
持っているお金や崇めてくれる人間の多寡ではない、
と私は思っています。ましてや住んでいる場所の、
地面からの高さでもなかろうかと。
それはお金をたくさんもって幸せな気分になっている人がいれば
その人は間違いなく幸せだと思います。
エラくなってエバったり、煙と一緒に高いところにのぼって喜ぶ人も
基本的には同じですね。本人がそう思っていればOK。
私たちは、親が金持ちでなければアクセク働かないといけません。
私のようにアクセク働いて、やっと短い休暇を取って
バリ島のヴィラで過ごす人間と、そのバリ島に生まれて
のんびりと簡単な仕事をして生きる人々の、
どちらが幸せかというと、それも自分次第です。
どこに住もうが、何をしようが、すべて自分次第。
今回、いろいろ案内くださった現地ガイドさんは、私たちと
最低一泊6万円はする超高級ホテルに泊まった
日露混合の団体さんを掛け持ちで担当していました。
「一泊6万円」と聞くと、すごーい、ということになります。
でも私、こういう比較にはすごーく免疫があるのです。
なぜなら、私は庶民なのに「1戸2億円」とか、
この前は「特別仕様の11億円」なんてマンションのご相談を、
まあ日常的にいたしておりますもので・・・
はい、私こそお金で得られる天国を垣間見ている貧乏人なのです。
そういう天国に住むお方から見ると、
「お前のところは埋立地だけど、こっちは山の手だ」という理屈で、
わずか数千万円の差をあげつらってマウンティングをしている
連中はきっと「目糞鼻糞を笑う」に見えるはずです。
とまあ、本日はバリ島で日本の数倍は長く流れている時間の中で、
ほんの僅かばかりをアッという間に過ごしてきた目糞が
鼻糞に講釈を垂れさせていただいた次第でございます。
さて、やや遅くなりましたが、これもまた
目糞と鼻糞の差をあげつらっている資産価値レポートの更新情報。
今回は目黒区と品川区関連の3タイトルを最新情報化しました。
中でも今回は目黒区の「ザ・マジェスティコート目黒」が、
一番の注目物件ではないでしょうか。
まあ「目黒駅徒歩8分」というのはいいスペックです。
■サンクレイドル目黒林試の森、■ローレルアイ目黒大橋 ザ・テラス、■リビオ目黒 ザ・プレイス、■デュオヴェール目黒学芸大学、■シティハウス目黒ザ・グランド、■ザ・パークハウス 碑文谷三丁目、■シティハウス中目黒レジデンス、■シティハウス中目黒テラス、■ザ・パークハウス 碑文谷一丁目、■シティハウス中目黒ステーションコート、■シティハウス目黒ザ・ツイン、■クリオ駒沢公園、■グランドヒルズ目黒一丁目、■プロスタイル学芸大学、■ディアナコート都立大学、■ザ・マジェスティコート目黒、■ザ・パークハウス アーバンス 目黒平町、■オープンレジデンシア目黒柿の木
■品川イーストシティタワー、■クレストタワー品川シーサイド、■シティタワー目黒、■シティタワー品川パークフロント、■プライムパークス品川シーサイドザ・タワー、■シティタワー大井町、■パークホームズ品川大井、■ザ・サンメゾン西大井金子山エルド、■インプレスト コア 武蔵小山、■グランドメゾン品川シーサイドの杜、■ザ・パークワンズ 品川戸越、■シティテラス品川イースト、■クレストフォルム大井町サウステラス、■(仮称)武蔵小山駅前再開発タワープロジェクト、■バースシティ東五反田、■ロイヤルシーズン池田山、■グランデバンセ 御殿山ザ・レジデンス、■Brillia(ブリリア)品川 Canal Side、■御殿山ハウス、■プライムパークス品川シーサイド ザ・レジデンス、■ローレルコート大井町
■シティタワー目黒、■バースシティ東五反田、■ロイヤルシーズン池田山、■グランデバンセ御殿山ザ・レジデンス、■リビオ目黒ザ・プレイス、■シティハウス目黒ザ・グランド、■シティハウス中目黒レジデンス、■シティハウス中目黒テラス、■シティハウス目黒ザ・ツイン、■グランドヒルズ目黒一丁目、■ザ・マジェスティコート目黒
を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。
開催日時:7月22日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
7月22日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は4組様。
ただ、10分ほどお待ちいただいた方もおられました。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
購読料 1ヵ月 1,590円※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから 次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください
まろたんさん、こんにちは。
「咳をしてもひとり」
正岡子規だったような。
私は旅馴れません。
というか、考えれば旅があまり好きではないかも。
若い頃は海外旅行が大好きでした。
今は半ば義務でしょうか。
バリ島にしか行っていませんね。
最近、ルーチンが何よりも好きになりました。
私のルーチンは月に11本の連載原稿を書くことと、
マンションの現地調査、レポートの更新。
日常、メディアから電話や面談で取材を受けることも
ルーチンの一部になりました。
局に出向いてオンエアや収録はイレギュラー。
まあ、ルーチンの方が落ち着きます。
しかし、所詮はひとりです。
そう思いながら、日々を過ごしています。
母の胎内より生まれ、死ぬときはひとり。
そして土に還ります。
まろたんさんの周回遅れで、
ひとりの人生を歩いています。
ではまた ごきげんよう 榊淳司
2017/07/12 13:15 | by Sakaki Atsushi榊さま。
そう。バカンスでしたか。
ま、旅のトラブルも歳月を経れば懐かしい思い出に。
でしょうか。
若いころ、全国を放浪しておりました。
或る安宿屋でオジサンと同室しました。
翌日、部屋を出る時、オジサンさん曰わく。
「あなた、旅慣れてるねえ」
若かった。
若さゆえ、後ろを振り返らない。
トシを取りますと、立ち去りぎわに、
立ち止まり後ろを振り向いてしまう。
うーん。
これが最期になってしまうかも、
と、トシヨリのセンチメントでしょうか。
立ち去り際に、別れのときに、
後ろを振り返らないのも、いい。
振り返るのも、また人生。
> 月日は百代の過客にして、
> ゆきかうひとも、また旅人なり。
芭蕉。
でしたかな?
ガラにもないことを。
榊さまとは一回り違いますから、
感性などモロモロ違って当たり前。
今日は夕刻より、我が家の億ション(笑)のベランダで、
ひとり、御神酒を。
好きな音楽を聞きながら、ひとり。
そう、ひとり故の「慰安」ですわ。
養生、御自愛ください。
ごきげんよう。
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