私は1962年の7月に生まれて、大学を出たのは1985年3月。
以来、32年以上も仕事を続けています。
途中で1か月も続けて休んだことがありません。
いちばん長いのは23歳の時のヨーロッパ旅行。
死んだ親父が人生最後の大名旅行をするというので、
お供に狩り出されました。大して役には立ちませんでしたが。
それが23日くらいだったように覚えています。
まあ、あとは新婚旅行の9日ほどでしょうか。
けっして、働き者ではありません。むしろその反対。
貧乏に生まれたので、自分と家族の衣食住はすべて自前。
しかも京都から東京にやってきたので、住む家まで自前。
ものすごーいハンディキャップですぜ。
それに18歳から22歳までのまっとうな学生時代を
過ごしたのは京都。学生仲間や先輩後輩は関西を中心に在住。
カネなし、コネなし、学歴は中途半端という24歳が、
東京にやってきたのは約30年前の4月1日。
あれから、様々な連中と干戈交えて幾星霜。
もうすぐ55歳になります。こうなると、あとは秒読み。
普通の人は60歳で定年して62歳くらいまで嘱託。
出世した人は65歳まで現役ですか。
私も、あと10年たてば65歳ですよ!
今まで32年もアクセクしてきましたから、
多分あと10年なんてあっという間に過ぎるはず。
この10年をどうしようか、なんてことはふかく考えません。
まあ、人生というのはなるようにしかならないものです。
しかし、サラリーマン諸氏に比べれば、曲がりくねった人生です。
何というか、数年ごとに自分の収益構造を変えてきました。
というか、世間にあわせて変わらざるを得なかったのです。
まあ、性格のいい加減さがある意味幸いしています。
27歳の時に独立して自分の会社を作りました。
最初の3年くらいはフリーランス集団の親方ですね。
当時は私が最年少でしたが、仕事は私のところに入りました。
それを振り分けてうわばみを掠め取る親方業。
その後、みんなに逃げられたので正社員を雇っての社長業。
まあ、これが一番長かったかも。10年以上はやりました。
しかし、その途上では「マック化」という大変動を経験。
広告制作の世界がアナログからマックに変わったのです。
その数年後に、マンション広告の主体は紙媒体から
インターネットへの重心移動という大変動が起こります。
その数年後にやってきたのが不動産ミニバブルとその崩壊。
そしてリーマンショックというダメ押し。
同業者はバタバタと潰れて廃業に追い込まれました。
「あの人はどうなったの」というかつての同業者は多数。
同時に、15年前は首都圏で年間10万戸だった
新築マンションの供給戸数が3万戸台までに激減。
そりゃ、アナログで食ってきたこの業界はもちません。
その頃、私は「タクトクリエイティブオフィス」の千原社長から
「榊淳司」という住宅ジャーナリストに変身しました。
まあ、同じマンション業界をメシの種にしつつも、
ポジションはかなり移動しましましたね。
その後約9年間、私はジャーナリズム活動で食っています。
最近、ようやく「締切に追われる」という感覚を理解。
メディア連載などのレギュラーな締切が月に約11回。
イレギュラーな原稿依頼が月に1から3本。
自分で発行している資産価値レポートの更新が月に12-20本。
これは現地を見て回るというフィールドワークも必要。
このブログは月に13回ほど更新しています。
まあ、あれこれ月に40本ほどの原稿をまとめているのです。
その他にも、メディアからの取材やテレビやラジオの収録や
生出演もちょこちょことこなしています。
もちろん、著作の原稿書きやその後の校正などもあります。
新著の打ち合わせも入りますね。
「売却相談会」なんて不動産屋的な動きもしています。
実は、その他にもここには書かないいろいろな
収益事業的な行いをやっているのですよ。
「なんか忙しいなあ」と、思い始めたのは去年の後半から。
まあ、くる仕事は拒みませんからね。お座敷がかかるうちが華。
9年前は、まさか榊淳司がそこまで忙しくなるとは思いませんでした。
まあ、広告の仕事と併用して「食えればいいか」のノリ。
最初はぜんぜん食えませんでしたけれど(笑)。
それでも、今の1日の労働時間はせいぜい7時間です。
ただし、土日はありません。家にいますが、いろいろやっています。
それでいて、家族旅行とかもそれなりにこなしたりします。
忙しいでしょ。忙しいの、嫌いなのに。
しかし、それもこれも私の名前を様々な方面に
伝えてくださった方々のお陰と感謝をしております。
評判というものは、良くも悪くも
囃し立てられていると言うことに価値がありますね。
ところで・・・私は他人を顔で判断します。
大人になってブサイクなのは自分の責任です。
目が濁っているのは、やましいことを考えているから。
あるいは嘘つきですね。ブサイクは性格が悪い証拠。
毎日、歯を磨く時に洗面台の鏡で自分の顔を見ます。
「うーん」
自分の顔、正体不明ですね(笑)。
けっして「目元涼しい」なんて言えない顔ですわ。
バリから帰って来て、「そうだ、アレを見よう」と
録画していた「たけしのTVタックル」を再生しました。
7月9日に放送されていた分。
「なんだ、僕の発言はほとんどカットされているじゃん!」
とまあ、それはいつものこととして。
「専門家」として映っている自分・・・正体不明ですね。
私が他人だったら「うーん、怪しい奴」と思います(笑)。
まあ、顔にはその人の人生が浮き出ています。
私はやっぱり正体不明の怪しい奴なのでしょう(笑)。
あと10年、怪しい奴として生き続けて世間から消える。
いまのところ、まあそういう未来図が描かれています。
を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。
開催日時:7月22日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
7月22日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は4組様。
ただ、10分ほどお待ちいただいた方もおられました。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
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まろたんさん、こんにちは。
今日も暑いですね。
エンドさんとの面談があったので、
今日も事務所に出てきました。
冷房は入れずに、ビール飲みながら仕事をしています。
先ほどまでH氏と会っていました。
8月に家族で京都に行くのだそうで。
我が家のバリ旅行よりも予算多め(笑)。
まあ、こんな風にあっちこっちへ
気軽に行けるのもまだ身体が動いて元気だから。
まろたんさんのおへんどは9月でしたか。
楽しみですね。
それではまた ごきげんよう
2017/07/16 15:22 | by Sakaki Atsushi榊さま。
町田康なる作家が書いております。
(以下抜粋)
クランはそんな猫だった。
そのクランが、2009年1月15日に死んだ。
いろんなことが変ってゆく。時間が過ぎてゆく。
やがて私も死ぬ。
そのときまで、こうして、みんなが生きていたことを、
生きた時間を書いてゆきたい。
そう思っている。
(抜粋了)
当地。今日も暑かったですわ。
まあ、ね。
こんなふうに過ぎてゆきます。
こんなふうにね。
ごきげんよう。
2017/07/15 23:10 | by まろたんRSS feed for comments on this post.