今年の6月に「2025年東京不動産大暴落」という本を出しました。
その前から、私はマンション市場の「暴落」に関して
いろいろなコメントを出したり原稿を書いていました。
だからメディアが「暴落」の記事を載せたいときには
だいたい私に声を掛けていただいていたようです。
今もそうです。声がかかれば書きますよ。
この「2025年東京不動産大暴落」は、今も売れています。
ただ、当初の頃からは勢いは衰えました。
ただ私が書いた「暴落」関連の記事がネットメディアに
表示されると、その直後にアマゾンのいくつかのカテゴリーで
1位に返り咲いたりしてしまうのです。
先日、担当の編集者が教えてくれたのですが、
それはリアル書店での売れ行きにも反映されるのだそうです。
だから、私はなるべく「暴落」をテーマに
記事を書きたいのですが・・・・
同じメディアで毎回やるわけにもいかず。
まあ、材料が出たときには書くようにしていました。
ところが最近、メディアからのリクエストが
「今回は榊さんお得意の『暴落』でお願いします」
何て言うのが多くなってしまったのです。
まあ、世間の空気がややそちらに流れているのでしょうか。
また、私が書く以外にも「暴落」関連の記事が、
いろいろなネットメディアに出るようになりました。
もちろん、テーマがテーマですから賛否は両論あるようです。
しかし、まことにありがたい話です。
だって、私が書かなくても「暴落」の記事が出ると
私の「2025年東京不動産大暴落」の売れ行きが伸びますから。
で、「本当にマンションの価格は暴落するのですか?」
なーんて、時々真剣に聞かれたりもします(笑)。
アハハハ、そういうことは私の本を読んでから聞いてください。
まあ、損はさせませんから。
最近、マンションじゃないけれどもすごい暴落がありましたね。
何がって、小池オバサンの人気ですよ。大暴落じゃないですか。
今はどのメディアも小池婆さんへの批判一色。
どうしてここまで掌が返せるものかとビックリしています。
ツラツラ思うに、小池婆さんは結局メディアに嫌われていたのだと。
だって、五輪会場や豊洲移転の騒動にしたところで、
あのオバサンの言っていることに
ほとんど客観的な説得力はなかったのですよ。
そんなこと、ちょっと考えれば分かることです。
でも、一般人からの人気があったから仕方なく
メディアがヨイショしていたわけですね。
メディアもバカなように見えますが、バカだとメディアはできません。
私は雑誌の編集者や新聞記者、テレビのディレクターと
ほぼ毎日のようにお話しています。
彼らはバカではありません。むしろ聡明。
バカでは番組は作れないし、特集は仕切れません。
みなさん、それなりに本質は見抜いていますね。
でも、視聴率を取るために、部数を売るために、PVを増やすために、
みなさんが関心を引くように作っているだけです。
あえていうなら、TVでコメントしているタレントはバカです。
表面を掬い取って何か言うのは上手ですけどね。
本質を理解していないお方がほとんどです。
世の中の事象というのは、一面ではありません。
「暴落」というのは、かなり一面的な見方です。
しかし、そういう一面が厳然と存在することも事実です。
たまさか、今はそこが私の得意分野になっています。
つまり、私は「暴落」をテーマに何かを語ることを、
いろいろなところで求められているのです。
私はそれに丁寧にお答えして、本まで出してしまいました。
それでもって、他の人も「暴落」を話題にしてくださると、
その私の本が売れるという、ありがたい状況が今。
しかし、私やメディアがいくら「暴落」といったところで、
実際に市場での暴落を誘引できることはありません。
その昔、O157の風評被害事件というのがありました。
カイワレ大根が原因とされて、売れなくなったのです。
ああいう風評被害がマンション市場でも起こるでしょうか?
まず、あり得ませんね。
まあ、カイワレ大根というのは2百円くらいで買えます。
「ほんじゃあ、今日はやめておこう」とはなったでしょう。
実際、あの直後は全然売れなくなったそうです。
私もしばらく食べなかったような記憶があります。
でも、今では誰もがあの事件を忘れています。
なぜカイワレでは風評被害が起こったのか?
当たり前ですが消費者には別の選択肢があったから。
カイワレ大根を食べなくても、たいして支障がないわけです。
ところが、マンションは違うでしょ。
選択肢は「売る」か「持ち続ける」の2つにひとつ。
「持ち続ける」はカンタンですが「売る」のはおおごとです。
そこには人間の熟慮が働きます。軽々には決められないのです。
私風情が世間の片隅で「湾岸のマンションは暴落する」といっても
「ヤバイ、だったら今のうち売らなきゃ」と考えて、
実際に売り出す人がいったい何人いるというのでしょう?
私はもう10回以上もあちらこちらでそんなことを書いた気がします。
それだけが原因で1住戸でも売り出されたでしょうか?
まあ、そんなことは分かりませんが、多くても5住戸あったかどうか。
逆に、世の中まだまだ湾岸のタワーを礼賛する論調もあるわけです。
そういうのに導かれて買った人だって何人かいるはずです。
それを考えれば「行って来い」ではないでしょうか。
実際のところは、よーわかりませんけどね。
昨年の今頃から今年の春にかけて、豊洲市場の移転が大問題に。
テレビでは毎日のように朝から夕方までやっていました。
よくまあ、あれだけネタが続いたものだと思います。
そして「豊洲」という名前には「毒」のイメージが
ねっとりと刷り込まれました。
それで、豊洲の中古マンションは暴落したでしょうか?
これは私の専門なので断言しますが、暴落はしていません。
少なくとも現状では「暴落」という言葉に
ふさわしい状況ではありません。
若干、突っ込ませていただくと、「暴落」への
条件はかなり整っては来ていますが、
今日明日にそれが可視化できるようなことはないでしょう。
ですので豊洲の区分所有者諸氏は、しばらくはご安心ください。
いつも同じことを書くのですが、首都圏のマンション市場では
数百万人規模でプレイヤーがいます。
彼らの内1%か2%が安値覚悟の売却に走れば、
みなさんにも分かるくらいの暴落はあり得ます。
しかし、そんなことは平均株価が1週間で1万円下げるくらいの
大変動でもない限りは起こり得ないのが今の不動産市場。
東日本大震災の時、新浦安は液状化で上下水道が使用不能に。
それでも、新浦安の中古マンションは暴落しませんでした。
でも、その後現在までジワジワとした下落基調にあります。
同様のことが海浜幕張エリアでも起こっています。
次に大地震が首都圏を起こった場合は話が別です。
豊洲や有明で液状化でも起こったら「合わせ技1本」。
人々が「湾岸は危ない」となって売りは急増、買いは激減。
価格はじりじりと下げて1年で2割や3割は下がるでしょうね。
まあ、そういうことは申し上げています。
最近書いた記事は、NEWSポストセブン。
テーマは「湾岸エリアのタワーマンション暴落」
半分語呂合わせですが、ぜひ読んでみてください。
を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。
開催日時:10月28 日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
10月28日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は2組様。
待ち時間は全くございませんでしたが、
次回も同じようになるかどうかは分りません。
トスカ兄さん、こんにちは。
新築の家に住むのは心が弾むものです。
でもまあ、数か月。
トスカ兄さんにもその内機会は巡ってきますよ。
人間は様々なモノに幻想を抱きます。
現実から遠い幻想ほど崩壊しやすいもの。
株価などというものは、かなり崩壊しやすいレベルの幻想。
まあ、通過よりも怪しいですね。
不動産は地べたという現実がありますが、
マンションは幻想に近づきます。
そもそも所有という概念が幻想です。
まあ、あまり幻想に惑わされずに生きるのが一番。
と言いながら、私もたまに株を買いますが(笑)。
ではまた ごきげんよう 榊淳司
2017/10/30 13:07 | by Sakaki Atsushiまろたんさん、こんにちは。
いやあ、東京は台風一過でいい天気。
働くのがもったいないですね。
女は甘やかすと・・・
はい、聞いたような覚えが有馬温泉(1回目)。
まあ、あとは控えます(笑)。
歳を食っても金ですか・・・
私はなーんも不安に思っていないのですが、
やっぱり金ですか。
まあ、ないよりもいいですね。
心をしておきます。
10月も終わりますね。
なんか今月も無益に終わったような気がします。
ちょっと寂しいでは有馬温泉(2回目)。
ではまた ごきげんよう 榊淳司
2017/10/30 12:57 | by Sakaki Atsushi榊さま。
ワタシとそれほど年代が変わりませんので、
榊さま、おそらくこんなふるーい言葉、御存知でしょう。
「オンナは甘やかすとツケアガるし、
殺すと化けて出る。手がつけられん」と。(笑)
ワタシ、新見解を。
オンナを田舎モンと言いかえても同意ですわ。
ここでいう田舎モン。地方だけではなく、
トキオにもゴロゴロと。
クダンの「この、ハゲーつ!」で全国区の、
臭そうなババア、あれも、田舎モン筆頭。(笑)
あの臭いのとSEXした田子作亭主のツラが、
おっと、ここまで。(笑)
ワタシ、面食い、ですから。(笑)
ごきげんよう。
榊さま。
オンナの世界の格言では、
「結局、キレイが勝ち」と言うらしいです。
うーん。コレは近視眼的な価値観。
老眼ジジイの見立てでは、
「結局、お金持ちが勝ち」(笑)
まあ、結局、
キレイには賞味期限があります。
が、お金には賞味期限がオマヘン。
で「結局、お金持ちが勝ち」と。(笑)
トシ食えばくうほど、経済格差は厳しくなります。
トシ食えばくうほど、お金の有りがたみが・・・。
トシ食えばくうほど、身体は衰えて来ます。
そのとき助けてくれるのものは、裏切らないものは、
なーにかな? そうです「お金」です。
この冷徹な現実をワカいもんに伝えるのは、ムリスジ。
結局、キレイが勝ち。
ではなくて、
結局、お金持ちが勝ち。
この文章、文科省が教科書に掲載しては。
くれるわけねーだろ。(笑)
今日あすは、雨模様。
あ、ところで榊さま。
有馬温泉は1日2回までとさせていただいております。
どうぞ御乱用はお控え下さいますように。(笑)
失礼しました。
ごきげんよう。
榊さん、こんにちは。
少し前に触れましたが、私は数年前に新築マンションを買おうかと思って少し調べてみました。それまで住んでいた(現在も住んでいる)賃貸マンションが少々古くなって来たし、一度は新築住宅に住んでみたかったのです。私の兄は新築住宅に3回も住んで来たのに、私は一度もない――というのがちょっとした癪の種でした。しかし、予算の範囲内でピンと来るものが見つからず、いまだに築38年の賃貸物件に住んでいます。というわけで、マンション価格が本当に暴落したら、所有者の方々にとっては一大事かもしれませんが、私にとっては干天の慈雨になりそうです。
日経平均が21年ぶりの高値を付けたそうですが、株価暴落を懸念する声はまだ高まっていないようです。30年前のブラックマンデーは、もはや忘却の彼方に消え去ってしまったのでしょうか。高値で買う方の勇気には敬意を表さざるを得ません。
ごきげんよろしゅう。
2017/10/28 01:51 | by アル中のトスカ兄さんまろたんさん、こんにちは。
メディアは聡明ではなく賢しら。
さすがまろたんさんでは有馬温泉。
いや、久しぶりの有馬温泉は心地いいでは有馬温泉。
しかし「暴落」ばなしは受けますね。
「バブル」も面白いですよ。
踊る阿呆に見る阿呆、という具合に
広まっていくのをにんまりしながら眺めています。
まあ、本が売れてくれれば、
私はいくらでも踊りますよ(笑)。
人間が賢くなったりしませんわね。
我らは永遠にアホの海を泳ぎ続けるのです。
ごきげんよう 榊淳司
2017/10/27 14:30 | by Sakaki Atsushi榊さま。
「暴落」なる言葉に惹かれてしまうのが、ニンゲン。
諸行無常を知ってしまったからでしょう。ニンゲンは。
何事も、いつまでも永遠に続く訳がない。
その観念は擦り込まれています。ニンゲンは。
ドタマの悪い中学生と、田舎モンやオナゴを除き。(笑)
メディアの民が聡明とは思いませんね。
大衆社会の現代にあって、まあ眼の付けどころはイイ、
ということでしょう。
聡明よりも賢しら。抜け目がない。というテードで。
かの「厚化粧の大年増」と同じように。(笑)
「不安は最高の商材である」と言います。
古くは「オオカミ少年」のエピソードも。
「暗示」に弱いのです。ニンゲンは。
「地獄の黙示録」という映画も。むかし。
さて。
人類は聡明になったか?
そんなん、言うまでもないでは有馬温泉。(笑)
ごきげんよう。
2017/10/27 08:02 | by まろたんRSS feed for comments on this post.