横田めぐみさんが拉致された遠因は日本国憲法

三男ブー君、私がブログを上げた3時間後にぶっ放しました。
ったく、性懲りもないブタはチャーシュー以下です。
トランプ君が騒いでいないのは、アメリカ軍最高司令官の
お仕事がお忙しいからなのかもしれません。

29日はマンションの建設地を巡る現調をしていたのですが、
NHKラジオのニュースでは日馬富士の横綱引退がトップでした。
ふーん、という感じで聞いていました。
この国は72年ぶりに戦争に巻き込まれようとしているのに、
NHKはその認識が薄いような気がしますね。

11月の半ばには日本海にいたとされるアメリカ海軍の空母3艦。
ロナルド・レーガン、ニミッツ、セオドア・ルーズベルト・・・
今、どこにいるのでしょうね? それは軍事機密?
多分、もう日本海にはいないから安心して花火を撃ったのでしょう。

先日、事務所でちょっとした飲み会を開きました。
如月さんという20年来の盟友もご参加くださったのですが、
私が彼を「この方はちょっと変わっていまして・・・」と
ご紹介したところ、ニコニコ笑いながら
「あなたに『変わっている』なんて言われたくありません」と。

アハハハ。確かにそうですね。私の方が変わっている。
彼はその後に「千原さんとは知り合って25年くらいですが、
未だよく分かりません。この人はいったい何なのでしょうね?」
と、真剣な顔をして言われてしまいました。

実は私も自分のことがよく分かっていません。
というか、ほとんどの人は自分のことを100%は分からないはず。
そして、分からないままに死んでいくのです。
それもまあ、人生ではないですか。

自分のことさえ完全に分からず、他人なんてなおさら・・・
というのが私たちの生きている世界なのです。
だから、他人が何をなさろうが自分に厄災さえもたらさねば
関係ないやん、というのが私の基本的なスタンスです。

北の三男ブーも、「アメリカなんか関係ないやん」と
おとなしくしていれば天寿を全うできたかもしれません。
しかし、もはや手遅れと言っていいでしょうね。
彼は必ずアメリカという国家の意志によって殺されます。
まあ、誰が手を下すかは分かりませんが。

さて、いつものように「そもそも論」を語りましょう。
そもそも、三男ブー君はなぜ殺されるのでしょう?
いつもの通り、答えはカンタン。アメリカを怒らせたから。
なぜ怒らせたかというと、核兵器とICBMを持ったから。

核兵器とICBMを保有する、というのはいけないことですか?
実は、イスラエルという国もこの両方を持っているはずです。
でも、アメリカとイスラエルは仲良しです。
だから、何にも問題はありません。

なぜ、北朝鮮の核兵器とICBMは戦争になるほどの問題なのか。
答えはカンタン。それはアメリカを標的にしているから。
では、世界で北の他にアメリカを標的にしている
核兵器とICBMを持っている国は他にないのでしょうか?

ないわけないですよ、そんなもの。
ロシアににはいつでもアメリカに向けて発射できる
核弾頭付きのICBMが何千基もあるのですよ。
中国でさえ、数百基を保有しているとされています。

ではなぜ、アメリカはそのことを問題にしないのか?
それは「すでにあるものはしゃーない」という以外に
特に理由はありません。まあ、強いて言うのなら
ロシアも中国も表面的にはアメリカの「友好国」であり、
戦争なんて起きようがないから、というのが前提。

しかし、北朝鮮はテロ支援国家であり、何をやるか分からんから
核兵器とICBMも「保有してはいけません」ということ。
よーく考えると、これってダブルスタンダードですね。
北朝鮮だって独立したひとつの国家です。
まあ、その成り立ちや内製状態はかなりダメダメですが。

しかし、独立主権を尊重する原理原則に返れば、
どんな武器を持つか、ということは制限されないはず。
インドやパキスタンや南アフリカのように、
核兵器をもってどこが悪いのですか? という理屈はあります。

もちろん、日本に住む日本人からすると、あんな国に
核兵器やミサイルを持ってもらっては困ります。
でも、多分すでにあります。日本を攻撃できます。
三男ブー君がその気になれば、東京に向かって
核ミサイルを発射することはおそらく可能でしょう。
しかし、キチンと東京に落ちて核爆弾が爆発するかどうか、
私はかなり懐疑的に捉えてはいますが。

まあしかし、アメリカがいうように「北に限っては
核兵器とICBMを保有してはいけない」というロジックは、
いささか自分勝手ではありますわな。
日本はその理屈にのっかって北を非難するしかありませんが。

ここで私は北の核兵器とICBMを肯定するわけではありません。
しかし、国際間にはこういう「そもそも論」で考えた場合に
片務的でおかしな拘束がいくつもあるのですよ。
そもそも、私たちの日本国憲法がそうです。

あれはアメリカに占領されているときに、占領軍の中にいた
20数人のアメリカ人が原案を書き、時の日本政府に飲ませたもの。
その過程で白洲次郎氏などが多少の抵抗をするのですが、
基本は原案通りになってしまいます。

その20数人の中に、法曹資格者は2人しかいなかったとか。
いってみれば素人が作った憲法なのです。
しかも、その20数人のアメリカ人のうち、大半が
今でいうところのリベラルなお方たちだったと推測されます。

それで、日本国憲法下では日本は正式に
まともな軍隊を持てなくなりました。
ところが、その後朝鮮戦争が起こって自体は急変。
アメリカは日本軍を再編成して朝鮮半島に送り込もうとしました。
しかし、自分たちが作って押し付けた憲法のせいで、
そういったことが法的に不可能であると知って、愕然。
日本人からすると「ざまあ」の世界ですね。

しかし、日本国憲法が日本人にとって使い勝手がよかったのは
せいぜいその後のベトナム戦争あたりまで。
その後はまともな軍隊とまともな交戦規定をもっていない
ことをいいことに、周辺国になめられっぱなし。

私は北の日本人拉致もあのクソみたいな憲法がなければ
起こらなかったのではないかと考えています。
つまり、誰何に答えない怪しい船には容赦なく
銃撃を行える国であったら、北の誘拐船は自由に
日本海を遊弋できなかったはず。

つまり、日本は憲法改正をなまったために、
横田めぐみさんはじめ多くの同胞がさらわれたのです。
こういう冷徹な現実を見つめないことには、
日本はいつまでもサヨク的なアホが蔓延する国のままです。
まあ、三男ブー君のミサイルが、そういう眠れる日本の
目を覚まさせてくれることに期待しましょう。

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12月2日土曜日の13時から17時まで、
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2017/12/1 0:02 Comments (2)

2 Comments

まろたんさん、こんにちは。

風邪を引きそうで怖いですね。
年末は予定が立て込んでいます。
まあ、飲み会くらいはパスできますが、
講演や講義にはものすごーく責任を感じるので
風邪で休むわけにもいかず。
かといって飲み会は続くし・・・

読書三昧、羨ましい。
私も早くリタイアしたい。

それではまた ごきげんよう 榊淳司

2017/12/02 18:36 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

師走です。
けっこう冷えております。
外出には分厚いダウンジャケットを羽織ります。

アマゾンで買って未読の本が10冊くらいあります。
これを今月中にすべて読了し年末を迎えたいと思考。
読書も習慣です。
ちょっと離れてしまうと読まなくなりますね。

ワタシ、来年は60代最後の年。格別の1年にと。
カゼに気を付けて、御自愛下さい。
ごきげんよう。

2017/12/02 00:12 | by まろたん

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