話は面白くないと意味がない

大阪から戻った翌日の6日、今度はマンションの廃墟化について
とあるところで講演させていただきました。
こちらはマンション管理を巡る様々なプロの集まり。
そのあとの懇親会も、何かとっても楽しかったなあ。

今週土曜は早稲田大学オープンカレッジの講義が、
今シリーズの最終日。今週は人前で喋ってばかり。
たまにはこういう週もあるのですね。初めてですが。
それで、ルーチンワークが滅茶滅茶おくれています。
やや焦っているこの数日。原稿とレジュメ書きにアタフタ。

最近、喋りのお仕事が増えたような気がしますね。
嫌いじゃないので全然OK。むしろ楽しいですね。
ただ、自分でいうのもなんですが、さほど上手ではありません。
まあ、何とかこなす程度にはやれますが。

私は他人の講演を聞きに行くことはほとんどありません。
まあ、この仕事を始めた頃はいくつか行きましたね。
みなさん、それなりにお上手です。
でも、今までで一番はペップトークの岩崎由純さんかな。
とあるデベロッパーのイベントでお聞きしました。

今の私にはなーんも役に立っていませんが、興味深かった。
「僕もあんな風に話せたらなあ」と思いますが、
まだかなり遠いですね。あのお方は年間200回以上も講演を
なさるそうです。私は200回以上の締切を守っています(笑)。

最近はほとんど機会がありませんが、結婚式でのスピーチ。
たいてい「学校時代の恩師」みたいなお方にマイクが回りますね。
あの類で「上手だな」というスピーチを聞いたことがありません。
たいていがやたら長いわりに中身はほとんどありません。
そいでもって自分の自慢話なんかが入っています。

日本の学校教師って、どうしてああなのでしょうね?
いつも人前で話しているくせに、喋りがドヘタ。
日頃、いかに緊張感のない授業をしているか、ということ。
何年か前、公立中学校の授業参観に行きましたが、唖然。
まあ、自分もあのレベルの授業を受けていたのだなあと。

日本はその昔、学校の先生にそれなりの敬意を払っていました。
今はすっかりカタチだけになっていますね。
私のように、あからさまにバカにする輩も少なからず。
先生たちの質が落ちたのか、社会の空気が変わったのか。
その両方があるのでしょうけれど。

わたし最近、普通に「先生」と呼ばれています。
別にそう呼んで欲しいわけでもなく、呼ばれて嫌でもなし。
先日、私よりはるかに著名でたくさん本を書いている方に
こちらから「先生」と呼んでいたら「やめてくれ」と。
まあ、嫌がる人に嫌がることはできませんわな。
だから、そのあとはずっとお名前でお呼びしました。

先日の会には弁護士や公認会計士、税理士に不動産鑑定士など
「先生」がたくさんいらっしゃっていました。
そういうところに行くと、自分が「先生」と呼ばれるのは
すごーく違和感がありますね。「やめてくれ」とは言いませんが。

私はつとめて人を名前で呼ぶようにしています。
ただ、最近は歳のせいか人の名前をど忘れしてしまいます。
何回もお会いしている方でも、名前が出てこなかったり・・
もしかして、脳梗塞の前兆かいな、とビビッていたり(笑)。

いちばん言いたくない呼びかけ方は「社長」ですね。
特に創業社長である方は、「社長」と呼ばれるのが嫌いなはず。
なぜかというと、私が社長業をやっているときにそうだったから。
サラリーマンが出世して社長になった場合は、
「社長」と呼ばれることは嬉しいはずです。

しかし、創業社長の場合は自分の作った会社が
「まだまだ」と思っているはず。
だから「社長」なんて呼ばれるのを嫌がるはず、なのです。
まあ、みなさん同じかどうか知りませんが。

私も最近はそういう細々したことにこだわらなくなりました。
だから「榊先生」と呼ばれても「はい、はい」と答えます。
まあ、いちいち「やめてくれ」というほど嫌でもないし、
第一めんどうくさいでしょう。そういうこというの。

このあいだ対談した方に
「榊さんは話を盛らないところがいいね」と言われました。
確かに、面白おかしく話すかもしれませんが、
脚色とまでは言えませんね、私の話は。
相手の反応を見ながら話す内容も変えていきます。

人に何かを話す、という場合、自分が喋りたいことよりも、
相手が聞きたそうな話をすべき、というのが持論です。
まあ、私は油断すると自慢話ばかりする人間でして、
ちっとも実践はできていないのですが(笑)。

話す、というのは「書く」以上に重要なコミュニケーション。
最近「コミ力」なんて言い方をするようになりました。
要は「会話力」ということでしょ。
阿川さんが「聞く力」をヒットさせたのは何年前でしょう。
あのお方とは一瞬しか会話したことはありませんが、
相当の達人ですよ。まあ、半分はお人柄でしょうが。

まあ、人間「先生」なんて呼ばれていてもおバカな輩はたくさん。
そうでなくても、話せば面白い人間はたくさん。
私は常に「アイツの話は面白い」と言われる男になりたい、
と考えている人間です。

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開催日時:1月20 日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

1月20日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は2組様。
待ち時間はゼロでしたが
次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2017/12/8 13:26 Comments (5)

5 Comments

まろたんさん、こんにちは。

そうなのですか。
私は地方に住んだことがないのでよく分りません。
そちらに1泊2日したときには、
ほとんど地元の御方とは交流しなかったもので。

しかし、まろたんさんの分析だと
地元の若者は「負け組」の東京コンプ
と言うことになりますね。
ちょっと物悲しい感じ。

今日は少し暖かいですね。
ご自愛を。

ではまた ごきげんよう 榊淳司

2017/12/10 18:14 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

「地味」なのであります。当地の民クサは。
ワタシ、地味が嫌いのではありませんが、ともすれば、
暗く、陰湿、陰険なイメージがありますし、
やはりイメージ通りの現実が少なからずあります。

当地は、ナゼ地味なのか?と考えてみました。
思い当たるのは、ムラ次の3点。

1.県庁所在地であり役所・役人の町である。
そして、役所以外に大した民間企業がない。
つまり、言い切ってしまえば「社会主義」ムラですね。

2.そもそも、いわゆる「ハデ系」の青年は都会に出て、
当地には「ジミ系」の青年が残った。
この点は、ほとんどの地方自治体にも言えるでしょう。

また、ジミ系青年はハデ系青年に対してコンプレックスを持ち、
この心理が、地方民クサの東京コンプに成ってしまった。
都会に出たハデ系青年は、地元に残ったジミ系青年に対して、
優越感を抱いているはずです。おそらく。

ついでに言いますと、地元には美形が少ない印象です。
特に美形男は少ない。
男の美形=ハデ系青年は都会を目指す傾向があるのではと。

女は地元志向が男よりも強く、また親にもそれを望む傾向があり、
美形女もそこそこ見掛けますが、ジミ系ですね。
で、ブサメンと美形女のカップルを良く見掛けます。マジ。(笑)

3.都会と比べて経済的に貧しい民クサが多いと推察。
都会と比べて学歴も総じて低い。
エンターテイメントも少ない。遊び心も育たない。
で、地味な民クサが多くなるのでしょう。

この点、社会を恨み、己の人生を呪っている民クサ、即ち、
泥臭い民クサが多いようです。顔も泥臭い。(笑)

以上、
地元在住2年足らずの、元トウキョウボーイ爺さんの分析です。
けっこうイケてるでしょう。(笑)
もっと発見がありますが、書くのがシンドイのですわ。
またの機会に。

ごきげんよう。

2017/12/10 16:26 | by まろたん

榊さま。

早稲田オープンカレッジ終了と。
お疲れさまでした。
まあ、労多くして・・・という面もあったかと推察します。
が、終了後、個別相談もあったとのこと。
「叩けよ、さらば開かれん」と聖書の文言の通り、
モチベーションの高い生徒さんが集われたようで。

悩める衆生や多し。ワタシもそのイッピキですわ。
トシと共に、達観と言う名の諦観が、少しずつ。
まあ、そんなこんなで。
今宵も好きな音楽を聞きながら、御神酒をひとり。

御自愛下さい。くれぐれも。
ごきげんよう。

2017/12/09 19:48 | by まろたん

まろたんさん、こんにちは。

今日は早稲田で今シーズン最後の講義を終えました。
終わった後、6人くらいの受講生さんたちからの個別相談。
みなさん、それぞれにお悩みですね。
アンケートの写しももらいました。
おおむね好評で、胸をほっとなでおろし。

私にも聞く力なんてありません。
ただ「へえ」「すごい」というだけ。
たくさん取材をしてきたので、
聞きたいことは聞けますけどね。

来週はすげえパーティに参加して、
翌日は最高のお寿司飲み会。
12月は酒席多し。体調管理が大変。
まろたんさんもご自愛を。

それではまた ごきげんよう 榊淳司

2017/12/09 13:54 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

年末こそ、カキイレドキのビジネスがあります。
今日行ってきた床屋さん、美容室なども。

阿川さんの「聞くチカラ」は知りませんが、
ワタシの経験値として思いますのは、
人は或るトシを過ぎると、とにかく「聞いて欲しい」のでは、と。
ぐちゃぐちゃの思いを「吐き出したい」のでは有馬温泉。
ホンマ、ぐちゃぐちゃ、でっせ。(笑)

ワタシ、阿川さんの言う「聞くチカラ」はありませんので、
ただただ、その人、その吐き出された言葉の前に、
直立不動「棒立ち」するだけですが。
でも「棒立ち」は板について来ましたね。(笑)

来週は、右肩の故障で病院。
さ来週は、或る人と酒席。
今日は、ほんまチャップかったあー。

ごきげんよう。

2017/12/08 22:58 | by まろたん

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