このブログを1年も読んでくださっていれば
お分かりかと思いますが、私はやや世間とかけ離れた
考え方や価値観を持っているところがあります。
分りやすく言えば「ヘンな奴」なのです。
こういう商売をしていると、そこがウリになります。
世間の凡百と違うことを考えて、違うことを書くから
そこに何らかの価値が見出していただけるわけです。
誰かと同じことを書いても、原稿料はもらえません。
まあ、そんなことはいいのですが。
私は特定個人に対して文句は言わないように心掛けています。
安倍君やトランプ君や、せいぜい小池君のレベルは別ですが。
その辺の誰も知らないような小物に噛みついたって、
品が悪いだけではなく、自分を貶めるようなもの。
だから、今日のお相手は「スター・ウォーズ」。
かつてジョージ・ルーカスが創っていたヒットシリーズ。
今はディズニーが買い取って好き勝手にやっていますね。
「最後のジェダイ」ですか。よう分りませんが。
端的に言うと、あのシリーズのどこがそんなに面白いのでしょう?
私にはよ―理解できません。
まあ、普通には面白いですよ。
バリ島から帰ってくるときに、飛行機の中で見る分にはOK。
窮屈で退屈な時間をつぶすには、ちょうどいい感じ。
家で、家族とワイワイ言いながら観るのもOK。
映画ではなく、家族のコミュニケーションにはいい材料です。
しかし、アレの新しい作品が公開されたからと言って、
映画館へわざわざ見に行こうとは1ミリも考えませんね。
だって、あと19年半という残り少ない私の人生時間を、
ああいった映画を観るために使いたくはありませんわな。
アレは私から見ると「良くできた壮大な子供騙し」です。
10代のガキが熱狂するなら話は分りますが、
世間を見ていると私と同年代か、それ以上のオヤジまで
あの世界に熱狂しています。アホかいな、の世界です。
アレは湾岸のタワーマンションやサヨクの護憲運動、
韓国の反日運動と同じ類のエモーショナルな動き。
もっと分りやすく言えば、手の込んだ低能ビジネスです。
私の感覚では、まともな富裕層や本当のインテリとの会話で、
アノ映画の話題を正面から取り上げるのは、ほぼ失笑もの。
「私は低能ビジネスにはまったアホです」と自白する行為です。
まあね、みんなそれなりに見ていると思いますよ。
でも、ほどほどにすべき対象です。ああ、面白いね、程度。
「フォースと共にあれ may the force be with you」
この「ワケわからへん」度は相当ですよ。日本語でも英語でも。
フォースforceって、普通に「力」でしょ。
音楽なら「曲」ですが、私のような軍事好きは「部隊」、「軍」。
まあ、英語がネイティブではないのでよ―分りませんが。
そして、映画のストーリーは似たり寄ったり。
人物造形は超子供騙し。ダークサイトってなんやねん、の世界。
そんなん、人間には明暗両面ありますやろな。
片側一方だけの人間なんていてへんがな。
こっち側の人間にはダークサイトはあらへんのかいな。
そして、ペロっとした薄っぺらい物語構成ではありませんか。
しかし、ディティールの作り方はうまいですね。
黒沢映画をかなり模倣しています。そこを見るのは面白いけど。
しかし、世間は騙され過ぎ。だから低能ビジネス。
ええ大人が熱狂するようなシロモノではありません。
低能ビジネスと言うのは、それに嵌め込まれると心地いいもの。
しかも、同調者が多いので自分がアホの仲間だと気づきません。
しかし、騙されていることは疑いなし。
まあ、映画なら経済的損害は少なくて済みますけどね。
ただ、それに熱狂している姿を世間に晒すことで
私のような人間からは「アホやろ」と心奥で蔑まれます。
私は映画が好きです。
「ゴッドファーザー」とか「アラビアのロレンス」みたいな
古典的作品が大好き。日本では黒沢作品の愛好家です。
小津もいいですね。山田洋次も好きです。
ハリウッド映画だって嫌いじゃありません。
「スター・ウォーズ」も、悪くはありませんね。
しかし、子供騙しの域を出ませんわな。
第一作が公開された時から、私は無関心でした。
その後、観るのはいつもテレビ。面白いですね。
ただ、劇場には行きません。その価値無し。
同じ系統でも「インディ・ジョーンズ」は観に行きますよ。
ちょっと発想の起点が違うと思います。
そのあたり、分る人には分る。
分らない人には分らない。
シドニィ・シェルダンとクライブ・カッスラーの違いです。
を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。
開催日時:1月20 日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
1月20日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は2組様。
待ち時間はゼロでしたが
次回も同じようになるかどうかは分りません。
まろたんさん、こんばんは。
まさに「それをいっちゃあおしめえよ」ですね(笑)。
東京は壮大な田舎者の街です。
でも、東京の住人はちっともそんな風に考えません。
特にニューカマーたちは。
何とも滑稽な情景ですね。
タワーマンションはまさに田舎者ビジネスの旗手。
後世、歴史家に嘲笑されるのでしょうね。
200年後は始末の悪い廃墟だらけでしょうから。
まあ、そんなことを考えても仕方ありませんが。
それではまた ごきげんよう 榊淳司
2018/01/08 12:45 | by Sakaki Atsushi榊さま。
>湾岸タワマン、何がええねん。と。
「エバリたい」のですよ。
「マウンティングのネタ」にしたいんですよ。
エバリたい・マウンティングしたい。
その根っ子にあるものは「強烈な劣等感」でしょう。
古人曰わく「実るほど、云々」なのですがねえ。
ニッポン人、ほとんど田舎者ですけんね、なかなか。
この田舎者気質を熟知するデベは、
湾岸タワマンで田舎者の劣等感を狙い撃ち、ではと。(笑)
閑話休題。
レオパレス21を巡るゴタゴタ。御存知のとおりです。
サブリースなんて、昨日今日に始まったことでなし。
なのに集団訴訟って、何をいまさら、では有馬温泉。
田舎者を食いものにする「田舎者ビジネス」。
コレ別名「貧困ビジネス」でしょう。
人がもつ「劣等感」を「くすぐり、手込め」にする、
「田舎者ビジネス」は「貧困ビジネス」。
まあコレ、イチリもニリもあり、永遠不滅でしょう。
こういう本質論を言い放つニンゲンは嫌われます。
ワタシも、それをよーく知ってますから、
この手の話、榊さま以外には言いません。(笑)
失礼しました。
ごきげんよう。
まろたんさん、こんばんは。
いいたいこと、いわせてもうてます。
しかしまあ、おっしゃる通りですね。
キレイごとばっかり並べる輩が多過ぎ。
他人から「いい人」と思われることが
そんなに価値があるもんですかね。
佐藤愛子が「90歳。なにがめでたい」
なんて本を出して売れてますね。
私はさしずめこういう感じですか。
「湾岸タワーマンション、何がええねん」
孔子はんもいわはりました。
「巧言令色鮮し仁」。
まあせいぜい言いたいことを言って
世に憚りたいと思います。
ではまた ごきげんよう 榊淳司
2018/01/07 17:49 | by Sakaki Atsushi榊さま。
「ヘンな奴」おおいに結構かと。
数ヶ月前、小松政夫さんというコメディアンが、
或る雑誌に書かれておりました。
「ぼくは75になった。もう言いたいことを言わせてもらう」
というふうなことを。
いつの頃からでしょうか、日本人、
言いたいことを言わなくなったような気がします。
小綺麗な包装紙に包んだような言論。
当たり障りのない最大公約数のような物言い。
先日、或る同じ年代者と話す機会があって、そこで、
「日本人、みーんな、公務員みたいになって。
若いモンは、みーんな、生徒会長みたいになって。
日本人、いまや無色無臭の透明人間ですな」
というふうなことを。(笑)
「カルト」みたいなニッポン村。
あーあ、やだやだ。
以上、トシヨリのネゴト・タワゴトですけん。
失礼しました。
ごきげんよう。
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