私はマンション購入についてのご相談を、
メールの初回は無料、面談は1回10800円で行っています。
つくづく思うのは、みなさん裕福です。
「日本も豊かになったなあ」なんて、平凡な感想。
統計的に、年収が1000万円を超えるのは
全給与所得者(要するにサラリーマン)の5%前後だそうです。
ところが、東京の都心でマンションを購入しようとすると
年収1000万円では足りませんね。2000万円でどうでしょう。
年収600万円とか700万円のサラリーマンは雑魚扱い。
まあ、それも仕方がありません。実際その通りですから。
というのは、子どもが一人いて私立中学に
通わせるのは、最低でも年収1000万円必要です。
一人で足りなければ、夫婦で稼いで世帯収入1000万円以上。
それが現実というものです。かなり厳しい。
子どもを産み、育てない人間は、生物学的な敗者です。
一人しか残せない人は準敗者ですね。
2人の子どもを育てても、彼らがどちらもせいぜい
マーチくらいの大学に進まないと敗者予備軍。
日本も階層の固定化が進んでいますから、
自分はダメでも子どもはエリートに、何てあり得ません。
蛙の子はしょせん蛙なのです。かなり厳しい現実。
40過ぎて子どものいない人、その子どもがおバカな人は
生存競争に敗れていますね。今の日本では。
みんなが貧しかった昭和40年以前は遠い過去です。
富める者は港区や渋谷区に住んで子どもを私立に通わせ、
貧しい者は16号線沿線に住んで子どもは公立。
その子がやっとこさマーチか早慶に入っても、買えるマンションは
せいぜい湾岸のさもしい埋立地、というのが現実。
そして、こういう固定化はどんどん固まっていきます。
「子どもを育てる自信」や「経済力」のない人々は
あえて子どもを作らずに、生物学的な敗北を選びます。
これも悲しい現実ですね。
人間は遺伝子を残さなければ、生物としては意味がありません。
まあ、それぞれの個体が生きていた、というだけ。
しかし、多くの日本人が遺伝子を残さずに消えていきます。
まあ、それも悪くはありません。それぞれに生きたのですから。
実際、私の回りには子どものいない人が大勢います。
結婚をしていないか、あるいは離婚歴のある人も大勢。
そのわりには3人以上の子どもを育てた人はごく少数。
これじゃあ日本人は少なくなりますね。
今の東京という街では、年収が1000万円あっても
2人以上の子どもを満足に育てることができません。
公立中学へ行くと、ひらがなも満足に読めない生徒がいて、
その子を偏差値50程度の大学を出た教師が教えています。
何とも阿鼻叫喚の図ではないですか。
そういう学校へ、我が子を通わせられますか?
そこを避けようとすると、一人当たり年間150万円程度の
教育費が恒常的にかかることになり、
そのためには年収が1000万円以上でないと賄えません。
しかし、年収が1000万円以上は全国的に5%程度。
東京でも10%はいかないでしょうね。
だから年収600万円や700万円の雑魚は子どもを作らない。
しかし、その雑魚自体が世の中のメジャーなのです。
だとしたら、これはものすごーく厳しい現実ですね。
このままでは、この国は衰退します。
さて、そのように衰退するこの国では、
不動産など買うものではありません(笑)。
なぜ、みなさんマンションを買いたがるのでしょうね。
それよりも、手持ちの不動産をガンガン売るべきなのですよ。
今なら、都心やその周辺の不動産にまともな値が付きます。
今のうちに持っている不動産はガンガン売りましょう。
私は心底そうお思います。実際、私は全部売りました。
この先、どこかできつい下落が始まるのは確実。
なのに、多くの人が「それはかなり先」だと思っています。
まあ、人間は目先のことしか考えないし、
「見たいものしか見ない」のが常です。
今、1億円で売れるマンションが3年先には5千万円・・・
なーんてことが実際にはあり得るのですよ。
その逆は今起こっていますね。5年前なら6千万円で買えた
マンションが、なぜか今は1億円出さないと買えない、なんて。
ほら、それってあなたのご近所で起こっていることです。
3年後にはその逆があり得るのですよ。
実のところ、マンションと言うのは相場で買うのはカンタン。
しかし、相場で売るのは割合むつかしいものです。
街にある・ハウスやリ・ブルや・・住宅販売のお店に駆け込んでも
なんやかんやと理屈を付けて安く売らされるケースが多いもの。
私はみなさんと直接お会いしてマンション購入や売却の
ご相談を承る機会を持っています。
特に売却に関しては「あなた、騙されていますね」と思える
ケースが多数あります。まあ半分以上でしょうか。
不動産仲介という職種は、エンドさんを騙すことを躊躇しません。
というか、それによって利益を得る構造になっています。
何とも嘆かわしいのですが、それが実態
今、小学館のビックコミックに連載されている「正直不動産」にも
そのあたりのリアルが生々しく描かれています。
世間にはあまり知られていませんが、それが現実ですね。
私は正義感ぶるつもりはさらさらありません。
しかし、みなさんの不動産をキチンと売ってあげたいとは思います。
だからこのブログの下記のような売却相談会を開いています。
次回は今週の土曜日、20日です。
他にも「売却セミナー」にお呼ばれして講演することもあります。
2月の3日には「不動産売却で失敗しないためのセミナー」という
イベントで講演することになっています。参加費無料。
ご興味のある方はぜひご参加ください。
さて、資産価値レポートの更新情報です。
練馬区と神奈川の2タイトルを最新情報化しました。
横浜北仲のタワーがすごい人気ですね。
私的にいえば「あつうなりすぎちゃうん」という感じ。
だって、引き渡しは消費税増税後でしょ。
消費税が上がったら確実にリセッションがやってきます。
景気が後退したら、不動産市場は確実に冷めます。
そして黒田君が日銀総裁やっている限り、金融緩和のまま。
ということは、金融面での景気対策は「打つ手なし」。
そういう近未来が見えているのに、なんで高値で買うの、の世界。
■アクアブリーズ川崎、■エアヒルズ藤沢、■海老名ザ・レジデンス、■オハナ 町田オークコート、■オハナ 淵野辺ガーデニア、■オハナ相武台、■クラッシィハウス湘南藤沢、■グレーシアタワーズ海老名、■クレストプライムレジデンス、■ザ・タワー横浜北仲、■ザ・パークハウス オイコス 金沢文庫、■ザ・パークハウス 東戸塚レジデンス、■シエリア湘南辻堂、■シティタワー武蔵小杉、■シティテラス横濱サウス ザ・ガーデン、■シティテラス横濱戸塚、■シティテラス横濱綱島、■シティテラス横濱仲町台弐番館、■シティテラス横濱長津田、■シティテラス川崎鈴木町グランドシーズンズ、■シティテラス藤沢鵠沼エアーズコート・ブリーズコート、■ドレッセWISEたまプラーザ、■ドレッセ中央林間、■ドレッセ横浜十日市場、■パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト、パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト、■プラウドシティ宮崎台、■ブランズ横浜、■プレミスト湘南辻堂、■リーフィアタワー海老名アクロスコート
■シティテラス川崎鈴木町グランドシーズンズ、■レーベン川崎小田1丁目、■レーベン川崎京町、■ベルジェンド川崎 MIYABIテラス
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を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。
開催日時:1月20 日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
1月20日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は2組様。
待ち時間はゼロでしたが
次回も同じようになるかどうかは分りません。
まろたんさん、こんにちは。
今日も東京には東京の風が吹いてます。
そちらにはそちらの風が吹いているのでしょう。
私は多分、ずっと東京に居ます。
この街、嫌いです(笑)。
というか、蔑んでいます。
なぜなら、私は京都人だから。
東京は巨大な田舎ですね。
でも郊外よりかはマシ。
16号沿線のペロっろした街は空虚です。
湾岸の埋立地とどこか似通っています。
でも、それが東京のベーシックです。
表参道は素敵です。文化があります。
でも、それは東京の表層。薄い皮一枚。
港区の現調をしていて、いつもそう思います。
しかし、表参道が蒸留酒の最初の一滴みたいなもの。
その背後には、膨大な田舎があるのですね。
今日は少し暖かいですね。
夕方、FM東京に行きます。
今日の仕事は、そこでお終い。
東京には東京の風が吹いています。
結構寒々しい風です。
ごきげんよう 榊淳司
2018/01/16 13:52 | by Sakaki Atsushi奏子さん、こんにちは。
実は私も雑魚以下の暮らしをしております(笑)。
まあ、仕方ありません。人生こんなもの。
好きな仕事をして、好きなものを食べていられるのでOK。
高いところに住みたいとか、
ええかっこしたいとは思いません。
そういうのは湾岸タワマン族に任せます(笑)。
正直不動産、面白いでしょ。
私もああいったものを作ろうかと
考えている今日この頃。
あのお方、面白いですよ。
「めんどくさい奴は埋めればいいじゃん」
なーんて、平気でおっしゃいます。
「困ったことがあったら何でも相談して」
誰でも埋めて欲しい人は何人かいますよね。
アハハハ。
ではまた ごきげんよう 榊淳司
2018/01/16 13:43 | by Sakaki Atsushi榊さま。
豊かに成り過ぎたのですよ。この国は。
豊かさのパラドックスで、人間はひ弱になる。
過保護な親子関係を見聞きして、ため息が出ますね。
地方でもベッタリのようで、それを異常とも思わない。
「いいじゃないの、今がよけりゃ」
と半世紀前の歌の一節。
仕方ないのでしょう。ここまで来ると。
東京一極集中の病理。片や地方は無風状態。
人間の階層も都市の階層も固定化しました。
もはや流動する事はないでしょう。
少子化対策なんて、もはや遅いと言う意見があります。
出生率が上がったとしても効果が実現するのは20年先。
その間にインフラが崩れて行くだろうとの意見です。
これも仕方ないのでしょう。ここまで来ると。
ワタシは地方の出身ですが半世紀も東京ボーイでした。
で、人口20万の当地ではコジャレ者なのでしょう。(笑)
まあ、ワタシ自身のパーソナリティもありますが、
そもそも何処にいてもマイノリティであるということです。
豊かなるニッポン。
あと10年ー15年、
この豊かなインフラがキープされますことを祈りつつ、
今宵も独り御神酒を、ぐび。(笑)
終わり良ければすべてよし。
ああ極楽、ゴクラク。
ごきげんよう。
2018/01/15 23:56 | by まろたんこんにちは。進んで敗者の雑魚になりました奏子です(自虐ギャグ)
10年前の自分なら、目を吊り上げて反論していたかもしれませんが(笑)
今はごもっともだと思います。
勝者ぶる敗者が一番悲惨。
エセヒルズ族→没落ヒルズ族になった時に痛感。
ガツガツ働くのをやめたら、国の想定するモデル世帯並の収入に落ち込みました。
モデル世帯通り専業主婦(夫)と子供2人抱えたりしたら、それこそ16号の彼方です。
お国の基準の時代遅れ感たるや(以下略)
それでも一人なので困らずに済んでます。
好きな場所に住んで好きなものを食べて、ほどほどに好きなこともできます。
これが分相応というものでしょう(悟)
控除されない税金をきっちり払ってるということでご勘弁ください。
追伸、「正直不動産」個人的には久々にハマった漫画です!
「ミナミの帝王」以来かもしれません(←)
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