私は大学4回生の時に就職活動に失敗。
神戸の小さな教育系の会社に職を得ました。
その会社、今ではそれなりに発展しています。
でも、創業者は超ワンマン。目茶苦茶でしたね。
私はそこで多くの人々と知り合いました。
その関係は、今でも一部で続いています。
社会人一年生だった私には、多少の正義感がありました。
多くの不満分子と交わりました。まあ、面白かった。
ただ、私が1年目に仕えた上司は超然としていました。
彼は決して体制派ではなかったけれども、
私たち不満分子の飲み会には滅多に姿を見せません。
彼はある時、私に言いました。
「文句があるんやったらやめたらええだけやろ」
不満分子が集まって、傷をなめ合うように酒を飲んでも
そこには何の生産性もない、という真実。
彼は、そのことを見抜いていたのです。
その上司は、とあるスポーツ競技で日本一を
極めようというチームの副将だったお人。
その後、その会社を辞めてそのスポーツの指導者に
身を転じました。そして、きっちりと実績を残しました。
私は丸2年でその会社を辞め、
鞄ひとつをさげて東京にやってきました。
この何とも薄っぺらい街が好きだったわけではありません。
「文章を書く」ということで飯を食うには、
関西に居るよりもこっちがいいと思っただけ。
たまたま席を得た広告代理店が、新築マンションの
プロモーションを専門にしていました。
私はそこで2年半の間、コピーライターとして奉職。
仕事は最初の3か月はけっこう大変。
難易度が高い、ということではなく、単なる人間関係。
3か月後、放し飼いにしてくれる上司につけられたので
そのあとは超ラクチン。
新築マンションの広告作りというのは、何も難しくありません。
いちばんめんどくさいのは、人間です。
なぜなら、クライアント(不動産屋)も営業(代理店)も
アホばっかりなので、その面倒見がいちばん大変。
仕事(コピーライティング)自体は、寝ながらでもできます。
私はモノ好きなので、よく営業についてクライアントに同行。
まあ、面白かったですよ。一部上場企業のエライさんが、
私のような小童の説明をウンウンと聞いてくれたりします。
「世間は存外アマイもんやな」と思いましたよ。
2年半後、その会社を辞めました。27歳でしたね。
やめた次の日から電話がかかってきて、フリーで受注。
広告制作会社を作って、2年後には正社員を雇っていました。
そこから19年ほど、新築マンションの広告を制作する
会社を経営していました。社長兼コピーライター。
仕事の難易度は大したことありません。
めんどうくさいのは、やっぱり人間。
アホな不動産屋と頭の悪い営業、という図式は変わらず。
外注となった私は、彼らの外部奴隷のような存在です。
財布の中にはいつも10万円くらいの現金を入れて置き、
打合せの成り行きで飲み食いになったら私が払います。
気合を入れた銀座の接待だったら、一晩でウン十万円。
アホみたいですね。まあ、別嬪さんは嫌いじゃありませんが。
やがて、新築マンション業界には大きな波がやってきます。
インターネットの普及と、そもそもの需要減です。
新築マンションを購入するには抽選が当たり前だった時代は、
もうすでに昔話になっていました。
トンデモナイ、と思えるレベルにまで高騰したマンション価格は
リーマンショックによって崩壊。すさまじい販売不振。
その頃、私は広告プロダクションの経営に見切りを付けました。
社員さんたち全員に解雇を言い渡しました。
退職金も、払える程度には払いました。
借金は残りましたけどね。まあ、致し方なし。
「榊淳司」というペンネームでの活動は始まっていました。
約10年前からでしょうか。雑誌の連載もありました。
その後、フリーランスのコピーライターとしても活動しながら、
「住宅ジャーナリスト」の肩書でいろいろ始めました。
そして、現在に至っています。
ここ1年ちょっと、コピーの仕事はしていませんね。
自然となくなりました。
その代わり、「本を書いてください」という話は舞い込みます。
今まで実質7冊出しました。そのうち4冊が重版。1冊は品切れ。
増刷はのべにして11回ですね。あれは気持ちがいい(笑)。
出版不況の時代ですから、まあまあの成績だと自負しています。
まあ、それはいいとして。
今は飲み会も少なくなりました。
私のサラリーマン時代は、わずかに4年半。
最初の2年は不満分子の飲み会が大好きでした。
でも、広告代理店時代には、そういう飲み会が嫌いでした。
まさに「嫌やったらやめたらええやん」の気持ち。
今でも、お互いの傷を舐めあうような飲み会は大嫌い。
どこかの会社や個人の悪口を言い合って慰め合う類や、
お互いの愚痴を言い合い、聞き合うような飲み会です。
それこそ「嫌やったらやめろや」の世界です。
一昨日、テレビを観ていたら「お父さんは家でグチをいうな」
みたいなことを言っているコーナーがありました。
確かにその通りです。男はだまってサッポロビール。
自分の仕事がいかに大変か、なんて言うものではありません。
それを言うだけで、自分の品が下がります。
人にグチを言う、誰かの悪口を言い募る、
会社への不満を口にする、上司や客を謗る・・・
まあ、男としては格好悪い行いだと思います。
私も時々やっていますが(笑)。
でも、こういうことはやらないのがいちばんです。
さらに言えば、ある程度の年齢に達すれば、
飲む相手は選ぶべきですね。
傷を舐めあうような飲み会は、生産性がありません。
何かしら得られるものがある飲み会のみに参加すべき。
56年近く生きてきて、やっとそこにたどり着きました。
さて、資産価値レポートの更新情報です。
江東区関係の3タイトルと墨田区を最新情報化。
江東区については前回書いた通りなのですが、
墨田区にも新しい物件がいくつか出てきていますね。
しかし、いずれもバブルの影響が見られます。
言ってみれば、在庫予備軍。
やはり2019年あたりはうんと厳しくなりそうです。
ブランシエラ東京住吉
メイツ深川住吉
クレヴィア住吉扇橋
ジオ深川住吉
ガーラ・レジデンス亀戸セントラルパーク
ライオンズ東京菊川ミレス
ソルフィエスタ亀戸ルシーア
リビオレゾン東陽町
TOKYO キラリスナ PROJECT
シティテラス東陽町
ルフォン木場 スタイリア
クレストシティ木場
ヴェレーナシティ東京イーストガーデンズ
ルフォン東陽町 パークフロント
プラウド東陽町サウス
プレシス東陽町
ザ・パークハウス 東陽町翠賓閣
サンクレイドル木場公園II
プラウドシティ越中島
ブランシエラ東京住吉
リビオ両国ザ・レジデンス
エステムプラザとうきょうスカイツリー駅
ヴィークコート錦糸町
ジーベック錦糸北斎通り
ガーラ・レジデンス亀戸セントラルパーク
Jワザック押上エクセレント
ライオンズ東京菊川ミレス
J WAZAC(ジェイ ワザック)東京押上
アトラス押上 桜花テラス
リビオレゾン墨田押上
ソルフィエスタ亀戸ルシーア
シエルヴィラ桜橋〈壱番館〉
を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。
開催日時:2月25日(日)11時~16時
開催日時:3月8日(木)17時30分~21時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
上記の時間、私が相談会場におりますので、
どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
まろたんさん、こんにちは。
このところの東京は昼間暖かく、夜寒い。
まあ、どちらも寒いよりかはマシ。
私は人の名前が覚えられません。
まろたんさんも前回ご参加いただいた会に
来られた方の何人か、顔と名前が一致しませんでした(笑)。
それでも、お招きする理由があったのでお招きしました。
アハハハ、無責任なホスト。
世間はオリンピックで騒いでいますね。
私は何とも興味がありません。
それよりも、終わった後で北とどうなるのか。
バカモンをどう始末するのか。
株価がどうなるのか。
まあ、そのあたりに気を配っています。
いずれも、私からは遠い問題ですが。
麗らかな休日の午後、健やかにお過ごしください。
ごきげんよう 榊淳司
2018/02/12 13:11 | by Sakaki Atsushi榊さま。
今、お写真で、初めて御尊顔を拝見致しますと、
クチがデカく、テレビでアナウンサーで鳴らした女史、
だったとの、五〇婆さん。敢えて名前は言いますまい。
この御方、ワタシまったく存じ上げませんでした。
が、先日、お亡くなりになったとの大きな報道で、
初めて知った次第。
そうですか。こういう御方がいらっしたのですか、と。
ワタシ、トシくったせいか、世事に疎くなりました。
若い人に笑われること、タビタビ。(汗)
先ごろ話題のSMAPなるグループも、キムタクなる御仁も、
まっこと知りませなんだ。解散騒動の報道までは。ホンマ。
最近、と言っても10年前くらいからでしょうか、
「人の顔」が憶えられません。男もオナゴも。
老若男女、ベッピンさんも、すべて。
ですから、榊さまの御尊顔も、町ですれ違ったとしても、
「は??」でしょう。ほぼ間違いなくね。(笑)
ワガ女房が言います。
「ニンゲンに、興味・関心がなくなったからでは」有馬温泉、
と。
うーん。そんなトコかいなー。と。
賢いオナゴを女房にしたもんですわ。(笑)
で今、困るのは、今のトシヨリは昔より、
「見た目が若々しく」なった。
でね、年下の連中から誤解されますのん。
今のトシヨリは、若い、なーんてね。
もはや「かお」も、ロクロク憶えられんのにねー。(笑)
ですけんワタシ、
五〇才以下は、もうカンベンしてチョンマゲー。(笑)
と思うこの頃です。
ま、トシは取ってみんとワカラン。
ごきげんよう。
まろたんさん、こんにちは。
本日も東京は少し暖かいですね。
このまま春になればいいのに。
孤立無援。孤軍奮闘。いいではないですか。
群れるの嫌いな私ですから。
毎日働いている身としては、
三連休というのは何とのう間抜けですね。
まあ、電話がかかってこないのがいいところ。
じっくりと仕事ができます。
社畜は連休が好きですね。
本当に休めるから。
それではまた ごきげんよう 榊淳司
2018/02/11 14:44 | by Sakaki Atsushi榊さま。
進歩主義。これこそが近代の中核でありましょうか。
石牟礼道子さんが亡くなられ、西部読売は特別紙面。
2メンー3メンの全面ブチ抜き紙面。破格の扱いかと。
池澤夏樹がコメントの中で「現代の宮澤賢治」だと。
ああー。そうか。そうかと。
孤立無援。孤軍奮闘。
近藤誠さんもまた、現代の宮澤賢治でしょうか。
こんな腐った時代でも「ホンモノはおる」と。
決して美化ではなく。
世は三連休。なれど、
シモジモよ、働きなさい。地べたを這って。死ぬまで。
社畜となって、奴隷のごとく。死ぬまで。(笑)
ごきげんよう。
まろたんさん、こんにちは。
私もまろたんさんと同世代の歯医者さんに
同じようなことを聞いた覚えがあります。
まあ、そうなのでしょうね。
東京は最近、ちょっとだけあったかいですよ。
ふところは寒いけれど(笑)。
しかし、株価の下落がちょっと不気味。
オリンピックなんてどーでもええのですが、
「終わったら」というのが怖そうですね。
今度こそ、みたいなことになりそうで。
まあ、私がじたばたしても仕方ありませんが。
それではまた ごきげんよう 榊淳司
2018/02/10 15:08 | by Sakaki Atsushi美女の奏子さん、こんにちは。
いろいろご教示いただき、ありがとうございました。
IT世界のことは疎いもので、助かります。
また、教えてください。
奏子さんほど荒波を潜ってきた人を、私は知りません。
いや、ほんとに。でも、さらっとしているところが流石。
例の話、うまくまとまるといいですね。
ではまた ごきげんよう 榊淳司
2018/02/10 15:02 | by Sakaki Atsushi榊さま。
三連休ですか。浮き世のバカは。(笑)
ワタシが若いころのオバチャンの生態ですが、
笑うとき「ギャハッハ!」という感じでしたね。
その時、口の中には「金歯・銀歯」が、ギンギラリン。
だから、当時、オバチャンのニックネームは、
「ギンバ・ギンバ」とか「ツタンカーメン」でしたわ。
あーあ。(笑)
当時、何故、金歯・銀歯を入れたのか、
と、或る馴染みの同世代の歯医者に聞くと、
「儲かったのよ。特にオバチャンは、おいしいカモ。
それと、総入れ歯ね。コレもオイシイお客さん」
だったてさ。(笑)
今は「インプラント」だって。
今これが歯科のカセギ頭、カモなんだそうです。
で「インプラント、どうなんですか?」と聞くと、
クダンの歯医者、曰わく、
「ま、もうこの世に未練がない人は、どうぞ」と。(笑)
今や医業はビジネスになった、なーんて言う人アリ。
いえいえ「昔から、とっくにビジネス、オイシイ商売」
だったみたーい。(笑)
「騙される人は、何度でもダマされる」
と言う原則があるそうです。
また、
「騙す人は、何度でもダマす」という原則も。
なんででせうかね?。まっこと深い。(笑)
バカばっかりの世の中、こんなモンのようです。
今日も冷えてますわ。
コレは、バカ関係なく。(笑)
ごきげんよう。
2018/02/10 14:12 | by まろたんこんにちは。美女の奏子です(喜)
所謂アラフォー、要は大年増が好きに食べて好きに喋っていただけなのですが。
少しは目の保養になったようで光栄です^^
ギラギラ感やお下品感(!)を全く感じず、いい感じに枯れられた榊さんには
こういう冗談を好きに言えるのです(笑)
話した内容に関するお褒めの言葉などは、もう段違いに光栄です(歓喜)
某巨大デベのコピーをもじってみたネタ(爆笑)が通じる方もこれまた貴重。
本気でもおふざけでも、「キーワード」を「プランニング」するのは面白い。
気が済んだので、下戸は黙って杏仁豆腐といきましょう。
ご馳走様でした!
まろたんさん、こんにちは。
人は見た目が9割なら、私はあきませんやん(笑)。
私は「最初の15分」やと思てます。
初対面の15分で、相手に好感を抱かせると、
その後の付き合いもスムーズです。
ここ10年、成功率は7割くらいでしょうか。
特に、うちの事務所にお迎えした方については
9割以上かと自負しております。まあ、地の利。
しかしまろたんさんもお若い。
私、昨日は美女と食事を楽しみましたが、
心は平静そのものですね。眺めはよかったですが。
また、2つの出版社の我が担当は
まあ美人ですね。人にうらやまれます。
時々、食事もします(ご馳走になります)。
美女を眺めての食事や会話は楽しいですね。
特に相手が賢い場合は。でも、それだけ。
わたし、そちらの面では枯れています。
まろたんさんも、そろそろ枯れてください。
その方が楽です。
ではまた ごきげんよう 榊淳司
2018/02/09 16:28 | by Sakaki Atsushi榊さま。
昨日、博多まで。特に用なし。
阪急デパートの紳士服売場を「徘徊」(笑)。
うーん、べっぴんさんが多い。ふたことみこと、会話も。
スマートで人当たりも洗練されている。
腰のキレもよさそう。ドサクサに紛れて。(笑)
やはり都会か。人は環境の動物だなと再認識。
若いオナゴが都会に吸い寄せられるのが、ワカル。
ミーハーで薄っぺらいことを承知で言いましょう。
やはり「人は見た目」だ。
ただ、トシくったせか「若いオナゴはアウト!」。
ただ単に「若いだけ」ではねえ。
やや年増になると「人を見る眼差しも落ち着いて」くる。
こないのも、少なからずおりますが。(笑)
オナゴと違い、男はイイのがイナイ。都会にも。
「時代」のせいかも知れない。自分がトシくったせいかも。
分からない。が、見た目、イイ男が目に付かない。
余裕がない。いつも構えている。
人を見る眼差しで、ワカル。
「男は黙ってサッポロビール」
ありましたね。おりましたね。
今やそんな「昭和オトコ」の横顔もナツカシイ。
オトコたちよ。ジジイたちよ。
せめて酒場ではイイ男で、イイ眼差しで、ヨロシク。
ああ!
それにつけても、カネの欲しさよ。(笑)
ごきげんよう。
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