理念的になると嘘を信じてしまう

麗らかな春の日です。
暖房も冷房も不要。こういう日がいいですね。
歳を取るに従い、季節を感じるようになりました。
若い時は寒さにも暑さにも強かったのですが、
ここ数年は寒いのも暑いのも敵いません。
まあ、あと19回程度の試練だと思いますが(笑)。

日経平均が案外もっていますね。
今見ると、上昇に転じているではありませんか。
私はどどっと下がるかと思っていました。
まあ、これで何とかひと安心。
2万円を割ったりすると、不動産市場へも
相当の悪影響をもたらしますから。

3月も最終週となりました。間もなく4月。
世の中をみると、やはりザワザワしています。
佐川君の証人喚問は明日です。
あのご仁、精神的には相当まいっているとか。
しかし、政治家さんたちの期待を裏切るとは思えず。
まあ、大きな波乱はなく終わりそうな予感。

さてもさて、この後はどうなるのでしょうか。
マンション市場なんて小さな話ではなく、世界です。
米中対決の図式は日に日に深まっているような気がします。
日本にとっては、話が通じるアメリカの方が、
夜郎自大な中国よりもフレンドリーですね。
領土問題もありませんから。

しかし、喧嘩は勝手にやってね、というわけにもいかず。
そこには経済というややこしい問題が出てきます。
そもそも、中国が夜郎自大になっているのは金があるから。
中国はその金をどうやって稼いだかというと、
それは他でもなく海外からの投資です。

今、世界的に中国への投資を控えようという動きが顕著。
なぜかというと、リスクが高いからです。
まず、自由に撤退がしにくいというリスク。
政府がいろいろと規制してくるというリスク。
最後に、さして儲からなくなったというリスク。

そもそも、中国の資源は「安い賃金」でした。
あとは巨大なマーケットです。
今、世界中の企業が中国にモノを売りたがっています。
まあ、世界で二番目に大きな市場ですからね。

しかし、あの国にはアキレス腱がいくつもあります。
そのうちのひとつが、外国為替。
中国の「元」は市場価格になっていません。
中国で「元」を稼いでも、ドルやユーロに替えて
自由に海外に持ち出すことが制限されていますね。
そういう市場はどこか脆弱です。

あと、言論の自由がなくて共産党の一党独裁です。
独裁政権はいつか崩壊します。
まあ1年先か100年先かは分かりませんが。
その後、きちんと機能する民主主義政権が生まれるとは
どうしても考えられません。
その理由は、民衆が成熟していないから。

お隣の韓国を見てみましょう。民博君が逮捕されました。
あの国はシステム的には民主主義である、法治国家です。
しかし、内実はグチャグチャです。元大統領は、
本人か身内が必ず逮捕されます。

日本と2015年に交わした国家同士の約束は反故。
国際法に違反した売春婦像は今もソウルの日本大使館前にあります。
日本に対する言論の自由はありません。
アホな大統領は北朝鮮を地上の楽園と信じています。

なぜ、韓国人はああまでも愚かなのか?
ひとことで言えば、成熟していないからでしょうね。
あと、成熟のベースになる道徳がないからです。
これは中国もそうですが、長年朱子学という毒をもって
国家の礎としてきた国には、「真実」を尊ぶ気風がありません。

日本は儒教を取り入れましたが、あくまでもいいとこどり。
幕末の水戸藩は朱子学に走り過ぎたので天狗党などという
狂気的な集団を生み出しました。長州にもややその気。
しかし、薩摩藩はどこまでも合理的でしたね。

つまり、頭の中だけで物事を考えずに現実を見ることが大事。
今の韓国も中国も、理念が先走りしている感があります。
日本は今のところ、まあまあ合理的です。
ただ、左翼系の人々はかなり理念的ですが。

私は、どうも生まれつき合理的にしか物事を考えられない
という体質があるようです。
普通に生きていると、それが合理的な振る舞いになります。
そういう人間からすると、理念的な生き方が理解不能。

例えば、韓国人は「息を吐くように」嘘をつきます。
嘘をつく、ということはどう考えてもペイしません。
バレれば信用を無くします。嘘を言い通すために別の嘘が必要。
そして、いずれはバレます。まあ、今回の佐川君が好例。

韓国が2015年の末に日本と交わした約束も、結局は嘘。
ああいうことをして、韓国に何の得があるのか理解不能。
「嘘つきは泥棒の始まり」とはよく言ったもの。
共産主義や売春婦(慰安婦)問題という理念も、
突き詰めてみれば嘘です。
まあ、そういう考え方をすると宗教もみんな嘘。
ただ、そういうことを嘘だと言い切れる人間は僅少。
私は、そういう僅少なひとりです。

なんで人は嘘をつくのでしょうね?
これはきっと、私には死ぬまで分からないことです。

4月21日 (土)榊淳司の不動産売却相談会

を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。

開催日時:4月21 日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

4月21日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は2組様。
待ち時間はゼロでしたが
次回も同じようになるかどうかは分りません。

上の住戸、私の提携しているいつものセトルさんが専任で預かっています。
「榊さんに案内して欲しい」と言うことなら、
私が現地をご案内することも可能です。
どうぞ、ご遠慮なくお申し出ください。

窪町小通学区のクレアホーム

 

早稲田大学市民講座「マンションと日本人」

さて、早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校での
私の講座が、5月に再び開講されます。
なんと90分を1日に2回。それが2日間の集中講義。
5月12日と19日。いずれも土曜日。13時から16時30分まで。
ビジター受講料13,413円。みなさーん、ぜひご参加を。

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2018/3/26 14:57 Comments (0)

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