今や私の資産価値レポートは東京23区全域をカヴァーしています。
つまり、23区内で販売されている新築マンションについて、
私がどう評価しているかを知りたければ、
私が発行する数千円の資産価値レポートを購入していただければ、
たちどころに分かってしまうのです。
私はこのブログで「無料相談」を開設しています。
そこからお申込みいただければ、メールでの最初の相談には
無料でお答えしているのです。
過去、メールアドレスを変えることでこれを何度も
利用した不届き者がいましたが、今は消えました(笑)。
この無料相談では、よく23区内の物件について相談されます。
その約半数が、私の資産価値レポートを購入されずに、
無料相談のみを利用されているご様子ですね。
私は無料相談をエンドさんへのマーケティングのために
行っているので、そういう利用法も大歓迎です。
ただ、資産価値レポートを購入いただいた後でのご相談と、
そうでない場合には大まかな傾向が見られます。
それは、私の資産価値レポート購入された上での
場合は高額案件が多いということ。
未購入の場合は比較的低額案件が多いように思えます。
あと、私の返信も購入済みの方には踏み込めますが、
そうでない方には必然的にレポートの抜粋程度の
内容となってしまいます。
1億円以上の住戸で悩む場合は、数千円や1万円程度の
費用を惜しまれないのではないかと推定しています。
逆に5千万円前後の物件でお悩みの場合は、
数千円の出費でも「高い」と考えられるのでしょう。
非常に分かりやすい傾向ですね。
ネットが普及したことで、世の中の多くの情報は
タダで手に入ることになりました。
しかし、タダの情報はタダで公開した時点でタダです。
それはタダのインフォメーションですね。
一方、人間の知見というものはタダにそぐいません。
そこには相応の対価が発生してこそ価値が生まれます。
それは情報ではなくインテリジェンスなのです。
そのあたり、分かる人は分かってくださいます。
だから、私の資産価値レポートはお一人で何万円分も
購入してくださる方が多いですね。
更新する度に同じタイトルをご購入されてくださる方もいます。
そういう方は、マンション購入でまず失敗しなさそうです。
織田信長ら戦国の乱世から頭ひとつ抜けだしたいくさは、
今川義元を討ち取った桶狭間の戦いです。
この戦いで信長は、義元を討ち取った服部や毛利という
侍よりも、義元が桶狭間に在陣しているので
奇襲が可能、という知らせをもたらした梁田出羽守という
人物により多くの恩賞を与えたとされています。
まあ、本当かどうかは分かりません。「信長記」の記載。
インテリジェンスには相応の価値があるべきです。
私は資産価値レポートに自分のインテリジェンスを盛ります。
それは単なる情報ではなく、私がどう考えているのか。
私がそのマンションをどう捉えているかがインテリジェンスです。
しかし、世の中にはタダのインフォメーションと、
インテリジェンスの違いを理解できない人がいます。
どちらかというと、それを理解できる人の方が少数派。
悲しいけれども、それが現実ですね。
英語のインフォメーションは「情報」という、
わりあいよくあった日本語に訳せます。
しかし、インテリジェンスには適した訳語がありませんね。
往々にして「情報」という言葉が使われますが、
私の感覚ではちょっと違います。
インテリゲンチャ―という言葉は「教養人」でほぼほぼ。
インテリジェンスは情報と分析と知見を合わせたような意味。
日本人にはかなり不得意分野かもしれません。
だって、自分のアタマでモノを考える訓練を受けていないから。
だから、往々にして情報とインテリジェンスを混同します。
マンションについてインフォメーションと
インテリジェンスの違いが何かというと、これは鮮明。
どこどこ駅徒歩0分とか、何とか工法とか、
どんな設備があるとか、そういうことはぜーんぶ
インフォメーションの類です。もちろん、価格も。
つまり、売主であるデベロッパーが持っている
そのマンションについての情報はすべてインフォメーション。
では、インテリジェンスとは何かというと、
それをどう評価して、分析して、将来を予見するか。
この違が分かる人は私のレポートを漁る様に購入して、
貪り読んでくださっている、と私は勝手に考えています。
分からない人は、数千円の出費を惜しんでいます。
かなり勝手な解釈ですが(笑)。
インテリジェンスはタダであってはいけないし、
タダで公開した時点で価値を失います。
「0月0日にアメリカ軍が北朝鮮を攻撃する」という
かなり確かな話があったとしましょう。
世間が知らない内は、それはある意味でインテリジェンス。
でも、ニュースに流れたらそれはタダの話題、インフォメーション。
「・・・マンションは10年後に半額になる可能性あり」
こういう話をネットで公開しても、タダの駄法螺。
しかし、キチンと理由を示し、データに基づいた
知見として限られた人にお知らせしている分には
インテリジェンスとなります。
日本の学校教育に毒されたアタマでは、
何でもすぐに答えを欲しがります。
しかし、インテリジェンスというのは答えにあらず。
その感覚が分からないと、賢明な判断もできません。
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