ロスジェネ世代の逆襲、これからが本番

調べてみると、ロスジェネ世代の先頭は40を超えていました。
ロスジェネとはおおよそは1998年卒から2003年卒くらいまで。
まあ、1996年卒くらいからカウントする向きもありますね。
1998年卒は今43歳くらいですね。03年卒は37歳。
この年代、正社員がかなり少なめ。マンション買えません。
まあ、それはどうでもいいのですが。

サラリーマンを横目で眺めていて思うのは、「大変やなあ」。
仕事が大変な場合もあれば、人間関係のトラブルとか。
何といっても、自分で決められない部分がほとんどです。
たまさか優秀な人がサラリーマンをやっているのを見ると、
「とっとと辞めたらええのに」と、いつもそう思います。

大きな企業に所属していれば、運がいいとデカイ仕事ができます。
でも、いったいそこに何の意味があるのでしょうか?
サラリーマンのでっかい仕事なんて、せいぜい十年程度の寿命。
定年になって数年もしたら、みんな忘れてしまいます。

サラリーマンの唯一のメリットは、「給料がもらえる」。
ただし、給料を払ってくれる会社が続いていれば、のお話し。
昨今、そこのところがかなり怪しくなってきています。
大きな企業でも、定年までいられなくなっていますね。
まあ、公務員は別でしょうけど。

私、絶対にそのへんの公務員なんて勤まりません。
だって、公務員になって「アホ」もしくは「理不尽」な
上司に仕えねばならない確率は100%以上でしょ。
いちばん耐えられへんのが、それ。

つくづく、私はサラリーマンには向きませんな。
だいたい、人が決めたルールに従うのが大の苦手。
まあ、法律とかはしゃーないですけどね(笑)。
その他はなるべく勘弁してほしいと思っています。

私の会う人の半分くらいはサラリーマンです。
それこそ、私より優秀そうなサラリーマンをゴマンと見ました。
もったいないですね。まさに資源の無駄遣いみたいなもの。
冷静に考えれば、そういう人は起業すべきです。

例えば、サラリーマンで年棒を2千万円取るのは超タイヘン。
全体の1%未満でしょう。東大入る級に難しい話。努力も必要。
でも、上手に起業すれば2千万円なんてすぐですよ。
私は稼いだことないですが、億だって可能でしょ。

何よりも自由です。アホな上司というのがいません。
アホな顧客に遭遇する可能性はあります。私がそうでした。
でも、その客に頼らない力を付ければ、アホは切れます。
人生には限りがあります。その限られた時間の多くを
「アホ対応」に割かれるのは、何とも無駄ですね。不健康。

アホでなくても、敵を作ると面倒くさい。
こっちが憎く思わなくても、所属した派閥とか友人関係から
敵は少なからず湧いてきます。組織に所属する限り。
派閥抗争なんて、観ている分に面白いけど中に入ると大変。
それに、ほとんど生産性がありませんしね。

小さな企業の経営者とは話が合います。
今の私はフリーランスですが、かつては零細企業のオヤジ。
あの苦労と不安感。儲かった時の喜び。共通します。
そして、今にこやかに話せると言うことは、
お互いに生き残ったと言うこと。何となく同志感。

いつか書きましたが、サラリーマンにはサラリーマンの
「顔」というものがあります。共通項は「緩み」。
それに対して創業者の顔には常に緊張感が漂っています。
人間50を過ぎると、もう分りすぎるほど顏に出ます。

私が社会に出てから3回のバブルが発生し、2回弾けました。
今、3回目が弾けようとしています。実に興味深い。
多分、近々中国のバブル崩壊も眺めることができそうです。
これはもう21世紀の前半の最大イベントになるでしょうから、
私的にはかなり楽しみにしております。
もっとも「世界同時大不況」というおまけもつきますが。

日本の企業社会はこの2回のバブルを経て、それまでの
終身雇用や年功序列という基本システムが半壊しました。
今のサラリーマンの8割以上は、そのシステム外にあるはず。
さらに言えば、新卒で入社した会社が定年までそのまま
ある確率なんて2%もないと思いますね。
特にロスジェネ世代はほとんどが2回か3回の転職経験者。

あるいは、この層からは多くの起業家が輩出しています。
現在、ITをめぐる様々な新しいビジネスで中心に
なっているのは、かなりの割合でロスジェネ世代でしょう。
この世代、苦境を乗り越えているだけに精神的に強靭。

彼らが日本社会の指導的な役割を果たす世代になる
5年後から10年後、この国は大きく変わりそうな気がします。
つまり、昭和的なサラリーマン社会が今以上に
破壊されそうな気がするのです。楽しみです。

逆に、このロスジェネ世代なのに会社にしがみついているタイプは、
相当に「根性なし」か、そうでなければ能力のない方でしょう。
日本社会は、ますます激烈な競争の原理が働きます。
ロスジェネ世代はかつての団塊のように、大きな変化を伴う
社会現象を誘発する起爆剤となるのです。

さて、資産価値レポートの更新情報です。
中野区と大阪のタワーマンションのタイトルを
最新情報化しました。中野区は停滞。
大阪のタワーはバブルが進行。今にも崩れそうですけど(笑)。
大阪は北浜という街がビジネスタウンから
「雑居の街」に変質しつつあります。
もはや株式取引に不動産的な「場所」が
必要でなくなったことの証左ですね。
東京の茅場町からも証券会社の看板が
減りつつあるように思います。

中野区総集編
価格 4,890

1 ピアース中野坂上パークフロント   
2 シティハウス笹塚レジデンス
3 オープンレジデンシア中野中央 
4 グランドメゾン中野富士見町 
5 セントラルレジデンス笹塚  
6 シティハウス中野テラス          
7 グランドメゾン江古田の杜  
8 レ・ジェイド中野              
9 シティインデックス中野        
10 アトラス中野南台           
11 Brillia(ブリリア)東中野 Station Front  
12 レジデンシャル東中野
13 オープンレジデンシア東中野パークサイド  
14 (仮称)中野南台Ⅲ計画       
15 プレシス哲学堂公園

大阪のタワーマンション
価格 5,290

1 ジオタワー南森町              
2 シティタワー東梅田パークフロント      
3 リバーガーデン福島 木漏れ日の丘  
4 ザ・船場タワープロジェクト
5 北浜ミッドタワー    
6 グランドメゾン上町台レジデンスタワー
7 (仮称)なんばエリア・超高層タワープロジェクト
8 ジオ福島野田 The Marks        
9 ローレルタワー心斎橋        
10 グランドメゾン上町台ザ・タワー
11 クレヴィアタワー大阪本町
12 ブランズタワー梅田 North
13 ローレルタワー梅田ウエスト   
14 (仮称)岸里玉出駅1分プロジェクト    
15 プラウドタワー北浜

8月25日 (土)榊淳司の不動産売却相談会

を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。

開催日時:8月25日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

8月25日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は1組様。
待ち時間はございませんでした。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2018/7/13 14:54 Comments (0)

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