あけましておめでとうございます

みなさん、あけましておめでとうございます。
寒いけれど、お天気は悪くなさそうですね。
といって、どこかへ出かけるわけではありませんが。
ごろごろしながらテレビを見たり、校正をしたり。
貧乏性ですからね、正月でもちょっと仕事(笑)。

大晦日は裁判所に提出する書面なんか作っていました。
それって、どこからも原稿料はもらえません。
でも、無茶苦茶気合が入るし、楽しいのです。
家族に「ほら、こんなん書いたんだー」と見せると
一読して「文才の無駄づかいしてない?」と言われます。
そんなもん、文才をどこに使おうが、人の勝手やん。

さて、私は多分75歳くらいで生涯かな、と考えています。
そうなると、お正月はあと18回ということになりましょうや。
そう考えると、ちょっと寂しいかもしれません。
年末に、フェイスブックのお友だちがなくなりました。
その方、もう30年来の知り合い。仕事仲間でした。
当事務所の飲み会にも来てくれたこともありました。
59歳の生涯。ちょっと早すぎると思います。

年末には私の「お師匠」から電話をもらいました。
癌も末期になって、今は緩和ケアだけをやっているとか。
彼は9歳年上です。これも早すぎますね。
そう言えば、この両人は共に早稲田の文学部卒で
わりあいヘビースモーカーでしたね。どうでもいいけど。

また別に、21歳の若さで亡くなった
旧帝大の学生さんの話も聞きました。
なんか、そういう話を聞くことが多い年末でした。
まあ、人間には絶対的に生涯があります。
これこそが人が生きる真実だと私は思っています。

今年は年号も変わりますね。平成の終わりです。
私は昭和も半ばの37年生まれです。
私にとって年号が変わることの唯一のメリットは
「昭和も遠くなりにけり」と言えることくらい(笑)。

その内、「アイツは昭和生まれのジジイ」なんて
陰口を叩かれる運命にあるわけです。
私くらいの年齢だと、子どもの頃は明治生まれの
老人たち方がまだ平気でうようよしていましたから。
私の父親にしたところで大正5年生まれです。

最近、心がけていることがあります。
それは「ビールを飲むときは一口目をしっかり味わう」。
だって、ビールはひと口目がいちばん美味しいでしょ。
あと18年半しか生きないと思えば、
毎回の食事はわりあい重要な行事。
さらに食事の始まりのビールも大切ですよ。
あと1万3500回未満しかないわけですから。

むかし、黒澤明の「七人の侍」という映画で観たシーン。
浪人のリーダー格である志村喬が村の子どもにいいました。
「この飯、おろそかには食わぬぞ」
かっこいいですね。どうしたらああいうセリフを
思いつくのかと考えてしまいます。
まあ、そういう気分で「このビール、おろそかには・・」。

思えば、昭和の頃の日本映画には少なからず
人の死生観というものが描かれていました。
大東亜戦争によって、死を身近にした体験をもった
人々は、私のようなまるきり戦後の人間とは
どこか感覚が違っているのでしょうね。
今はもう、死を身近にした人はほぼいませんね。

3年ほど前に奈良の吉野に親戚を訪ねたことがありました。
このブログでも2回ほどそれについて書きました。
80代も半ばになろうかという叔父さんが言いました。
「せやけど俊彦、戦争だけはやったらあかんぞ」と。
まあ、私に言われても困りますけどね(笑)。

田中角栄という人がいました。とっくになくなった元総理。
彼はノモンハン事件の時に一等兵だったとか。
戦場に送られた時は、すでに停戦協定が成立していたそうで。
彼はそののちに政治家になって、やがては総理大臣に。
最近、彼の伝記が多く出てくるようになりました。

ひとつ、印象的だったのは彼が大の戦争回避派だったとか。
「自分たちは戦争を知っているからこそ、戦争はやらない」
そういった趣旨の発言を何度もしていたそうです。
ちょっとイメージが変わりましたね。

第二次世界大戦が終わって、主要国で一度も戦争や紛争を
経験していないのは、日独伊の三国ではないでしょうか。
敗戦国としてのメリットがあるとすれば、そこだけ(笑)。
「僕ら、負け組ですから勘弁してください」と言える立場。
その代わり、数多の屈辱をあじあわされますが。

さて、この2019年はどうなるのでしょうね。
まさか戦争は起きないと思いますが、キナ臭いところも
たくさんあるではないですか、北にイランに南シナ海。
シリアだってアメリカが抜けると不安定でしょ。
イギリスのEU離脱はどうなるのでしょうね。

でもまあ、我々庶民はヒーヒー言いながら
日常をあくせくと生きていくしかありません。
くじけず、あせらず、おごらず、あわてず・・・・
今年もどうぞよろしくお願いします。

新しいユーチューブでの動画を制作しました。
資産価値レポート「港区総集編」のPRです。
新しい編集ソフトを使い始めたので
まだタイトルを入れた程度です。
ただ、音が小さいのでボリューム上げてください。

ゲンダイさんでのユーチューブでの配信も続いています。
このシリーズ、これで何本目やろ?
これからもどんどん出てきます。

2019年2月2日 (土)榊淳司の不動産売却相談会

この相談会を開催して3年余り。
すでに十数物件、総額6億円以上の相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:2月2日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室(以前の4階から2階へ変更になりました)
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

2月2日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は2組様。
待ち時間はございませんでした。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2019/1/1 0:05 Comments (0)

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