すべてのマンションは廃墟になる

世間はレオパレス問題でかまびすしいですね。
私のところにまでテレビがやってくるというのは
相当だと思います。アハハハ。これからV撮り2本。

さて、何のかんのとやっているうちに10日です。今日は、
私の新著「すべてのマンションは廃墟になる」の発売日。
いつも通り、低調な滑り出しです(笑)。ところが・・・
「2025年東京不動産大暴落」のキンドル版が
アマゾンのキャンペーンで399円です。
そっちの方が売れていますね。なんでやねん！


在庫はたっぷりありますから、すぐに届きます。
自分の住んでいるマンションを廃墟にしないために
必読の書ですよ。買いましょうね(笑)。

さて、今日の本題はレオパレスでも拙著でもなく、
世界経済です。ここのところ、心配事ばかり。
日本企業は最近この3月期の業績を相次いで下方修正。
主に中国へモノを売っていた企業が「売れなくなった」と。

アメリカが中国に対して貿易戦争を仕掛けたのは
2018年の後半だったという印象があります。
それが日本企業の売上減にこんなに早く現れました。
だったら本場の中国企業はどうなっているのしら、
なーんて考えてしまいますね。

日本の厚生労働省もかなりインチキな
統計をやっていましたが、中国はどうでしょう。
なんといってもあれだけ広くてでかい国土のGDPが
締めてから1カ月以内に出てくるお国です(笑)。

まあ、中国経済というのはコントみたいなものなので
アレコレいっても仕方ありません。注意はしていますが。
私がここのところいちばん心配しているのはイギリス。
EU離脱が迫っているのに合意が出来ていません。
またできる見通しも立っていません。
「合意なき離脱」の可能性が高まってきました。

もはやあと50日弱。ほんまに離脱するのですか？
イギリスでは女王を安全な場所に移動させることまで
想定されているとか。それって、無政府状態の想定？
今はドイツもフランスも無政府状態みたいなものです。
EU内って、思った以上に危うい状況ですね。

仮に3月末に「合意なき離脱」になると、
世界経済にとってはリーマンショックのウン倍の
マイナス要因だと私には思えます。
ただ、救いがあるとすれば、あらかじめ分かっていること。
それにしても・・・それにしても・・・

前にも書きましたが、日本企業はサッチャー時代以来、
相当な規模で英国に進出しています。
ヨーロッパの拠点をイギリスに置いている企業も多数。
イギリスがEUで無くなれば大打撃を受けるはずです。
そのことを、日本の株式市場は織り込んでいません。

「合意なき離脱」が鮮明になるのは3月20日頃でしょうか。
3月に入っても道筋が見えなければ、株価に反映されるはず。
そして、株価は不動産市場にシンクロします。
今でも、不動産市場の動きはかなり鈍ってきています。

話をレオパレスに戻します。
明日の11日は祝日ですが月曜日です。
困ったことに、ここ数日芸能ネタが出てきておりません。
ということは、明日のワイドショーはレオパレスが
いちばんのネタになりそうな気配があります。

この問題、騒がれれば騒がれるほどレオパレスには不利。
レオパレスは基本的にエンドユーザー相手のビジネスです。
アパートの施主も借主もエンド。だから人気商売みたいなもの。
いっちゃあ悪いですが、エンドは基本的にミーハーです。
世間の報道を半ば信じる人がかなりいます。まあ3割強。

そういう人がレオパレスにアパート建設を発注したり、
賃貸の申し込みを躊躇することは十分に想定できます。
また、困ったことにこの問題はさらに拡大する可能性も
考えられるのです。そもそもあのレオパレスが
自ら自社物件の不具合を発表したことが異常です。
その背景には何かがあるはず。そこが出てくれば・・・

最悪の場合、レオパレスは年内に行き詰まるかもしれません。
そうなれば、不動産市場に与える影響はスルガショックの数倍。
それはそれは、恐ろしい未来を招きますね。
それを避けるには、何といっても芸能ネタでしょう(笑)。
前澤君と剛力彩芽君の破たんとかあれば最高なのですが・・・

あと、ようわからんのが27日と28日の米朝首脳会談。
去年6月の初会談から、何の成果も上がっていません。
明らかに、北は核を捨てる気はないのに、
トランプ君はいつまで騙されたフリを続けるのでしょうか。
こんども「がんばりましょう」宣言では世界の笑いもの。

さらに、米中の貿易戦争も2月末の期限に迫っています。
こちらも期待できる進捗はなさそうです。
仮に合意できずにアメリカが関税を掛けることになると
中国経済はさらに悪化。日本企業の業績にも影響。
それは日本経済の鈍化にもつながりますね。

なんと2019年は「暴落スケジュール」が目白押し。
どれひとつとっても、暴落のキッカケになります。
不動産市場は「廃墟」の前に、まずは「暴落」でしょうか。
でも「廃墟」もしっかり見据えなければなりませんよ(笑)。

新しいユーチューブでの動画を制作しました。
資産価値レポート「港区総集編」のＰＲです。
新しい編集ソフトを使い始めたので
まだタイトルを入れた程度です。
ただ、音が小さいのでボリューム上げてください。

>

ゲンダイさんでのユーチューブでの配信も続いています。
このシリーズ、これで何本目やろ？
これからもどんどん出てきます。

2019年3月2日 (土)榊淳司の不動産売却相談会

この相談会を開催して3年余り。
すでに十数物件、総額6億円以上の相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時：3月２日（土）13時～17時
開催場所：セトル　2階会議室（以前の4階から2階へ変更になりました）
（東京都中央区日本橋横山町４−１１　「馬喰横山」駅より徒歩1分）

3月2日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は4組様。
待ち時間がございました。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

「榊淳司のお奨めマンション速報」

よく「榊さんのお奨めのマンションを教えてください」というお申出をいただきます。お勧めのマンションなど、日々変わります。お知りになりたい方は、ぜひ有料メルマガをご購読ください。約3か月(費用4790円)ですべての資産価値レポートのタイトルを一巡します。それでレポートの価格にして数万円分となります。
購読料　1ヵ月　1,590円※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは　コチラから 　次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください。

メルマガ

2019/2/10 15:13 Comments (0)

コメントはまだありません

No comments yet.

RSS feed for comments on this post.


Leave a comment

※こちらへ書き込みいただいたコメントは、承認後全て表示されます。
マンション購入に関する個別相談等こちらへ表示させたくない場合は、
専用フォームからお願いいたします。