マンション市場は不動産市場の一部です。
不動産市場は日本経済の一部です。
日本経済は世界経済の一部です。
最近はめっきり影が薄いのですが。
私が生きてきたこの時代、日本経済は
ほぼ完全に世界経済と連動していました。
その連動性は年々深まるばかりです。
つまり、切っても切れない関係にあります。
で、ここ最近どうかというと、
世界経済はやや後退局面に入ったと言われます。
アメリカと中国の貿易戦争が大きな影を落としています。
しかし、中国の景気が回復しつつある、
という報道も一部に見られます。ホント?
それで、最近の日本の新築マンション市場は・・・
ほぼ死んでいますね。いや、ホント。
そもそも、この局地バブルには無理があり過ぎました。
バブったのは一部の業界だけです。あと外国人。
なのに、すでに近郊エリアまでマンション価格が高騰。
エンドさんはほぼ付いてこられなくなりました。
それで、軒並み販売不振になって完成在庫化。
それを値引きしながら売っているのが今。
これから晴海フラッグなんていう化け物が出てきます。
当初は坪単価280から290万円とリリースしておきながら、
今は270万円なんてことになっています。
あそこは土地がタダみたいなものですか、
建築費プラスα以上はぜーんぶ利益。
坪単価200万円でも大手連合は損をしないはずですよ。
しかし、坪単価200万円で出したら、
それこそスカイズとかベイズは150万円評価になります。
面子がほぼ同じですからね。ほぼそれはできません。
実力値はそんなもんですけどね(笑)。
この先4年くらい、ハルミフラッグが落ち着くまで、
近郊の新築マンション市場はそこを基準に形成されます。
つまり、坪単価270万円との比較で価格が形成。
苦しいのは城南エリアですね。あと、幕張ベイパークとか。
つまりハルミフラッグが270万円やのになんで
幕張ベイパークが250万円なん? となります。
さて、ブレグジットが半年延期になりましたね。
このニュースでいちばん困っているのは安倍君でしょ。
「合意なき離脱」になったら安倍君はすかさず
「リーマンショック級の危機到来」を理由にして
消費増税の延期を宣言できたはずなのです。
それが半年も先延ばし。間にあわへんやん、の世界。
しかし、消費増税は何としてもやらんでしょう。
6月25日の会期末に向けて、安倍君は何をするか?
まあ、よー分かりませんけどね。
仮に消費増税が回避されたら、この景気は
しばらく持ちます。局地バブルは続くでしょうね。
オーストラリアの不動産市場が下落に転じたとか。
確か、あそこは1年くらい前に中国人を
不動産市場から締め出していましたね。
それも要因のひとつではないですか。
米中の貿易交渉が何とかまとまりそうな気配です。
でも、北朝鮮が「人工衛星」を打ち上げそうですね。
他にもヨーロッパがファーウエイを採用しそう。
トランプ君、欧州で嫌われていますからね。
最近の株価を見ていると、危機はやや遠ざかっています。
大きな事件でも起きない限り、しばらくは凪。
日本のマンション市場も、ダラダラ不振が続きそうです。
新築マンションは表面上値上がりを続けます。
でも、売れないでしょう。
中古マンション市場は水面下で値下がりします。
でも表面上では下落を見せないはず。
何もなければ、これは五輪終了まで続きそうです。
ただ、次の山はブレグジットの10月末。
イギリスは半年で何とかできるでしょうか?
さて、早稲田大学エクテンションセンターでの春学期、
私の講座が開講されます。そのタイトルもずばり
5月18日の土曜日です。13時から18時まで。
すごいでしょう。1日で90分を3回かまします(笑)。
榊三昧の5時間を、どうぞお楽しみください。
この相談会を開催して3年余り。
すでに十数物件、総額6億円以上の相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。
開催日時:5月11日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
5月11日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は2組様。
待ち時間は少しだけ発生しました。
次回も同じようになるかどうかは分りません。
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