それにしても、火曜日に鳩チャンが「辞意表明」したと思ったら
金曜日にはもう「菅総理誕生」ですか。
めまぐるしいとは、このことですね。
やっぱりというか・・・
1月末にこのブログで指摘した「総理ジュニア政権ブン投げの法則」が
見事に当たってしまいましたね。
倒産する不動産系企業を予想することでは「定評?」のある榊も
鳩山君の唐突な辞任がかくもピタリと当たるとは・・・
調子に乗りましょう。
菅さんは、どうなるのか?
この方、元は市民運動家。
確か、市川房枝オバサンの弟子だったような記憶があります。
その点、「核武装論」の榊とは意を異にする「反核派」。
でも、最近は野心を秘めた、ただの権力亡者になっている気配さえあります。
というのは、お正月に小沢邸を訪問していましたから。
また、財務官僚にうまく取り込まれて「消費税増税」なんて
口走った「前科」があります。
ただ、鳩山君よりも「指導力」はありそうです。
何といっても「叩き上げ」ですから。
そう簡単に総理の座を放り出すこともしないでしょう。
注目は、小沢氏との関係。
彼がお正月に小沢邸に詣でたのは、
単純に今回のように自分にお鉢が回ってきたときに、
彼を敵にしたくはなかったからでしょう。
この二人、いってみれば呉越同舟です。
小沢君は小沢君で、それこそ本家本元の「権力の亡者」ですから、
150人という子分の数を背景に、「闇将軍」を目指すでしょうね。
かつての田中角栄や金丸信のように。
彼のアタマには、新しいコンセプトを打ち出せるような
柔らかさはカケラもなさそうです。
だから、昔の親分がやった通りのことしか出来ないでしょう。
ところが、ここに死角があります。
というのは、かつての田中や金丸には、
それなりの「人徳」や「魅力」がありました。
小沢君には、それが皆無といっていいでしょう。
過去に、子分が次々に離反していったいきさつがあります。
また150人の中身も、ほとんどがトーシローの1年生議員。
しかし、ご本人は「影の権力者」として振舞いたいでしょうから、
当然ながら表の権力者である菅君とは
いずれ「壮絶な権力争い」を展開するはず。
といっても、目先に参議院選挙を控えているので、
それが終わるまでは表面上「休戦」でしょうね。
そして、民主党は間違いなく議席を減らすでしょうから、
「敗戦」の責任問題で党内はゴタゴタ。
その過程で小沢君の力は徐々に削がれるのではないでしょうか。
それに、実力者でなくなったら、
コワーい検察が起訴に踏み切る可能性もあります。
そうなると・・・逆に菅政権の基盤は安定します。
私は、参議院の敗戦処理さえ片付けられれば、
2年以上の「中期安定」政権になるような気がします。
それにしても情けないのは谷垣自民党。
これだけの敵失を、なーんにも活かせていません。
「戦う野党」のイメージが皆無ですからね。
ここは、ドドーンと小泉ジュニアあたりを
「党首」にしてみてはどうでしょう?
間違いなく支持率は回復するはずですが。
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