日韓、米中・・答えのない対決の構図

アメリカが残り3千億ドル分の対中貿易関税を
9月1日から発動すると発表しましたね。
このタイミングです。習君の失脚でも狙っているのか?
もうすぐ北載河会議なのですよ。
中国の長老たちが集まって国の方針を決める
非公式な集まり。内容について報道はされません。

習君は就任以来、腐敗撲滅運動という名のもとに
自分の反対勢力を追い落としてきました。
軍なんて、そもそもの編成を変更してまで、
自分の意のままに動くようにしようとしましたね。

それで、2期10年までの任期を無制限に。
彼自身は毛沢東の再来であろうとしているようです。
でも、無理がありますね。実績に乏しいのです。
一帯一路で強引に拠点を獲得して、一見勢力範囲を
広げたかのように見えますが、基盤は危うい感じ。

彼の最大の失点は、アメリカを敵に回したこと。
「中国夢」なんてスローガンを掲げて、
世界一の大国になろうとする夢を露骨にしました。
それがアメリカの警戒心を呼び覚ましてしまったのです。

北載河会議にはうるさがたの長老たちが集まってきます。
彼らのほとんどは、腹心の部下や可愛い手下たちを
腐敗撲滅運動で失っています。だから、習君が今みたいに
つまづいていると、と言いたいことを言いだすはず。

アメリカはそういう事情を十分に理解しています。
だから、まさに北載河会議が始まらんとするこの時を
狙いすまして第4弾の関税措置を発表したのでは。
それで中国国内の分断化や混乱を狙っている?

多分、トランプ君にそんな深謀遠慮はないはず。
国務省とかCIAあたりからの入れ知恵ではないでしょうか。
アメリカにとって中国の国内が乱れた方が、
今後の交渉などが有利に運ぶと見ているのでしょう。

7月の30日と31日に米中は閣僚級協議を
上海で開いています。どうやら物別れの模様ですね。
でも、その日程で開いたということは一縷の望みを
つないでいたのではないでしょうか。もちろん習君が。
でも、そうはならなかった。

アメリカは今の要求をひっこめるつもりはありません。
また、今までの経緯から中国の口先での約束を
ほとんど信用しなくなっています。
先のG20、大阪で習君はトランプ君にアメリカ産大豆の
大量購入を約束したと報道されていました。
しかし、トランプ君は最近ツイッターで
「農産物購入の約束は果たされていない」とつぶやいています。

まあ、中国人というのはしたたかです。
一度や約束したことでも、実行間際に条件を引き上げてきます。
今回も「大豆を買うから・・・は・・しろ」と
上海で要求したのではないですか。
そういう中国流はアングロサクソンには通じません。

最近の中国人は本当に傲慢ですね。まさに夜郎自大。
自分たちのルールで世界と取引しようとします。
「お前らが金もうけする前から世界のルールは決まっとる」
これが日米欧の共通認識です。
でも、お金が欲しい欧州の国がホイホイ言ったりするから
中国人は図に乗ったりもします。それが今。

8月はものごとが動かない月です。
北載河会議は2週間くらいではないでしょうか。
習君はヒーヒー言いながら、長老たちのご機嫌取り。
トランプ君も夏休みを取って、どこかでゴルフ。
だとすれば、このまま9月1日になだれ込みます。
急転直下の妥結なんて、いかにもなさそう。

アメリカと中国の対決は、お互いに引けない項目ばかり。
解決法は関税や制裁。それがダラダラと続くだけです。
日本と韓国も同じようなにらみ合いになっています。
お互いに譲歩できない項目ですね。

まあ、日本から言わせると、原因はすべて韓国ですね。
徴用工判決とか売春婦問題とかレーダー照射。
向うが仕掛けなければ問題にならなかった問題。
勝手に騒いで勝手に不利な状況を招いたのは韓国。
それで韓国の国民は上から下まで大騒ぎしています。

あの国は民族的にビョーキです。特に対日本では。
あと、慢性的に嘘をつくのも国際的な信用を毀損しています。
今のようにネットですぐに情報が世界に伝わる世の中では
韓国人がかなりストレンジな連中であることが
世界に知れ渡ってしまいました。

日本の閣議で「ホワイト国から除外」が決定されるや
ヒステリックな反応を示していますね。
まあ、日本と韓国も「いくところまでいく」状況。
米中に日韓、さらにはイギリスとEUの対立も、
答えが出ない方程式みたいなもの。
私たちは眺めているしかありません。

2019年9月7日 (土)榊淳司の不動産売却相談会

この相談会を開催して3年余り。
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そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:9月7日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は3組様。
多少の待ち時間が発生しました。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2019/8/2 18:34 Comments (2)

2 Comments

如月五月さん、こんにちは。

韓国の大統領選挙は2022年春です。
来年は国政選挙ではないですか。

日本人の多くがあの国のクレイジーさを
分かってきたので、今回の騒動はよかったですよ。
朝日新聞は、本当に理解不能です。
でも、あれをありがたがる国民も何割かはいるわけで、
それを考えるとかなりゲンナリしますね。

今はいい流れなので、見守りましょう。
隣国はきっと面白いパフォーマンスを見せてくれます。

ではまた 榊淳司

2019/08/03 13:28 | by Sakaki Atsushi

ブログ更新いつも楽しみにしています。

>>まあ、日本と韓国も「いくところまでいく」状況。

こうなるはずだし、これでいいと思います。
日本は参院選を終えて与党が一応勝利、政権基盤は
安定しているので、安倍首相は自信をもって対韓政策を
着々と実行可能。
なんでもホワイト指定解除のパブリックコメントでは、
4万件の意見が寄せられて95%が賛成、反対はたったの
1%。
朝日新聞は1行も伝えていませんでしたが・・・

一方の韓国は来年4月に大統領選。
反日な言動は今後ヒートアップするのは確実。
ほかに支持率を維持する方法がないのだから当然。
せいぜい自己満足レベルの不買運動でもデモでも
どうぞご自由にといったところ。

かくして、今後双方が対抗措置を続々と切り出す訳
ですが、日本は国際的信用の低い韓国の銀行の送金
業務に邦銀が信用状を付与して、信用度を担保して
います。
これを取り止めれば韓国の輸出産業への効果は絶大。

多分政府が「取り止め」をちらつかせるだけで世界の
金融機関がリスク回避に動き、韓国株、ウォンの暴落
で韓国経済の息の根を止めるのは必至。

ケンカの勝負は見えているのだから、さっさと決着さ
せた方が双方ともに時間の無駄がないと思うのですが。

個人的には、毎度のことながら「子供の駄々コネ」を
いろいろなカタチで見せてくれる隣国の行動を見るのも
面白いとは思っていますが。

2019/08/03 07:52 | by 如月五月

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