中国は間違いなく、アメリカに叩き潰される!

アメリカと中国の対立が、ちっとも収まりそうにありません。
まあ、アメリカは中国の台頭を「許すまじ」という
基本姿勢ですから、これは長引いて当然ですね。
しかし、私がつくづく不思議に思うのは中国。
なぜ、アメリカに対抗しようとするのでしょうかね。

かつて日本は1930年代にアメリカと対立を始めました。
しかし、あの当時の日本にはアメリカと対立して、
それを乗り越えて覇権を確立しよう、という野望が
あったとはとても思えません。

もちろん、海軍の仮想敵国はアメリカでした。
しかし、それはあくまでも仮想敵国です。
日本海軍はそのベースが英国海軍です。
アメリカ海軍も同様に、その下地は英国海軍。
日本海軍のエリートはたいてい英米に留学しています。
日本が貧乏国であり、英米海軍に対抗できると
本気で考えていた海軍幹部はごく少数でしょう。

1930年代、日本はアメリカ領だったフィリピンが
欲しいとは考えなかったはず。何もありませんから。
むしろオランダ領のインドネシアや英領のマレーシアなら
欲しがったと思います。資源がありますからね。

日本はひたすら自らの生存権を確実にしたいと
考えていたにすぎません。いずれアメリカとの
戦争はあるかもしれないけれど、
それも生存権を守るための戦いであり、
アメリカを打倒して世界一になろうなどという
野望を抱いていたとはとても思いません。

それでも、アメリカに意地悪をされ続けたので
やむなく戦端をひらいたまでです。
その結果、310万人が死に、国土は焦土と化しました。
その歴史を、中国も学んでいるはずです。

しかし、彼らは間違いなくアメリカを超えて
「世界一」になろうとしていました。
習近平君の掲げた「中国夢」というスローガンは
「俺たちは世界一を目指している」ことの証左。

世界一になろうとすると、現在その地位にいる
アメリカを引きずり降ろさなければなりません。
それは大変困難なことです。
ちょっとやそっとでアメリカに勝てるわけがありません。

なのに、なぜ中国は慌てて世界一という野望を
剥き出しにしてしまったのでしょうか?
そんなことをすれば、アメリカにガツンとやられることは
すこーし歴史に学べば分かることです。
たかだかGDPの総額が追い付いたところで、
そんなのはただのいち指標に過ぎません。

中国という国は、どうやら世間を舐めているのは確か。
お金さえ持っていれば何でもできる、と考えたのでしょう。
アメリカの持つ自由や民主や合理主義や、
はたまた未だに垣間見える開拓者精神を
バカにしてはいけません。けっこう手強いです。

さらに言えば、アメリカには世界中の頭脳が集まります。
それは、ただお金に引き寄せられてくるだけではないのです。
天才にとって居心地が良くて仕事がしやすい環境が
アメリカという国には備わっているのです。

そういった総合的な国力があの国にはあります。
少なくとも、中国にはありません。
中国にあるのはお金と、みなぎる嫉妬心くらいのものでしょう。
一党独裁の抑圧体制は、大きなマイナス面です。

私は日本人だからよく分かりませんが、
中国は19世紀以来の歴史が本当に悔しいのでしょうね。
欧米列強だけでなく、日本にもやられっぱなし。
その鬱憤をやっと晴らせそうになって、焦った。

韓国を見ていても思いますね。
歴史の鬱憤というものは民族の病理となります。
韓国なんて、国民にあれだけ嘘塗れの歴史を教えていても、
鬱憤が張れるどころかさらに酷くなっています。

中国は野望を剥き出しにするのが早すぎました。
あるいは「アメリカに対抗する」などという
発想ではなく、「棲み分ける」という方向性を
表明しながら発展の道を歩むべきでしたね。
しかし、もう遅いと思います。
中国は間違いなく、アメリカに叩き潰されます。

さて、今日上げたややおふざけの動画です。
よろしければ見てください。

2019年9月7日 (土)榊淳司の不動産売却相談会

この相談会を開催して3年余り。
すでに十数物件、総額5億円以上の相談物件を
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わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:9月7日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は3組様。
多少の待ち時間が発生しました。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2019/8/20 15:05 Comments (0)

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