武蔵小杉騒動で、タワマンの弱さがバレてしまった

この15日からこっち、毎日同じことを最低1回は喋っています。
他でもない、武蔵小杉のタワマンが浸水して停電して、
トイレ使えなくなって、住めなくなっているお話し。
あのマンションの資産価値はどうなるのか？
タワマンって、災害に強いのとちごたん？
武蔵小杉のタワマンはいつ値段が下がるの？

まあ、そういうお話ばっかりです。飽きもせずに喋っています。
何万戸もおうちが傷んだんでしょ。
壊れて住めないおうちが1000戸近いそうで。
ウンコができないなんて、まだその100倍以上マシでしょ。
みんな、どうして武蔵小杉のウンコマンションの記事を
読みたがるのでしょう。不思議でしゃーない。

でも、私の仕事は増えましたがな。
ほとんどの週刊誌から電話かかってきましたよ。
テレビにも出ましたよ。あまり喋らんかったけど。
そのせいか、えらいギャラが安かったなあ。やる気なくす(笑)。

大阪のテレビ局から出演依頼が来たからビックリ。
「大阪でも武蔵小杉のタワマン話が受けるの？」と思たら
ぜんぜん違いました。早とちり、えろうすんまへん。
まあ、呼んでいただければどこでも行きます。
来月は2回も出張がありますよ。関西と九州。

それにしても、みんな武蔵小杉タワマン悲劇譚が大好き。
ムサコマダムて、よほどに嫉妬されていたのかと
今さらビックリするがな。もしかして、同じことが
湾岸のタワマンで起こったら、もっと話題になりそう。
湾岸のタワマン連中の方が、普段はよほど目立ってるやん。

人間というのは、しょせん生身の心と体をもった生き物。
他人の成功はうっとうしいし、失敗は蜜の味がするもの。
タワマンに住んでいる方々がエライ目に遭っているのを
テレビやネットで眺めると溜飲を下げる、ということですか。

「お前もせやろ」という声が聞こえてきそうですね。
残念ながら、私も家族もタワマンに住もうとは思わない。
むしろ、家族の中では私が最もタワマンに優しいかも。
というのは、賃貸だったら何年か住んでもいいと思う。
買ってまで、とは思いませんけどね。

タワマンを買って「やったあ」と思たはる人を見ると、
「あーあ、可哀想に」という気になりますね。
あんなものを「ええもんや」と思う貧しい価値観しか
持ちえていないわけですよ。いかにも教養もなさそう。

東京にやってきて、年収が2千万円になったら「大成功」で
その証にタワマンの上層階を買って住んで優越感に浸る。
そう言う優越感を持つこと自体、貧しい価値観ですな。
まあそんなもん「人の勝手やろ」と言われたらそれまで。

私にとってタワマンと湾岸は商売のネタです。
なぜネタになるかというと、本当は薄っぺらなものなのに
世間がチヤホヤしているから。それを引っぺがす言論は
ちょっと前ならたいそう珍しかったわけですよ。
だから、そういうお呼びがかかったわけで、本も書いた。

しかし、今回の武蔵小杉騒動をちょっとだけ渦中に近い
ところで眺めてみると「そろそろ終わりの始まりか」と。
湾岸がしょーもないところで、タワマンが出来損ないの
住形態ということが、世間にバレ始めているやん！
そうなったら、私の主張は珍しくなくなるわけですよ。

今しばらくはタワマンネタが使えるかもしれん。
せやけど、あと5年は絶対に無理ですな。
ホンマに人気がなくなったら、もうネタにはならんわ。
次はどないしょう？　まだ引退には早いねんけど(笑)。

しかし、考えてみれば「タワマン」と「湾岸埋立地」は
私がジャーナリストとして地保を固めるためには
かなりありがたいネタでしたな。何といっても、
このネタには超強力なアンチがおったんや。今もおるけど(笑)。
彼らが騒ぎに騒いでくれたおかげで、一気にワシの名が広まった。
しかし、もうその流れも終わりに近づいている気がする。
タワマンの弱さや、その住人の薄っぺらさがバレてるやん！

いやしかし、真剣に困りまっせ。次は何にしよう？
今残っているネタは「暴落」くらいのものですがな。
これも、起きてしまったらネタにならん。
というても、ここ2，3年で起きそうやし・・・
もし暴落が来たら、持ちネタなくなるやん。
起こった当座は引っ張りだこやけれども、
2年もたったら普通になってるで。あかんやん！

そうや、「湯沢」があった。「湯沢、復活するでえ」というネタ。
せやけど、それもあと2，3年のような気がする。
湯沢が熱海みたいに復活したら、もう私はお呼びでない。
あかんわ。何か考えなあかんわ。どないしょう。

自慢のフニャフニャ頭を駆使して考えますわ、次のネタ。
今のところ、キーワードは「地上げ」、「高齢者住宅」、
「AI住宅」、「マンションAI管理」、「廃墟化予防」、
「不動産分離相続」、「区分所有権の制限」、「公的管理」、
うーん、けっこうありそうやな。探しますわ。

2019年10月26日 (土)榊淳司の不動産売却相談会

この相談会を開催して3年余り。
すでに十数物件、総額5億円以上の相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時：10月26日（土）13時～17時
開催場所：セトル　2階会議室
（東京都中央区日本橋横山町４−１１　「馬喰横山」駅より徒歩1分）

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は3組様。
多少の待ち時間が発生しました。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2019/10/21 0:45 Comments (0)

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