量子コンピュータ時代、人間は働かなくてよくなる

量子コンピュータというのができるそうですね。
コンピュータの計算速度が天文学的に早まるとか。
それによって、仮想通貨の存立が危ぶまれるかもしれない・・
仮想通貨はマイニングという作業が信用の元。
マイニングはそう簡単にできないことから
仮想通貨の金本位制的な役割を果たしているのだそうで。

量子コンピュータを使えば、マイニングを打ち破れる
計算があっという間にできるから、存立できなくなる。
まあわかったようなわからんような話で。
だいたい、書いている私がよく分かっていない(笑)。

世の中、日々変わっていますね。
私もそれに合わせて変わってきました。
自分でもかなりええ加減なつじつま合わせ人間だと思います。
まあ、何でも生き残れればそれでいいわけですよ。

35年ほど前に学校を出た時、就職に失敗しました。
神戸の教育産業に仮住まいをしていましたが、
そこで「コピーライター」という、いかにも
楽して生きられる「職種」を発見しました。

実は私の学生時代はコピーライターブームでした。
イトイさんとかカワサキさんが活躍されていた時代。
私は元来流行りものには疎いので、よく知りませんでした。
私にとってのカルチャーショックはこうでした。
「文章を書いて飯が食える職種がある」

そんなん、僕にでもできるやん。そう思いました。
実際にできました。コピーでも記事でも、書けました。
だから神戸の会社を辞めて、東京にやってきました。
今から33年ほど前のことですね。貯金50万円。

潜りこんだ広告代理店はマンション広告が専門みたいなとこ。
マンションには何の興味も縁もゆかりもありません。
でも、仕事ですからやりました。覚えました。
実に底が浅い世界ですね。あっという間になじみました。

困ったことに、3流広告代理店のレベルは知れています。
クライアントであるマンションデベは、基本的にアホばっかし。
まあ、100%とは言いませんよ。95％くらいはアホ。
いい人はいっぱいいましたけどね。

2年半でやめました。小説を書くか、普通のライターにでも
なろうかいな、と思いました。ところが、世間はバブル。
辞めた次の日には元の会社から電話がかかって来て
コピー仕事を請け負いました。あれよ、あれよ。

2年後には事務所を借りて、仲間と一緒にプロダクション。
4年後には新卒の新入社員を雇っていましたね。
毎夜毎夜、新宿歌舞伎町や銀座、六本木で
おネエちゃんたちに鼻毛を読まれました。

そして19年、リーマンショックがやってきました。
毎月の赤字は数百万円。「破産するやん」の世界。
社員を全員クビにして小さな事務所にお引越し。
肩書に「ジャーナリスト」を付け加えました。

1年後には1冊目の著作を出していました。
テレビにも声をかけてもらえるようになりました。
それから約11年、ネタにしていたマンション業界が
超斜陽になってしまいました。

そこでこの春から始めたのがユーチューブ。
マンションネタもやりますが、視聴回数が多いのは
「韓国ネタ」ですね。おおきに、韓国。助かってマ。
もっとやらかしてくださいね。ネタにできますから。

来年は本業がユーチューバーかもしれません。
人生何度目かの業態転換ですね。
20歳の頃には政治家になろうと思っていたのに、
「思えば遠くに来たもんだ」ですわ(笑)。

今、57歳です。この歳になると、世の中のたいがいは
「どうでもええやん」ということになります。
自分に関係のないことに興味がなくなるのです。
昔は森羅万象に好奇心が旺盛でしたが、今は違います。

自分が生きているのは2037年頃までですから
それ以降のことは基本的に「どうでもええ」。
リニアモーターカーが大阪まで行くそうですが、
私にはほぼ関係のないことですね。

南北朝鮮が2045年に統一の予定ですか。
まあ「勝手にやっておくんなはれ」。関係おまヘン。
当面は、目先のことをユーチューブでグダグダと
喋りながら過すことになりそうですね。

振り返れば、親から貰ったIQだけに頼って生きてきた人生。
困苦努力したこともなし。受験勉強、まあやってまへん。
サラリーマンの辛さも、ほぼ知りません。2社でのべ4年半。
ちょっと苦しかったのは2社目の最初の3か月。
お局様にイジメられました。あれだけかな。

経営者になってからは、すこしだけお金に苦労しました。
でも貯金が底をつくようなことはなかったですね。
まあ、何とか何とかしぶとく生き残りました。
まわりで死んだ人はいっぱいいましたけどね。

いや、よかったのは読書してきたことですよ。
たまさか古本屋の息子に生まれて、家が貧乏だったので
ちさい時から大人の読むような本をぎょーさん読みました。
そのおかげで文章が書けるし、賢そうなことを
賢そうにほざけます。中身は大したことございませんが。

それでごまかしごまかし人生を泳いできました。
まあ、かなりええ加減。ちゃらんぽらん。
でも、大人になってからはまあまあ真面目ですよ。
ちょい悪オヤジ、レベルでもありません。日常は遵法。

他人よりもアタマは柔らかい方なので、これも助かりました。
もう融通無碍の人生ですわ。生きていられたら何でもOK。
だから人生で何回も業態転換をやらかしたんです。
でも、次の時代を生きる人はアクセクせんでもよーなりそうです。
量子コンピュータの記事を読んだ時に思いました。
「人間はもう、働かなくてもよーなるで」

まだ孫は一人もおりませんが、私の孫の時代には
人間はアクセクと働かなくてもよくなりますよ。
AIみたいなのが、何でもやってくれますよ。
労働をするのは名誉やアイデンティティの欲求を
満たすため、ということになる社会がやってきます。
あーあ、そんな時代に生まれたかった。

 

2019年11月30日 (土)榊淳司の不動産売却相談会

この相談会を開催して約4年。
すでに十数物件、総額5億円以上の相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時：11月30日（土）13時～17時
開催場所：セトル　2階会議室
（東京都中央区日本橋横山町４−１１　「馬喰横山」駅より徒歩1分）

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は3組様。
多少の待ち時間が発生しました。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2019/10/28 0:15 Comments (0)

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