明治24年の「大津事件」は、隣国では未来永劫起こらない

もう四半世紀も前に亡くなられた作家の
司馬遼太郎さんは「明治」が大好きだったようですね。
「明治という国家」という本があったような。
小説としては「坂の上の雲」ですか。

「坂雲」は明治の最初頃から話が始まります。
正岡子規や夏目漱石も出てきます。
語っているのは「青年国家・日本」そのもの。
司馬さんの情熱が読み取れる作品でした。

最近、吉村昭さんの『ニコライ遭難』を読みました。
明治24年(1891)の出来事です。
いや、期待通りの作品でしたね。大津事件です。
明治になってたったの24年しかたっていないのに、
司法を担う人々の矜持の素晴らしさ。
日本人であることが誇りに思える作品です。

私、これでもいちおう法学部を卒業してます。
冠に阿呆が付くかもしれませんが(笑)。
しかも、政治学科です。でも法学部。
法律の基本のキくらいは勉強しました。

ロシアの皇太子を切りつけた罪科を
普通の「謀殺未遂」として処理したことの
意味は、それなりに理解しているつもり。
それが日本を法治国家たらしめたのですよ。

それに比べて、隣国には大津事件に類する
出来事はありません。それどころか法治国家とは
呼べないようなことを平気でやらかします。
条約は破るは遡及法は作るは。

今度「歴史歪曲禁止法」と呼ばれる新法を
作ろうと現政権は画策しているようです。
「日本時代はいいこともあった」と言ったら
それだけで懲役3年とか。笑うでしょ。

法律のホの字も分かっているとは思えません。
しかも、現役の大統領は法曹資格者です。
隣国の法学部ではいったい何を教えているのでしょう?
それこそ、領事裁判権でも認めてもらわないと、
日本人は住むことすらできませんよね。

「恥ずかしい」という概念が欧米や日本と言った
近代国家とだいぶ異なっているように思えます。
普通にお付き合いすることすらできないのが
我らが「愉快なお隣さん」なのですよ。

ただ、私にとっての大いなる救いは、
「愉快なお隣さん」は様々にネタを提供してくれます。
彼らは時に真剣にコントを演じてくれるわけです。
それがもう「笑うしかない」レベルです。
だから、いつも笑わせていただいております。
隣国には「大津事件」は永遠に起こらないでしょう。

↓ 本日の動画です

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(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

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ただし、順番におうかがいしますので、
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混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
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2021/2/13 22:15 Comments (0)

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