ボトムアップ不況の様相がはっきりしてきた

どうやら、不況がやってきそうな気配です。
ちょっと深刻かもしれませんね。
マネーサプライズで何とかごまかしてきた2020年。
しかし、その手法もそろそろ限界かもしれません。

アメリカでは長期金利と株価が同時に上がるという
かなりバブリーな様相を見せています。
日本はどうでしょうか。株価は3万円を切ったまま。
月曜は下がりそうな気がしています。

ところが、都心のマンションは少し動いています。
今回のコロナ不況は完全なボトムアップ型。
年収1000万円より上の層にはほとんど響かず。
むしろマンションを買いに走っている感じですね。

ところが準郊外はかなりよろしくありません。
郊外に至っては全滅の気配さえ漂っています。
つまり、年収500万円より下は破滅的な様相。
年収800万円あたりで分かれるようですね。

新築マンション市場、郊外は死んでいます。
これから、そのデッドゾーンが都心に近づきます。
今は調子こいでいる近郊や湾岸も怪しい限り。
回復バブルまでは、あと1年以上ありそうですから。

そもそも、実体経済がよろしくないのに
マンションの価格だけが上がっていたのは、
異次元金融緩和というカンフル剤があったからです。
住宅に対する需要はちっとも増えていません。
だから都心も準郊外も空家だらけになっています。

都心のマンション価格が高騰したのは
純粋に金融化しただけの話なのですよ。
これは金利が上がれば雲散霧消するはずです。
金利が上がるのは今のところ2022年以降です。
ただ、菅政権が崩壊すれば話は別ですが。

2020年はコロナバブルというイレギュラーがありました。
今年はどうやらなさそうですね。それどころか
東京五輪の中止か延期か強行開催の失敗がありそう。
日本は77年ぶりのインパール作戦を実行中なのです。

↓ 本日の動画です

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2021年4月10日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約5年。
すでに十数物件、総額10億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:4月10日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(2月)には待ち時間が発生していません。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2021/3/6 23:27 Comments (0)

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