多摩ニュータウンは今日で入居開始50年

多摩ニュータウンの入居が始まって
今日でちょうど50年だそうです。
壮大な実験都市ですね。多分、失敗ですが。
「寝に帰る」だけの街というのは
やっぱりちょっと無理があったかもしれません。

多摩に続く港北や千葉も同じですね。
ちょっとサイズは小さいものの
「おおたかの森」や「柏の葉」みたいなものも
あと40年たったら多摩NTみたいになります。

東京という街は、縮み始めています。
あと30年も経てば、それがハッキリします。
その時、多摩は今よりも悲惨なことになっています。
多分、江東区の湾岸タワマンも老朽化との
戦いに喘いでいるのではないでしょうか。
まあ、その頃に私はもうこの世にいませんけどね。

少数の人間が頭の中で描いた街づくり、
というのはほとんど成功したことがりません。
自然発生的に街が形成されていく方が、
成長のエネルギーは強力です。
なぜなら、そこには街ができる生物学的な
理由が厳然と存在するからです。いわば自然の営み。

人間が頭の中で思い描いた街というものは、
出来立ての時が一番美して機能的。
あとは年月とともにくたびれていきます。
この摂理は、小さな街みたいな規模がある、
大きめのタワマンにも適用できます。

小さな建物の集合体である街なら、
自然の中で新陳代謝が可能ですが、
タワマンにはそれが不可能です。
最後はぶっ壊さなければなりません。
その作業はとてつもなく厄介なものになります。

つまり、ニュータウンやタワマンというものは
30年、50年、100年の年月が過ぎると、
見た目にはかなり醜悪になって、最後は厄介な存在。
作るときは誰もそんなことを考えません。
買う人もそんなことまで想像しません。
しかし、あれらはともにモンスターですよ。

多摩ニュータウンは今日で人が住んで50年。
さらに今から50年後にはどうなっているのでしょうか。
あまり輝かしい未来は想像できませんね。
湾岸のタワマンはどうなるのでしょうね?

本日の動画です

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2021年4月10日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約5年。
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不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:4月10日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(2月)には待ち時間が発生していません。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2021/3/26 21:42 Comments (0)

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