タワマンは50年後のとんだ厄介者になる

カタチあるものは必ず壊れる・・でしたっけ。
その昔、親の世代の人によく言われました。
ところが、ヨーロッパの建築は何百年も
壊れなかったりしています。日本はダメ。

法隆寺なんて例外中の例外で、必ず壊れます。
鉄筋コンクリート造のマンションも例外でなし。
まあ、100年たてば壊れるでしょうね。
その前に、3回目の大規模修繕ができるかどうか、
というハードルもありますけど。

タワーマンションという、何とも醜悪な建造物は
22世紀の東京にとってはアキラの世界を構成する
重要な廃墟建造物になるかもしれませんね。
今の世界では何とも想像できませんが。

そもそも、タワマンを喜ぶ人は想像力が足りないかも。
ああいう表層的な煌びやかさに価値を感じている、
ということは本質を見抜く眼力がない証拠。
いかにも薄っぺらな価値観をお持ちなのでしょう。

100年後の日本人は、今の我々のやらかしたことの
始末に追われているかもしれません。
何ともお気の毒ですが、仕方のないことです。
我々は現実以上に賢明ではない、というのが真実。

多くの人には事象の表面しか見えていません。
その向こうの本質について考えることすら
できない人間が、残念ながら大多数なのです。
「かっこいいマンションに住みたい」と考えて
一見見栄えがいいけれどもかなり醜悪な造形の
タワマンに高いお金を払ったりします。

そういう人間ほど、ヨーロッパの古い街や京都に憧れて
いたりして、したり顔で解説してくれます。
そんなものにはちさいころからどっぷりと
浸かって生きてきてこちとらには笑止千万。

私はある意味でこの薄っぺらな大都会である
東京に落胆しています。ちょっとだけ好きですけど(笑)。
まあ、京都ほど面倒くさくないところが多いので。
合理的に生きようとするには、日本で東京が一番。

しかし、この街をある程度支配する建築の
センスには全く同意できませんね。かなり醜悪。
夜、お酒を飲みながらいろいろ考えています。
この街には366万人も小池百合子に投票した人がいます。

私は彼女が都知事に立候補した時から吐き気あり。
そんな彼女を二回も都知事に当選させたのがこの街。
やんぬるかな、やんぬるかな、やんぬるかな。
きっとタワマン好きの多くも彼女に投票したのでしょう。
そんなことを考えると悪いお酒になりますね。
そろそろやめましょう。

本日の動画です。

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2021年5月15日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約６年。
すでに十数物件、総額10億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時：5月15日（土）13時～17時
開催場所：セトル　2階会議室
（東京都中央区日本橋横山町４−１１　「馬喰横山」駅より徒歩1分）

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(4月)には待ち時間が多少発生しています。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2021/4/12 22:41 Comments (0)

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