本日、私の中でベルリンは陥落しました

日本とドイツはかつて一緒に世界と戦った同盟国。
旧連合国から見ると、ともにファシストの国、
ということになります。ビジュアルもある程度
似通ったところがありますね。少なくとも
「軍隊による支配」というところは共通しています。

しかし、戦争をした目的はかなり異なります。
ドイツは「生存圏の確保」ということですね。
最終的な目標はロシアを支配することでした。
その前にポーランドを占領しました。
ちなみに、日本はマッカーサーも認める通り
「自衛のため」にアメリカと戦いました。
結果的には大負けになりましたが。

ドイツはどうやら、ポーランドに攻め入っても
フランスやイギリスから宣戦布告されることを
予想していなかったのではないでしょうか。
少なくとも、同じゲルマン民族であるイギリスとは
戦争することを想定していませんでした。

最近、岩波新書の「独ソ戦」とか中公新書の
「ホロコースト」などの関連書籍を読みました。
本日読み終わったのは「ベルリン陥落1945」
約650ページ、圧巻の分厚さでした。
約2週間かかりましたね。お昼ご飯を食べながら
一日に約50ページというペースでした。

いや、本を読んで酔いました。くらくらしました。
だいたい、50ページで10万人ずつくらい
死んでいくようなドキュメントです。くらくら・・
昼食後は、ビール系飲料の酔いもあって、
1時間くらいはぼーっとしていました。

日本も1945年の8月9日にソ連から攻め込まれました。
約60万人の日本男性がシベリアへ連れていかれて
長い人で11年も奴隷労働に従事させられました。
日本は当時のソ連に何も悪いことはしていないのに。

しかし、ソ連軍が東ヨーロッパやドイツでやらかした
ことは、彼らが満州や樺太や北朝鮮や千島で
やったことから想像もできないくらい凄まじいこと。
命を落とした民間人は数百万人に上るでしょうね。
あるいは1千万人を超えたかもしれません。

「ベルリン陥落1945」は1945年に入ってから
4月末のベルリン陥落にいたる過程を詳細に
ドキュメントとして描いています。大作です。
こういう仕事をする日本人はいませんね。

ヨーロッパの歴史というものは、知れば知るほど
日本とはそもそもの基盤が違うことを感じます。
日本史というのは、言ってみれば平和な時期と
その間に時々内戦、みたいなものです。ヨーロッパは
常に戦争、その合間にすこしだけ平和、みたいな。

国境線なんて百年以上も同じであったことなんて
ほとんどないのではないでしょうか。
早ければ数年で変更されます。住んでいる人も変わる。
そのあたりの感覚が、日本人はよー分かりません。

私がヨーロッパ史に興味を持ったのは大人になってから。
もう30歳に近かったような記憶があります。
そこから約30年、まだまだ未知の分野が多すぎ。
しかし、それはそれで楽しみなところでもあります。

本日の動画です

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当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
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開催日時:5月15日(土)13時~17時
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(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
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とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
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混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
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2021/5/13 20:56 Comments (0)

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