言論の自由と不自由の境目はどこか?

日本には言論の自由が当たり前のようにあります。
それはもう、昔からあります。日本の歴史で
それがなかった時の方が少ないくらいです。
第二次世界大戦の時だって、限定的ではありましたが
言論の自由はありましたよ。当たり前ですが。
政府を批判して国会議員になった人が何人もいます。

しかし、日本のような国は珍しいですね。
今でも、言論の不自由な国はいっぱいあります。
例えば、愉快なお隣さんの韓国には
言論の自由があるように見えますが、かなり限定的。

特に歴史や日本に関してはかなり制限されています。
「日本の統治時代にはいいことがあった」
というだけで懲役を食らう可能性があります。
だから、私のような人間はおいそれと韓国を旅行できません。
だって、日本でなした言説で逮捕されるかもしれません。

アメリカでも言論の自由はあるようですが、
分野によっては著しい制約を受けています。例えば
「一般的に見て黒人は白人より頭が悪い」ということを
言ったり書いたりしたら、社会的生命が失われます。
たとえ統計的な根拠を元にしても、アウトでしょうね。

その昔、日本には中曽根康弘という総理大臣がいて、
自民党の研修会でこんなことを言いました。
「日本はこれだけ高学歴社会になって、相当インテリジェントなソサエティーになって来ておる。アメリカなんかより、はるかにそうだ。平均点から見たら、アメリカには黒人とか、プエルトリコ人とか、メキシカンとか、そういうのが相当おって、平均的に見たら知識水準はまだ非常に低い」
すごいでしょう! 今なら一発アウトな発言。

この発言は1986年のことだそうです。
いまから35年前ですね。よく覚えています。
これに比べれば、ちょい前の森の爺発言なんてかわいいもの。
でも、中曽根氏発言は本音だったに違いありません。
森爺の「女がいると会議が長引く」も本音。

日本やアメリカのような「文明国」では
こういう発言が許されない言論の不自由があります。
実は私もこのブログで言論の自由を制限されました。
10年くらい前は中国のことを「支那」と表現していました。
しかし、今では穏当に中国というワードを使います。

なぜ「支那」を使っていたかというと「中国」という
言い方は日本が戦争に負けてから強要された表現だから。
英語で中国はチャイナです。直訳の日本語は支那。
日本が昔からあのエリアの国を称して使った呼び名。

支那、という言い方に特に侮蔑的なニュアンスはありません。
明治期には中国人も自分たちのことをそういっていました。
ただ「支那」という表現は戦前に日本が中国よりも
圧倒的に国力が強かった時の表現なので、嫌なのでしょう。

「中国」あるいは「中華」というのは新しい言葉。
20世紀に入ったあたり前後に使われだした印象です。
ちなみに、日本で「中国」というとそれは中国地方のこと。
それ以外の意味はありませんでした。

アメリカは中国のことをCentral countryなんて言いません。
昔ながらのChinaですね。それ以外に呼びようがありません。
日本は漢字の国だから「中国」を強制されたのです。
そこに納得がいかないので「支那」を使っていました。
でもまあ、要らぬ誤解を招くので止めました。

韓国ではたいして根拠もなく日本関連の事柄について
表現の自由を著しく制限しています。
その結果は、彼らの現実感覚がどんどんマヒするだけ。
歴史の曲解や無意味な反日運動には何の利益もありません。
むしろ彼ら自身に負担や不利益をもたらすだけ。
それで得られるのはかなり不健全なカタルシスだけです。
しかし、彼らはそのことにあと何百年でも
気付きそうにありませんね。ご苦労様です。

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2021/5/15 22:07 Comments (0)

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