アメリカが経験する二度目の敗戦

アメリカの歴史的な敗戦が近づいていますね。
1975年のサイゴン陥落以来のカブール陥落。
アメリカは撤退を擁護するために
3000人の部隊をカブールに送り込んだとか。
しかし、タリバンと再び本気で戦うつもりは
なさそうですね。もうたくさんでしょう。

アメリカは建国以来戦争に負けたことがなかった。
それだけに1975年のサイゴン陥落は、
かなりの精神的なショックでした。
そのあとしばらく、アメリカは病んだように
なっていたではないですか。私は覚えています。

しかし1990年の湾岸戦争あたりから、
「強いアメリカ」が蘇っていました。
サダム・フセインを捕まえて処刑しました。
ビン・ラディンを暗殺しました。
自信を取り戻したかに見えたアメリカ。
しかし、アフガンではうまくいっていません。
ハッキリ言って、ベトナムの二の舞ですね。
規模はかなり小さかったのですが。

実は、イラクでもうまくいっていません。
そのうち撤退するでしょうね。
本心は早く撤退したくて仕方がないのですが
イラクには油田がありますからね。
それに隣国はクウェートです。
そのまた隣はサウジアラビア。友好国。

今のアメリカの天敵はイランにタリバン。
タリバンはアフガンの首都カブールを落したら
世界に向かってアメリカへの勝利宣言を
宣言するはずです。実際に勝ったのですから。

中国はタリバンと交渉を持っています。
先日、王毅外相が堂々とタリバン代表と
会見したことを発表しています。
アメリカ的に言えば、タリバンはテロ集団です。

カブールが陥落したら、中国はどんな
コメントを出すかが見ものです。
アメリカをカリカリさせるようなことを
言うのではないでしょうか。何といっても
中国にとってはザマーな出来事ですから。

さて、アフガン後の世界はどうなるのか?
ムスリムの過激派たちは勝利を祝って
勢いづくかもしれません。あのアメリカを
追い出すことに成功したのですから。

ただ、今回のアメリカはサイゴンの時ほど
精神的なダメージを受けないかもしれませんね。
アフガン戦争で亡くなったアメリカ人は
わずか2300人ほどです。少ない犠牲で済みました。
ベトナムの時には約5万人。一桁違います。
しかし、負けたことには変わりありません。

本日の動画 ↓

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(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

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ただし、順番におうかがいしますので、
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混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
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2021/8/13 21:57 Comments (0)

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