大阪のマンション市場は結局、バブルに踊らなかった

今、資産価値レポートの大阪2タイトルを更新作業中。
大阪も都心部はすこーし動いていたのですが
ここにきてフリーズ状態になりましたね。
価格が上がったのも大きな原因でしょう。

大阪は長らく東京都心のバブルの影響を
軽微にしか受けていなかったのですが、
ここ2年ほど如実に価格を上げてきました。
それでも春先まではまあちょろちょろと
動いていた感じがしたのですが、止まりました。

大阪人というのはいたって現実的かつ
合理的に考えるタイプが多いので、
東京人のように軽やかに踊ってくれません。
だから、今後はかなり苦しむでしょうね。
本町周辺はタワマンの墓場になります。

まあ、あと半年くらいいは我慢するでしょう。
しかし、建物が竣工し始めると我慢しきれ
なくなって、値引きでしょうね。
あるいは、テキトーに処分して賃貸に。
バブルの終焉期にはよく見られる傾向。

もしかしたら、この局地バブルの終わりは
「大阪発」になるかもしれませんね。
すでに首都圏も近畿圏も、郊外はズタズタ。
このあとはしばらく敗戦処理でしょう。

都心の高額物件も動きが鈍くなっています。
さすがに坪単価が1000万円を超えたり、
2億や3億というグロスになると、買える人は
うんと限られています。しかも連中は賢い。

湾岸のタワマンを喜んで買うタイプは
思考が単線系で価値観も狭い範囲に収斂。
ちょっと煽れば軽やかに踊りだします。
ところが1億を超えるようになると、
それなりに思慮がある人が多いような感じ。

今回の湾岸エリアを中心とした
中古マンションブームは主に1億未満。
そろそろ終わりが見えてきた感じですね。
ひと通り終わってしまえば、あとは
長い凪の海が続きそうな気がします。

大阪のマンション業界は、これから苦しそう。
実は京都の新築マンション市場もここ1年、
東京資本がまたぞろ調子こいで参入。
本当に懲りない連中ですね。案の定、
各地で苦戦を強いられています。バカですね。

京都というのは特殊な市場です。
しかし、東京はまだしも大阪の連中まで
そこを甘く見て「京都で開発を」とやってくる。
どこの物件でも名前に「京都」と入っていて
私のような元京都人にも笑えますがな。
まあ、また痛い目にあってもらいましょう。

本日の動画 ↓

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(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

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ただし、順番におうかがいしますので、
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混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
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2021/8/14 20:52 Comments (0)

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