マンションの価格が高止まりしています。
コロナ特需は一巡したようですが、
下がり始める気配はほとんどありません。
しかし、そろそろ売り物が多くなってきています。
マンションの価格が下がるのは今まで
・景気が悪くなって売れなくなる
・金利が高くなって買いにくくなる
の2つの理由しかありませんでした。
日本のマンション市場が長い間
そういう構造だったからです。
しかし、そろそろ3つ目の理由が登場しても
良さそうな気がしますね。それは
・売り物は多いのに買い手が少ない
いわゆる需給の緩みです。
実のところ、日本のマンション市場は
ここ10年以上もそういう状況になっています。
しかし、その需給の緩みが価格に
反映されなかっただけだと思います。
その理由の第一は、
・売り手が焦って売り急いでいない
からだと私は考えています。
私が売却をお手伝いするケースも
ほとんどが売り急がないお客さんです。
売り手に急ぐ人が多いと価格が
崩れやすくなりますね。当然です。
どうやら今後、そうなりそうな気がします。
その理由はカンタン。任売物件の増加です。
何らかの理由で住宅ローンが返せなくなり、
担保物件を売却することで精算せざるを
得なくなるのが任意売却です。
その理由で売り出されるのが任売物件。
日本経済は本来、不況になっています。
GDPの変化は明らかに日本が不況で
あることを示しています。
何といっても、ほとんど成長していません。
昨年なんか、マイナス4.8%でした。
それでも不況感がほとんどないのは
失業率が2.8%と完全雇用状態だから。
しかし、雇用調整助成金という延命策が
途切れれば失業者は一気に増えます。
例えば、岸田さんが総裁になると、
彼の経済政策はおそらく財務省の言いなり。
財務省は緊縮財政を進めるでしょう。
バラまきはしません。する多分、
雇用調整助成金は12月末で打ち切り。
そうなれば、任売物件が一気に増える
可能性が出てきますね。コロナが収束すると、
景気は逆に悪化するという皮肉な展開に。
中古市場で売り物が増えれば、
それはまさしく下落圧力となるのです。
あと、中国経済は破滅寸前ですよ。
あの国全体で1京3千億兆円の負債があるとか。
GDPの10倍近い負債をどうするのでしょうね。
経済成長が止まることで、その負債の
負担がずしーんと響いてくるのです。
日本は「失われた20年」とか30年でした。
あの国も5年くらいは苦境に喘ぐかもしれません。
その間、共産党独裁が終わる可能性も。
まあ、それは私の希望的「仮説」ですが。
本日の動画 ↓
当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。
この相談会を開催して約6年。
すでに十数物件、総額10億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。
開催日時:10月23日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(8月)には待ち時間は発生していません。
次回も同じようになるかどうかは分りません。
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