人間というのは基本、見たい現実しか見ません。
「不都合な真実」は無意識に見ないようにします。
とんでもない大不況がやってくる、というのは
誰もが予想したくない現実です。だって嫌でしょ。
中国の恒大集団は、どうやら救済されません。
今後の焦点は、どういうやり方で整理されるか。
それと、それに続く会社は出てくるのか。
次から次へと倒産する不動産会社が出てくれば
中国経済が一気におかしくなってしまいます。
中国は今や世界で第二位の経済大国ですね。
そこがおかしくなるわけですから、
他に国に対して悪影響がないわけありません。
しかし、多くの人はなるべくそれを小さく
評価しようとします。まあ、気持ちは分かりますが。
様々なサイトを巡ると、それがよく見えます。
証券会社系のアナリストたちは一様に言います。
「影響は限定的であり、大したことがない」
まあ、そう思いたいのでしょう。証券会社はね。
しかし、物事は最悪の展開も考えてみるべきですね。
ここのところ、中国の政策はちょっと変です。
学習塾や家庭教師派遣を一切禁止しました。
小学校の低学年では、宿題出すのを禁止。
なんで共産党がそこまで口を出すのでしょう。
アリババを創ったジャック・マー氏は昨年から
表に出てこなくなりました。生きているのかしら。
100%外資が認められたテスラは追い出されそうです。
なぜか石炭が足りなくなって電力不足。
どう考えても無理筋のTPPへの加盟申請。
共産党員には「3人目の子どもを作れ」と。
習近平君に権力が集中しているのは分かるけど
端々で齟齬が生じているとしか思えないですね。
いったいあの国はどうなっているのでしょうか?
ひょっとして、これから社会は不安定化する?
中国経済のバブルがいつかは弾けることが
前から分かっていました。2016年頃からは、
無理に無理を重ねているような感じですね。
バブルはどんどん膨らんでいきました。
上海や北京ではマンションの価格が年収の50倍。
そんなことがいつまでも続くはずありませんよ。
しかし、日本や世界の多くの人にとってそれは
「見たくない現実」であったかもしれませんね。
東京の不動産も局地的にバブルになっています。
港区で年収の40倍、世田谷区や晴海で30倍、
江東区の湾岸でも20倍は超えている感じです。
まあ、あり得ないけど、これが現実です。
中国には恒大みたいな「灰色のサイ」が
500頭くらいいそうな感じです。
暴れだしたのはまだ数頭。しかし、今後は
これがどんどん増えてくると思われます。
さて「見たくない現実」は現実になるでしょうか。
本日の動画 ↓
当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。
この相談会を開催して約6年。
すでに十数物件、総額10億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。
開催日時:10月23日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(8月)には待ち時間は発生していません。
次回も同じようになるかどうかは分りません。
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