タワマンが災害に弱いという不都合な真実

昨日の地震で５万基以上のエレベータが止まったそうな。
タワマンの住民にとっては、とりわけ災難でした。
でもまあ、その程度で済んだからよかったでしょ。
停電とかしていたら、それは大変ですから。

タワマンが災害に弱い、という不都合な真実は
２年前の台風１９号の頃から知られ始めました。
しかし、今でも「タワマン大好き」みたいな
ノー天気族は世間の多数派ではないかと思います。

先日、あるメディアの方と打ち合わせをしていたら、
世の中はアンチタワマン派が多数になっていると
誤解されていました。確かに、タワマンに否定的な
人々はインテリを中心に広がっては来ています。

しかし、この世の中で自分のアタマでモノが
考えられる人々はかなりの少数派です。
である限り、タワマンの表層的な魅力に
惑わされる人の方が、数では多いはず。
現に、新築タワマンの人気は衰えていません。

しかし、東京の直下型地震は怖いですね。
地震自体も嫌ですが、津波が来るとか来ないとか。
銀座あたりまで波で洗われるとなると大変。
その手前の勝どきとか月島はどーなるのですか？

タワマンは丈夫に作られているので地震によって
建物が大きく損壊することはありません。
しかし、タワマンは災害にすこぶる脆弱な住まい。
電気が来なくなっただけでエレベーターも
トイレも使えなくなります。鉄筋コンクリートで
できている箱になってしまうのです。

例えば、東京湾に３メートルの津波が来たら、
月島や勝どきにも地面から１メートルくらいは
海水に浸かってしまうのではないですか。
そうすると、タワマンの電気室はほぼ浸水。
２年前の武蔵小杉ウンコタワマンと同じ状態。

あれはただの１棟だけでした。売主企業である
Ｍ不動産が復旧に全力で協力。損害補償も
グループ会社の損保から半ば強制補填させたとか。
しかし、津波で何十棟ものタワマンがまとめて
損害を被ると、そんなわけにはいきませんね。
さてさて、どうなることやら。

東京が直下型地震に襲われるとどうなるのか？
あまり考えたくありませんね。これ以上考えません。
まあ、私風情が考えても仕方のないことです。
なので、これくらいにしておきましょう。

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本日の動画　↓

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2021/10/8 20:49 Comments (0)

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