今日は現地調査に行ってきました。
港区、渋谷区、杉並区、豊島区、北区、
そして文京区でおしまい。13か所です。
こんな調子で、もう13年も東京の街を
走り回っています。知らないところないくらい。
行きたくないなー、と思うのは世田谷区と
新宿区でしょうか。その理由は、道が狭いから。
そんな狭い道の奥にオープンハウスDの
マンションが建築中だったりします。
よくあんなところを見つけてくるよなー、
と思いながら現地調査をしています。
対抗はモリモトでしょうかね。
城西・城南地区でコンスタントにやっています。
よく土地の仕入れができるものです。
最近、住友不動産の新規物件が減りました。
社の方針が変わったのでしょうかね。
3,4年前は「ここでまたこれを買ったのか」
というような物件が次から次へと出てきました。
野村不動産も最近スマートな物件を
あまり見かけなくなりましたね。
10年位前は「よくこれが買えたな」という
物件を見かけることが多かったのが野村。
最近はもっさりした物件が目立ち過ぎ。
日吉なんてのはその典型。かなり無理筋。
私はマンション業界の周縁で生き始めて
もう35年になります。パンフレットのコピーを
書いただけで1000物件はあったと思います。
今の「榊淳司」として資産価値レポートを
作り始めてから、取り上げた物件は
1万近くになるのではないかと思います。
まあ、マンションなんてすっかり飽きています(笑)。
何回もテレビでご一緒している超有名な
コメンテイターさんはマンションのことを
「鉄筋コンクリートの箱じゃないか」と
私の前で毎回おっしゃっています。その通り!
マンションというのは、基本は醜悪なものです。
なぜなら、時間と共に必ず朽ち果てます。
それもかなり醜い姿になってしまうでしょうね。
その理由は「鉄筋コンクリート」です。
鉄は必ず錆びます。だから建物が朽ちるのです。
アテネにはパルテノン神殿が残っていますね。
あれは都市国家アテネの最盛期の頃の建造物。
アテナイの女神に捧げるために造られたとか。
今は半分以上崩れていますが、未だに崇高な
雰囲気を漂わせていますね。私も今から35年ほど前に
現地を見たことがあります。印象深いところ。
今、この国でウジャウジャと湧いてくる蛆虫の
ように造られているマンションはどれひとつとして
決してあのようなモノにはなり得ません。
すべてのマンションは取り壊されるか、
朽ち果てて廃墟になる運命なのです。
鉄筋コンクリートは、どう永らえても200年。
普通は50年から100年で寿命を迎えます。
かなり効率の悪い建築構造だといえますね。
欧米では築100年くらいの木造建築はザラ。
鉄筋コンクリートは一見木造よりも丈夫ですが、
高層建築になると耐久性は木造戸建てに劣ります。
特にタワーマンションというのはかなり厄介な存在。
100年後には今生きている人はほぼ全員死んでいます。
ただ、その頃にこの国の建築の専門家は
「我がご先祖様たちはなんて厄介なもの
我々にを残してくれたのか」と嘆いているはず。
なぜなら、朽ち果てたタワマンの始末に困っているから。
特に東京の湾岸エリアなんてタワマンの墓場でしょう。
朽ち果てたタワマンが並び立っている、
「アキラ」みたいな情景ではないでしょうか。
これはしっかりと予測できる未来なのです。
なのに今の人々はあんなに安っぽい建造物に
ありがたがって大金を払ってお住まいになっています。
きっと未来の私たちの子孫は、ああいう生活を
「頽廃」というワードで分類するのではないでしょうか。
本日の動画 ↓
当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。
この相談会を開催して約6年。
すでに十数物件、総額10億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。
開催日時:12月4日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(10月)には待ち時間が多少発生しました。
次回も同じようになるかどうかは分りません。
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