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タワマンについては、誰も本当のことを言わない。
しかし、頭のいい人や何代も前から富裕層であった真の東京人は、
自分が住むためにタワマンを買うことはない。
あの醜悪で不健康な住形態を喜ぶのは、
タワマンの真実を知らない人々だけである。
最近、ネット空間にはタワーマンションを否定的に捉える記事が多くなってきた。
私は13年ほど前から自身のブログや、ネットメディアに提供する執筆記事、取材を受けた際のコメント、世に問うた13冊の拙著の中で、タワマンというものが人間に幸福をもたらしにくい住形態であることを訴えてきた。
13年前には、私と同じような視点で情報を発信している例はほとんどなかった。少なくとも私のように名前も顔も晒して、タワマンに対して否定的な言辞を露わにしているご仁はお見掛けしなかった。
ところがどうであろう、この4、5年前あたりから「まるで自分が書いたみたい」と思えるような記事が現れるようになった。そして今では、ネット空間には一定割合の「タワマン否定派」が存在していることが、ハッキリと確認できるようになった。
私がこれを言い始めた頃と比べると、隔世の感がある。
なぜ、こうまで「タワマン否定派」が増えたのか?
その理由はわりあいはっきりしている。つまり、タワマンには否定されるべき理由がしっかりあるからだ。あるいは、多くの人から嫌われる理由も明確にある。それがここ数年で次第に認知されるようになったのだ。
そもそもタワマンのような住形態を喜ぶ傾向は、日本や韓国・北朝鮮、そして中国などの東アジア圏で顕著である。ヨーロッパでは真逆である。
例えば、イギリスのチャールズ皇太子は超高層建築が大嫌いである。そのことを世間に表明することを憚らない。そして、多くのイギリス人はそんな皇太子の言動に眉を顰めることこともない。つまり、大方のイギリス人は皇太子の考えに同調しているのだ。
2017年6月に、ロンドン西部ある「グレンフェル・タワー」という、日本で言えばタワマンに当たる集合住宅で火災が発生した。この火事の死者は70人を数えたという。
この時、日本ではテレビの情報番組などでかなり報道された。その視点は「日本でもああいうことが起こり得るのか」というのが多かった。
しかし、多くの人が見逃したことがある。
それは、あのタワマンはイギリスでは低所得者用の住宅である、という点だ。
私は2019年の6月に「限界のタワーマンション(集英社新書)」という拙著で、タワマンを巡る様々な問題点について指摘した。
少なくとも高い教育を受けていたり、良家に生まれ育ったようなヨーロッパ人は、高層住宅には住みたがらない。それは「限界のタワーマンション」を著した時に、小規模ながらもヨーロッパ人たちにアンケート調査をした結果でも確認できている。
ヨーロッパ人に限らず、アメリカ人も基本的にはタワマン的な住形態がお好みではない。ああいった住まいを好むのは、アメリカ人の中でもトランプ前大統領のようなタイプなのである。
拙著でも示したが、日本でもタワマンに好んで住むのは「ニューカマーのプチ成功者」タイプである。
つまり、大学進学時が就職で東京にやってきて、そこそこの所得にまで達した人々。彼らがプチ成功した証としてタワマンに住みたがるのである。その傾向は、特に湾岸埋め立てエリアに立地するタワマンで顕著にみられる。
どういうワケか何代も前から東京で暮らし、ある程度のステイタスを築いているような人はタワマンを好まない。いわゆる日本のエスタブリッシュメントたちである。彼らは、湾岸エリアのタワマンなど「人が住むところではない」という感覚さえ抱いている。
実際、私がお会いした何人もの富裕層は、そういった価値観を語っていた。
なぜ、タワマンはかくも知性や教養ある人間、あるいは伝統的な東京の富裕層に嫌われるのか。私なりの考えを「10の理由」というカタチで以下にまとめてみた。
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