マンションは日本人を幸せにした後、とんでもないお荷物に?

最近ツラツラ思うことがあります。それは、
百年後には今のような鉄筋コンクリート造の
マンションは作っていないだろうな、ということ。
なぜなら、ひどく効率が悪いからです。

鉄筋コンクリートは、普通にもって100年でしょうね。
ものすごくがんばっても200年が限界でしょう。
その後はただ朽ち果てるか、そうでもなければ
人間の手で取り壊すしかありません。

元々丈夫にできていますから、壊すのは大変。
ましてやタワマンなんてどうするのでしょうね。
ただでさえ醜悪なのに、廃墟化したら
それこそ街並みの中のお化けになりますよ。

取り壊す費用だって大変。普通のマンションで
戸当たり数百万円はかかります。
タワマンなら1千万円近くかかるかもしれません。
それを払うのは、今の法規では区分所有者。
まあ、できないでしょうけどね。

だから、今のような鉄筋コンクリート造の
マンションを建造するのは法律で禁止されるかも。
その理由はマンションはひどく反社会的な建造物
である、と位置付けられるからかもしれません。

100年後に鉄筋コンクリート造に代わる、
新しい工法が確立されている、と仮定した場合です。
若しくは、今のRC工法が進化して、
中の鉄筋が酸化しない画期的なやり方が
開発されているかもしれませんね。

もし、そんな新工法が開発された場合、
旧工法(今のRC)で建造されたマンションは
ことごとく「旧工法物件」となってしまいます。
現在の「旧耐震」か、それ以下の扱いでしょう。
もちろん、「旧工法」のマンションは
資産価値が急落します。場合によってはマイナスに。

「また榊がヨタ噺を書いている」
そう思う人もいるでしょう。その通りかも(笑)。
しかし、100年の年月はそれくらいの
技術革新を生むには十分ではないでしょうか。
何よりも、この反社会的なRCという工法を
やめないと、日本はそこらじゅう廃墟だらけですよ。
特に、あんなにたくさん作ったタワマンはどうするの?

もちろん、廃墟化するまでには何十年もかかるので
その頃には今の住民はみんなあっち側に逝っているはず。
売主だった会社も消えてなくなっているかも。
つまり、だーれも責任が取れない状態かも。
それでも、誰かが取り壊さねばならないのです。

中長期で見れば、マンションというのは
ことほどさように厄介な社会のお荷物予備軍です。
しかし、そんなことに気が付いている人は皆無。
ネットを見ていると、「どこどこのマンションがいい」
的なおバカの言動ばかりが目につきます。

まあ、そもそもマンションを美化する時点で
自分のアタマで物事を考える能力がないことを
世間に晒しているようなもの。
お隣さんが「ハングルは世界一機能的な文字」
なーんてほざいている構図とよく似ていますね。

マンションという住形態は一時的に
日本人を幸せにしました。しかし、中長期で見ると
この国にトンデモナイお荷物をしょい込ました
のではないかと思い始めています。

本日の動画 ↓

2021年12月4日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約6年。
すでに十数物件、総額10億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:12月4日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(10月)には待ち時間が多少発生しました。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2021/11/29 15:56 Comments (0)

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