2022年はバブル最後の年になるかも

とある新聞社が「2022年のマンション市場はどうなる、
みたいな特集を組むとかで、取材を受けました。
私の他にも「専門家」が何人も登場するとか。
まあ、面子はだいたい想像つきますけどね(笑)。

私の場合、他人様が何をおっしゃるのかは気にしません。
そんなん、基本的にどーでもいいことです。
自分と考えが違っている方がありがたいですね。
だって、誰かと同じことを言うのはつまらないでしょ。
ただ、どーしても似てしまうことはあるものです。

今年のマンション市場はバブル最後の年になるかも
しれない、と思い始めています。理由はアメリカと中国。
アメリカの株価は、ほぼバブルですね。上がり過ぎ。
どこかでガツンと調整がありそうな感じです。
金融引締めもしっかりとスケージュール化されています。

中国の不動産バブルは分かりやすく崩壊中です。
あの国のGDPの3から4割は不動産関連です。
そこが2割や3割の減速では済まない感じですね。
だから、あの国はほぼ確実にマイナス成長です。

中国経済がこけると、世界経済も不調になります。
資源価格なんて、年央には真っ逆さまだったりして。
そうなると、日本経済も当然巻き込まれます。
困ったことに、あまり打つ手はありません。
金利を下げる、なんてこともできませんから。

日本の株価も下がるでしょうね。
ただ、今の日本株はさほど割高ではありません。
しかし2022年には業績を悪化させる企業が続出。
特に中国へモノを売っていた系は大変かも。
モノを買う系も、混乱で入荷が不安定化するかも。

そのあたり、様子が見えてくるのが春先。
北京五輪がどう始まってどう終わるかが見もの。
まあ、混乱なく終わりそうな気もしますが、
東京五輪ほど「何もなく」とはいかんでしょうね。

ウクライナはいかにもロシアが行きそうな感じ。
ロシアは失うものが少ないですからね。
それに、近ごろのプーチンには焦りが見えます。
ここまで来れば、やっちゃうでしょう、さすがに。

つまり、世界経済には山のように不安定要素があります。
去年の今頃とは大違いです。そのことを
多くの日本人は分かっていませんね。
日本国内だけ見ていると、マンションはまだ値上がりする
可能性を秘めています。多分、来年の夏ごろまでは。

しかし、「地球を俯瞰」するとそうでもなし。
今年は世界史に刻まれる出来事が多そうです。
日本のマンション市場なんてのは、よほどのことが
ない限り世界史には何の関係もありませんが。

本日の動画 ↓

2022年2月5日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約6年。
すでに十数物件、総額10億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:2月5日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(12月)には待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2022/1/14 21:59 Comments (0)

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