早稲田大学エクステンションセンターというところで
講座を持たせていただいて、もう6年くらいになるでしょうか。
春と秋に1回ずつ、最近では1日の短期集中で開講。
90分を3回、1日でやってしまいます。ややヘビー。
次回は6月18日の土曜日です。今回のテーマは
「やがて始まる価格下落期を見据えたマンションの売り方と買い方」
今年は2013年から始まった不動産局地バブルの
最後の年になりそうですね。6月にはどうなっているか・・
アメリカはすっかりインフレになって金利が上がります。
ヨーロッパも今年の後半には金利を上げそうな雰囲気。
ただ、日本だけは日銀の黒田総裁が意固地になっています。
この9年間の失敗を認めたくないばかりに、
低金利政策を頑なにまで守ろうとしています。あーあ。
しかし、あのオッサンの人気も来年の4月までです。
その後は多少なりとも金利を上げるでしょうね。
新しい総裁が誰になるかはよー分かりませんが。
こんな低金利を続けると、日本がますます貧しくなります。
都心の不動産価格も、約10年続いた価格上昇を終了。
金利の上昇とともに下落に入るのは確実です。
それは、今年の後半からでも始まりそうな予感があります。
そんなことを6月の講義ではお話するつもりです。
もちろん、まだレジュメは書いていませんが。
最近、コロナの影響でしょうか講演の依頼が消滅。
人前で何かをお話するのはこの早稲田での講義くらい。
まあ、毎日のようにユーチューブの動画は撮っていますが。
なので、ちっともお休みしている気はしません。
マンションの価格は、今も騰がり続けています。
まあ、都心エリアに限ってのお話ではあります。
郊外や地方に行くと、それこそ死屍累々。
建物が完成して1年以上も販売が続く物件がザラ。
金利が安いので売主の負担はさほどでもありませんが、
販売現場の倦怠感は相当なものがありそうです。
待てど暮らせど客が来ないと、現場の空気は淀みます。
そのあたり、大手の売主企業は理解しませんね。
テレワーク用の住み替えやコロナ対策の政府支援など
不動産業界に降って沸いた「特需」はもう終わります。
というか、すでに2021年で実質終わったでしょう。
今市場に漂っているのは、その残り香ではありませんか。
このあとはちょっと難しい時期になりそうです。
市場が下落期に入るのはほぼ確実ですが、
それがいつで、どのレベルなのかは予測不能。
世界経済との関係もあります。世界的な金利上昇。
そして中国の成長がマイナスに陥ることも確実。
日本の金利が上がれば、ドル円相場はどうなるのか?
韓国は国家的なデフォルトに向かってヒタヒタと
進んでいる気配があります。今度こそ、行きそうな・・
そんな中でのマンションの売買、難しいですね。
これから講義の日まで、あれやこれやと考えます。
早稲田大学エクステンションセンター 6月18日(土)開講
やがて始まる価格下落期を見据えたマンションの売り方と買い方
本日の動画 ↓
当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。
この相談会を開催して約6年。
すでに十数物件、総額10億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。
開催日時:3月12日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(2月)には多少の待ち時間が発生しました。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
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