150年ほど前、働いている日本人の9割くらいは農民でした。
現在、働いている日本人の9割は給与所得者でしょう
いわゆる「サラリーマン」というやつです。
日本人の平均的な生き方が「サラリーマン」です。
この歳になると、なにかと相談を受けることが多くなります。
大半は「会社を辞めたい」とか「会社をクビなった」。
ええことやん、と思いますよ。辞めたらええねん。ヤメヤメ。
私にはサラリーマンを続ける意味がよく分かりません。
あれは、どう考えても必要悪です。とりあえず、
しょーがないから選ぶ収入の方途に過ぎません。
しかし、大半の人にはその手段が目的化しています。
サラリーマンとして定年まで過ごすのが幸福を得る
もっともまっとうな手段だと思いこんでいるのです。
アホかいな、というのが私の正直な気持ちです。
公務員になって、「これで我慢して一生過ごす」と
達観したのなら、それも結構。親方日の丸は安泰です。
しかし、民間企業で定年まで安穏と過ごせるところなど、
今の時代は皆無と言っていいでしょう。なぜそれが分からん。
もう10年以上も前の話、親戚の子から就職相談を受けました。
その子はまあまあの私立大学に在籍していて、
地方銀行と準メガバンク、そして準公共の業種団体の
内定を得て迷っていたのです。「おっちゃん、どこがええ?」
私は「勝負するなら準メガ、安穏とするなら業種団体」と
レクチャーしました。「日本からその業種はなくならん」と。
結局、彼は安穏とした道を選びました。まあ正解でしょう。
今はどうしているかは知りません。あとは彼の人生。
私から言わせれば、サラリーマンはくだらん人生ですよ。
自分で自分の仕事を何も決められませんから。
しかし、それをサラリーマンに言うと、概ね激怒されます。
まあ、痛いところを突かれているのでしょうね。
人間は自由に生きるのが一番です。
サラリーマンは基本的に自由ではありません。一種の奴隷。
しかし、彼らはそれを認めたがりません。まあそうでしょう。
「一人ではできない大きな仕事ができる」なんて言います。
その代わりに、「自由」という多大な犠牲を払っています。
さらに「大きな仕事」ができるのは、ほんのひと握り。
私は過去にのべ4年半ほどのサラリーマン経験があります。
その頃の印象を一言でいえば「しょーもな」ですね。
アホな上司に仕えて、カンタンな仕事を大仰にやっていました。
客のいうことはご無理ごもっとも。組織が大事・・・
アホらしいけれども、そうしていると平和な日々です。
自由業から見ると、サラリーマンは一種の奴隷です。
そのことを大半の「奴隷」たちは気づいていません。
まあ、それはそれでいいのでしょう。
150年前の農民たちも、言ってみれば一種の奴隷ですから
早稲田大学エクステンションセンター 6月18日(土)開講
やがて始まる価格下落期を見据えたマンションの売り方と買い方
本日の動画 ↓
当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。
この相談会を開催して約6年。
すでに十数物件、総額10億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。
開催日時:3月12日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(2月)には多少の待ち時間が発生しました。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
No comments yet.
RSS feed for comments on this post.